川崎市立看護大学の学校推薦型選抜(公募推薦)では、看護学部看護学科を対象に個人面接を行います。看護への関心に加えて、川崎市で看護職として働きたい理由も、自分の経験から具体的に考えておきましょう。
「看護師になりたい」という希望を、本人が学び、人と関わってきた経験から説明することが大切です。 活動や資格の名称だけで終わらず、その経験から何に気付き、大学で何を深めたいのかを整理してください。
以下は口頭練習用の架空の質問・回答例です。実際の過去問や合格者の回答ではありません。公式の選抜内容と、独自の練習方法を分けて紹介します。
2027年度の公募推薦|個人面接は段階評価
面接・小論文・書類選考による総合判定
2027年度学生募集要項では、公募推薦は個人面接、小論文、調査書による書類選考で総合的に選抜するとしています。小論文と個人面接、書類選考はそれぞれ段階評価です。面接を独自に100点満点等へ換算して考える必要はありません。
小論文は800字・80分、個人面接の詳細は当日案内となっています。試験日は2026年11月21日です。面接の所要時間や質問内容を、過年度の情報だけで決めつけないようにしましょう。
川崎市で看護職として働く意思を確認
出願には、神奈川県・東京都の高校や川崎市の住所等に関する地域条件、全体の評定平均3.8以上、合格時の入学確約、卒業後に川崎市内で看護職として就職する意思等の条件があります。自分が該当する条件を、要項で確認してください。
出願に使う大学指定の書式は、学生募集要項に綴じ込まれています。ウェブ上の参考様式だけで手続きを済ませようとせず、大学の資料請求案内も確認しましょう。
看護への関心を、生活・環境・地域から説明する
本人のきっかけと、実際に調べたことをつなぐ
家族の経験や学校生活等をきっかけに看護へ関心を持った場合も、その後に自分が何を学び、調べたかを整理しましょう。感謝や憧れの気持ちに加えて、看護を大学で学ぶ必要を感じた点まで考えることが大切です。
大学の入学者受入方針では、看護を学ぶ基礎学力、命の尊厳や人の権利への理解、主体性、多様な考え方の尊重、地域社会に貢献する意欲等を挙げています。
川崎市の課題を、公的資料と自分の経験で考える
川崎市で働きたい理由を考える際には、大学名や地域への好印象だけでなく、健康や生活に関する公的資料を読んでみましょう。自分が関わった活動と資料の内容を比べることで、関心を深められます。
大学の教育課程編成方針でも、川崎市の保健・医療・福祉・生活に関する統計情報や、地域の社会資源の活用を挙げています。ただし、高校で調べた範囲だけで、地域全体や住民の希望を断定しないようにしてください。
資格・探究・協働経験を面接で伝える準備
学習実績は、理解が変わった点を話す
理科検定の生物・化学分野、英語資格、統計の学習等に取り組んだ経験があれば、学んだ知識をどう使い、どの疑問が残ったかを振り返れます。これらは独自の練習例であり、大学が一律に求める必須資格や加点対象ではありません。
探究発表やコンテストの経験も、テーマ、本人の役割、工夫、結果を整理しましょう。チームの成果と自分の担当を区別し、行っていないことを実績として話さないでください。
相手の立場を尊重し、個人情報を守る
相手の困り事を決めつけず、何を大切にしているかをどう確かめたのか説明しましょう。 支援した内容の大きさだけでなく、話を聞いて自分の考えを変えた経験も題材になります。
相手の病歴や家庭事情等、個人が特定される情報を詳しく話す必要はありません。本人の行動と学びを中心にし、高校での観察を診断・治療等の専門的な判断と混同しないようにしてください。
公募推薦に向けた想定質問と回答例
質問1|なぜ川崎市立看護大学で学びたいのですか
…(本人のきっかけ)…から、人の健康と生活に関心を持ちました。…を調べる中で、病気だけでなく、生活や地域も理解する必要があると感じました。
貴学の…という学習内容を確認し、…を学びたいと考えています。高校での経験だけでは…を十分に理解できていないため、専門的に学ぶ必要を感じています。
質問2|卒業後、川崎市でどのように看護に関わりたいですか
…(本人の地域との関わり・調査)…を通じて、川崎市の…に関心を持ちました。…の公的資料を読み、…という点をさらに調べたいと考えています。
卒業後は川崎市内で看護職として働き、…に関わりたいです。そのために、大学で看護の基礎と…を学び、地域の人の生活を理解する力を身に付けたいです。
質問3|資格や教科学習で、何を学びましたか
…(本人の生物・化学・英語等の学習)…で、…の仕組みを理解できるようになりました。…について調べる際に、その知識を使いました。
一方で、知識を覚えることと、人の状態に合った判断をすることは同じではないと気付きました。大学で根拠を確かめながら学び、理解を深めたいです。
質問4|意見の異なる人と、どう協力しましたか
…(本人の学校・地域活動)…では、…について意見が分かれました。私は…を担当し、相手が重視している条件を聞きました。
…という違いが分かり、…を相談して修正しました。自分の案を通すことだけでなく、相手の考えを理解して協力することの大切さを学びました。
質問5|活動でうまくいかなかった経験から、何を学びましたか
…(本人の活動)…では、当初の…という方法では…がうまくいきませんでした。…を確認し、…を変えて試しました。
…は改善できましたが、…には課題が残っています。分からない点をそのままにせず、周囲に相談し、根拠を確かめて学ぶ姿勢を大切にしたいです。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスの面接対策|経験と志望理由を整理する
看護を学ぶ理由、川崎市で働く意思、本人の実績がつながっているかを確認しましょう。 回答例を暗記するより、自分が実際に行ったことを基に、追加質問にも説明できるよう準備してください。
小論文の練習では、資料の内容と自分の意見を分け、根拠を示して文章をまとめましょう。同じ内容を口頭でも説明する練習は、考えが曖昧な部分に気付くためにも役立ちます。
スキルパスでは、資格・探究・制作の実績づくりから、志望理由書と面接の準備まで一貫して支援しています。本人の経験を整理し、大学で学びたい理由を具体的に説明する練習を進めます。
2026年10月23日時点の大学公式情報を基に作成。最新の募集要項と受験者への通知を確認してください。


