宮崎大学の面接は、教育・工・農・医・地域資源創成の各学部で内容が異なります。発表や口頭試問の有無に加え、総合型Ⅰ・Ⅱ、公募推薦Ⅰ・Ⅱの違いを確認しましょう。
実績は、取り組んだ理由・本人の工夫・結果・残った課題まで説明することが大切です。 発表のある方式では、提出書類と発表内容を一致させ、追加の質問にも答えられるよう準備してください。
以下は練習用の架空の質問・回答例です。実際の過去問や合格者の回答ではありません。省略部分は本人の経験に置き換えてください。
教育学部の総合型Ⅰ|探究発表と教科別の面接
小学校主免専攻の宮崎県教員希望枠
書類による第1次選考の後、小論文、面接、課題探究型学習に関する口頭試問などで評価します。面接は集団または個人で、教育への関心や適性等を確認します。
口頭試問では、出願時に提出した資料を用いて5分以内で発表し、引き続き質疑応答を行います。探究した問題の背景、調べた方法、結論の根拠を整理しましょう。
中学校主免専攻の音楽・美術・保健体育
第1次選考は、書類審査・面接①と教科の定める個別審査、第2次選考は、個人面接②と小論文などによる選抜です。第1次選考で課題を課す場合があり、第2次選考の面接資料になります。
音楽の面接では楽典等の基礎知識や、自分の演奏についても質問します。美術・保健体育も、実技の成績だけでなく、その教科を教えたい理由や教育への関心を説明する準備が必要です。
工学部の総合型Ⅰ|プログラム別の発表・口頭試問
化学生命・機械知能|基礎知識を言葉で説明する
書類選考の後、各プログラムで個人面接と数学の筆記試験等を課します。化学生命と電気電子システムには小論文もあります。
化学生命の面接は、化学と英語の口頭試問を含みます。機械知能の面接には物理の口頭試問があります。理科検定の化学・物理や実験の経験がある人も、基礎事項を自分の言葉で説明する練習が大切です。
情報通信|活動報告書について5分程度の発表
個人面接には、活動報告書についての5分程度のプレゼンテーションが含まれます。複数の活動を書いた場合は、1つの主題に絞って発表します。
持参したノートパソコンか、最大A0サイズのポスターを使用します。タブレット端末、資料の配布、持参PCのインターネット接続は認められません。作品は動画や写真等で紹介し、接続端子・変換機器も確認してください。
情報オリンピック予選Bランクや制作の実績がある人は、本人が考えた方法、直面した問題、改善の過程を説明しましょう。資格・受賞が一律に必須、または加点されるという意味ではありません。
土木環境・半導体サイエンス・電気電子システム
個人面接と数学の筆記試験などを行い、電気電子システムでは小論文も課します。活動報告書に書いた経験と、志望する分野への理解を整理してください。
農学部の総合型|ⅠとⅡを混同しない
総合型Ⅰ|模擬講義・レポート・個人面接
書類選考の後、動植物資源生命科学、森林環境持続性科学、海洋生命科学は、模擬講義等の受講とレポート作成、個人面接などを課します。
動植物資源生命科学の面接には、高校で学んだ理科の基礎的な口頭試問があります。森林環境持続性科学と海洋生命科学では、当日のレポートに基づく質疑・討論や、出願書類に関する質問を行います。
応用生命化学は、英語・化学の筆記試験と個人面接などを行います。上記3コースと同じ模擬講義・レポート型ではありません。生物・化学等の資格学習や探究も、本人が実際に理解した内容から説明することが大切です。
総合型Ⅱ|共通テストと出願書類による選抜
農学部の総合型Ⅱは、共通テストと調査書・自己推薦書・活動報告書などによって判定します。この方式に、総合型Ⅰの面接や模擬講義があると考えないようにしてください。
公募推薦Ⅰ・Ⅱ|学部・専攻ごとの違い
教育学部|口述試験と集団形式の準備
推薦Ⅰの教職実践基礎コースの宮崎県教員希望枠は、小論文、口述試験を含む面接、書類などで評価します。個人面接のほか、集団面接・集団討論も行います。特別支援教育専攻も、小論文と口述試験を含む面接等を課し、集団面接・討論・適性検査等を行います。
