神戸大学の面接対策は、「志」特別選抜、共通テストを課す総合型選抜、公募の学校推薦型選抜に分けて考える必要があります。さらに、同じ学部でも専攻・コースによって発表、口頭試問、実習の内容が異なります。

活動の実績を紹介するだけでなく、その内容や考え方を自分の言葉で説明しましょう。 課題を読んで考える試験や、当日の答案・実験について答える試験もあります。

以下は2027年度の公式情報に基づく準備の考え方と、架空の口頭練習用の質問・回答です。実際の過去問や合格者の回答ではありません。省略部分は本人の経験に置き換えてください。

「志」特別選抜の学部・専攻別対策

「志」特別選抜は共通テストを課さない総合型選抜です。第1次選抜では書類、模擬講義・レポート、総合問題などを課し、最終選抜の内容は学部・専攻ごとに異なります。

文学部・法学部|資料を読み、根拠を説明する

文学部の最終選抜は小論文と個人単位の面接・口頭試問です。提出書類を参考に、志望理由や入学後の計画、人文学に関わる内容について質疑応答を行います。読んだ本の感想だけでなく、どの記述から何を考えたかを説明する練習が役立ちます。

法学部の最終選抜は面接・口頭試問です。志望理由書や活動報告書に加え、時事問題などの短い文章を読んで答える試験があります。資料の主張と自分の意見を区別し、反対の立場も考えてみましょう。

国際人間科学部・環境共生学科|研究発表から振り返りまで

最終選抜の研究能力審査は、ポスタープレゼンテーション、総括レポート、個人単位の面接・口頭試問で構成されます。発表して終わりではなく、受けた質問や指摘を踏まえて研究を考え直す力も必要です。

ポスター審査では、10分程度の発表と10分程度の質疑応答を、審査委員を入れ替えて2〜3回行います。結果、根拠、確かめていないことを整理し、異なる質問にも対応できるようにしましょう。ポスターの寸法や要旨の提出条件は募集要項で確認してください。

医学部保健学科|4専攻の違い

看護学専攻は、当日に提示された保健・医療・福祉の課題について資料を作り、発表と質疑応答を行います。別に個人面接もあります。限られた時間で課題を読み、考えを整理する練習が必要です。

検査技術科学専攻も、当日に提示される医療の課題について発表し、別に個人面接を行います。医療・臨床検査への関心と、説明の根拠を整理しましょう。

理学療法学専攻は個人面接で、志望理由、入学後の計画、卒業研究などについて確認します。作業療法学専攻は模擬実習と個人面接です。課題に取り組む過程と、その後の説明も準備の対象になります。

システム情報学部|答案についても答えられる準備

最終選抜では、数学・物理学・システム情報学に関する総合問題と、個人単位の面接・口頭試問を課します。

口頭試問では、その総合問題の答案を参考に質疑応答を行います。完成したプログラムや受賞歴の紹介だけでなく、問題をどう考え、どの条件を使ったかを説明する練習が大切です。

農学部|6コースの試験を分けて確認

生産環境工学コースは、数学・物理学をはじめとする自然科学の基礎や、学びたい農学の内容を口頭で説明できるか確かめましょう。

食料環境経済学コースの口頭試問は、英語・数学・社会問題の基礎知識を踏まえた内容です。要項には英語での質疑応答は含まないとあります。応用植物学コースでは、生物学や農学について質疑応答を行います。

応用動物学コースは事前提示課題の発表と面接、応用生命化学コースは生命科学の実験と結果の考察、面接・口頭試問を課します。応用機能生物学コースは生命科学・環境科学に関する事前提示課題の発表と面接・口頭試問です。自分の研究紹介だけで全コースの対策ができるわけではありません。

海洋政策科学部|海事・海洋への関心を学びにつなげる

事前に提示される課題の発表と質疑応答、その後に提出書類を踏まえた面接・口頭試問を行います。志望領域への関心、活動、入学後の計画などを整理してください。

海技ライセンスコースを志望する場合は、船舶実習や資格に関する条件も確認しましょう。海が好きという思いから、何を学びたいのかを具体化することが大切です。

2027年度「志」特別選抜募集要項

共通テストを課す総合型選抜の対策

国際人間科学部・発達コミュニティ学科

アクティブライフ受験では、書類による第1次選抜後、学修計画書に基づく5分の発表と質疑応答、面接・口頭試問を行います。ウェルビーイングや健康、身体行動など、本人の関心を学びたい内容につなげましょう。

音楽受験、美術受験、身体表現受験では、第1次選抜に筆記・実技などがあり、最終選抜で面接・口頭試問を行います。作品や演奏・表現について、選んだ理由や工夫を説明する練習も必要です。