推薦Ⅱは、小学校主免専攻・中学校主免専攻・子ども理解専攻などで、共通テストと口述試験を含む面接等によって評価します。教育への関心と、希望する専攻の学びを結びつけて説明しましょう。
工学部|推薦Ⅰの個人面接
宮崎県就職希望枠・一般枠など、受験する区分の条件を確認してください。書類、数学の筆記試験、小論文、個人面接などで評価します。
総合型Ⅰの情報通信にある活動発表や、プログラム別の口頭試問を、そのまま推薦Ⅰにもあると考えないことが大切です。
農学部|推薦Ⅰの口述試験と獣医学科地域枠
推薦Ⅰは、動植物資源生命科学・森林環境持続性科学・海洋生命科学の各コースで、口述試験を含む個人面接と書類などによって評価します。動植物資源生命科学では、高校の理科の基礎事項も問います。
獣医学科の地域枠推薦Ⅱは、共通テストと面接などで評価します。面接では、志望動機・勉学意欲に加え、卒業後に宮崎県職員の獣医師として勤務する意思等を確認します。出願条件と卒業後の進路を理解したうえで検討してください。
医学部・地域資源創成学部
医学科の地域枠A・B・Cは、第1次選考を経て、個人面接などを行います。共通テストの成績も用い、医師を目指す適性等を評価します。枠ごとの条件と卒業後の義務も確認しましょう。
看護学科の推薦Ⅱは、共通テスト、書類、小論文、個人面接などで選抜します。看護師・保健師を目指す理由と、その関心を深めた経験を整理してください。
地域資源創成学部の推薦Ⅰは、小論文と、出願書類を踏まえた個人面接などによる選抜です。社会や地域の問題に、本人がどのように関心を持ち、何を調べたかを具体的に伝えましょう。
実績を使った想定質問と回答例
成果と、その成果に至るまでの本人の考えをセットで伝えましょう。 分からなかったことや、方法の限界も整理しておくと、質疑応答の練習に役立ちます。
質問1|なぜ宮崎大学の、その学部・専攻なのですか
…(本人の経験)…を通じて、…に関心を持ちました。…を調べましたが、…という疑問が残りました。
貴学の…で…を学び、この疑問を深めたいです。教育内容を確認し、…に関心を持っています。
質問2|その活動で、何を工夫しましたか
…(本人の探究・制作)…では、最初は…がうまくいきませんでした。…が原因ではないかと考え、…を変えました。
その結果、…になりました。ただし、…の条件では確かめていないため、次は…を調べたいです。
質問3|発表した内容を、どのように確かめましたか
…(本人が得た結果)…は、…という方法で確認しました。比較したのは…です。
ただし、…の影響は除けていません。現時点では…まで言えると考え、発表ではその範囲を示しました。
質問4|資格や大会の学習で、理解が変わったことはありますか
…(本人の資格学習・大会への挑戦)…では、…を覚えるだけでは解けないと気づきました。…を復習し、…を試しました。
…は理解できましたが、…は十分に説明できていません。大学で…を学ぶ前に、…を確かめています。
質問5|協力して取り組んだ活動で、自分が担当したことは何ですか
…(本人の協働経験)…では、私は…を担当しました。…を提案しましたが、…という意見がありました。
…を確認したうえで、…を修正しました。全体の成果と、自分が実際に取り組んだ部分は分けて説明できます。
本番前の確認とスキルパスの面接対策
受験する方式の発表・口述試験・持参資料の条件を確認し、その形式で練習しましょう。 同じ学部でも、別方式の内容を混ぜないことが大切です。
大学の書類作成の規定に従い、本人が行った活動と役割を整理してください。回答例は練習用であり、実際には行っていない経験を話すためのものではありません。
スキルパスでは、資格・探究・制作の実績づくりから、出願書類と面接の準備まで一貫して支援しています。本人の活動を振り返り、学部・方式に合わせた発表や質疑応答を練習します。
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