理学部・生物学科と惑星学科

書類による第1次選抜後、小論文と面接・口頭試問を行い、その後に共通テストの成績による最終選抜を行います。

生物学科は生物学、惑星学科は科学・自然などを題材にした小論文を課します。口頭試問では、志望理由書や小論文の内容、専門分野に関わる基礎を説明する準備が必要です。

医学部医学科

調査書、自己推薦書、志願者評価書、面接・口述試験、共通テストを総合して選抜します。生命科学・医学への関心、学習意欲、論理性、人間性などを多面的に評価します。

研究や医療への関心を、実際に調べたこと、考え直したことに分けて整理してください。活動経験を、医療行為の知識や能力があるかのように誇張しないことも大切です。

2027年度入学者選抜要項・総合型選抜

公募の学校推薦型選抜の面接対策

国際人間科学部グローバル文化学科は、書類と英語外部試験のスコアによる第1次選抜後、面接・口頭試問を行います。日本語・英語の志望理由書と活動報告書に書いた内容を、自分が理解しているか確認しましょう。共通テストの条件もあります。

医学部医学科の地域特別枠は、面接・口述試験などを通して、地域医療への関心や、医師不足地域などで医療を担う意欲・適性を確認します。将来の勤務などに関する要件も、自分の意思と照らして確認してください。

医学部保健学科作業療法学専攻は、書類審査後に面接・口頭試問を行い、その後、共通テストの成績によって最終合格者を決めます。「志」特別選抜の模擬実習と同じ試験だと考えないよう注意が必要です。

一方、経済学部と経営学部の公募推薦は、書類と共通テストによる選抜で、面接は記載されていません。架空の面接問題を準備するのではなく、対象方式の選抜方法を確かめましょう。

国際人間科学部・公募推薦の選抜方法

医学部医学科・公募推薦の面接

医学部保健学科作業療法学専攻・公募推薦

実績を使った想定質問と回答例

理科検定の物理・化学・生物の学習や、情報オリンピック予選Bランクへの到達、制作・探究は、本人の理解と試行錯誤を説明する題材になります。ただし、これらが全方式の出願要件や一律の加点対象になるわけではありません。

成果、本人の担当、考えた過程、まだ確かめられていないことを分けて説明してください。 資格名や結果の一覧を、志望理由の代わりにしないことが大切です。

質問1|なぜ神戸大学のその学部を志望するのですか

…(本人の学習・活動)…で、…に関心を持ちました。…を調べた結果、…という疑問が残りました。

貴学の…で…を学び、その問いを考え直したいです。現在は基礎となる…を復習しています。

質問2|その方法を選んだ理由は何ですか

…(本人の探究・制作)…では、…を確かめるために…を選びました。…という条件をそろえ、…と比較しました。

ただし、…の影響は十分に調べていません。次に…を確認したいです。

質問3|別の見方を示されたら、どう考えますか

…(練習用の指摘)…を踏まえると、私の説明では…が不足していました。…までは根拠がありますが、…と断定することはできません。

…の資料やデータを確認してから、結論を見直したいです。

環境共生学科の発表後の振り返りや、資料を読んで答える試験などに向けた練習です。

質問4|その答案や実験結果を説明してください

…(練習で解いた問題・行った実験)…では、…を根拠に…と考えました。…の部分は理解が十分でなく、説明できていません。

条件を整理し直すと、まず…を確認する必要があると思います。

分からない内容を、知っているように取り繕う必要はありません。

質問5|活動で意見が分かれたとき、どうしましたか

…(本人の共同活動)…で意見が分かれました。私は…を担当し、…を確かめてから話し合うことを提案しました。

…という結果になりましたが、…の意見を十分に聞けていなかった点は反省しています。

本番前に方式と受験年度を確認

発表の課題、持ち込める資料、口頭試問の対象を、志望する方式ごとに確認しましょう。 書類の内容と説明が一致しているかも確かめてください。

大学は「志」特別選抜を2028年度入試から停止すると案内しています。この記事が扱う2027年度と、その後の変更を混同しないよう注意が必要です。

「志」特別選抜と募集停止の公式案内

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
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スキルパスの面接対策は実績づくりから

スキルパスでは、資格・探究・制作の実績づくりから、出願書類と面接の準備まで一貫して支援しています。本人の活動と理解を確かめ、志望する学部・方式に合わせた発表や質疑応答を練習します。

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神戸大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

2026年10月22日時点の大学公式情報を基に作成。最新の募集要項と受験者への通知を確認してください。

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