長崎県立大学の面接は、学部・学科・推薦区分で形式と配点が異なります。国際社会学部の総合型と、公募推薦の5学部を分けて確認しましょう。地域創造学部では集団討論を課す区分があり、看護栄養学部は共通テストを含む最終選考もあります。

本人の実績から、学んだこと、考えたこと、大学で深めたい問いまで説明する準備が大切です。 活動の名称や将来の目標だけで終わらず、根拠と経験のつながりを整理してください。

この記事は2027年度の国際社会学部総合型と、公募の学校推薦型選抜を扱います。質問・回答例は独自に作成した架空の練習用で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。

総合型|国際社会学部の書類選考と面接

1次は書類、2次は小論文と面接

国際社会学部の総合型は、1次に志望理由書・自己推薦書等を評価します。志望理由書と自己推薦書はそれぞれ5段階で評価し、どちらもAまたはBの人を合格とする基準です。

2次は90分の小論文50点と面接50点で、出願書類の内容も面接評価に含みます。個別面接が基本ですが、集団面接を行う場合もあります。目的意識、学習意欲、学科の専門分野への適性等を評価するため、書類に書いた経験を説明する練習が必要です。

2次試験は2026年10月24日、会場はシーボルト校です。共通テストは課しません。要項の午後の面接時間は全体の予定で、1人あたりの分数ではありません。

語学資格の出願条件と加点を分ける

総合型には、英語または中国語の資格・検定試験による出願要件があります。例えば英検2級の指定スコアや中国語検定4級以上等、複数の選択肢があります。級の名称だけでなく、対象試験とスコア等も確認してください。

出願要件より高い水準の指定資格には、小論文に5点を加える仕組みもあります。ただし加点後の小論文は50点を超えません。資格があれば一律に5点、という扱いではないため、公式の出願条件と加点表を分けて確認しましょう。

公募推薦|学部・学科ごとの面接形式と配点

経営学部は個人面接25点

経営学科・国際経営学科とも、90分の小論文100点と個人面接25点です。面接では出願書類を参考に、志望動機、学習意欲、基礎知識、専門分野への適性等を確認します。

県外高校区分は2026年11月28日、県内高校区分は11月29日に面接を行います。会場は佐世保校です。

国際経営学科は出願要件によって、共通テストを使う区分と外部資格を利用する区分があります。共通テストを使う区分は、1次合格後、英語の得点率が原則65%以上という最終選考の条件があり、ほかの指定教科の受験も必要です。面接で合格が確定したと思い込まないよう注意が必要です。

地域創造学部は区分によって集団討論も実施

公共政策学科の県内離島高校区分以外は、個人面接200点と共通テスト425点です。大学独自の小論文は課しません。県内離島高校区分は、90分の小論文100点と、集団面接・集団討論を合わせた100点で、共通テストを課しません。

集団面接では本人の志望動機や学習意欲を確認し、集団討論では積極性、協調性、論題への理解力等を評価します。個人で答える練習に加え、他者の意見を聞いて考える練習が大切です。

実践経済学科の普通科等区分は、個人面接200点と共通テスト650点で、大学独自の小論文はありません。専門学科区分は、90分の小論文100点と個人面接50点で、共通テストを課しません。区分には高校での学科や専門科目の履修等の条件があるため、本人の要項を確認してください。

県内離島高校区分・専門学科区分は2026年11月28日、その他は県外高校区分が11月28日、県内高校区分が11月29日です。会場は佐世保校です。

国際社会学部は個人面接20点

公募推薦の国際社会学科は、90分の小論文80点と個人面接20点です。総合型の面接50点とは異なります。出願書類を参考に、志望動機、学習意欲、基礎知識、学科への適性等を評価します。

情報システム学部は2学科で配点が異なる

情報システム学科は90分の小論文75点と個人面接25点、情報セキュリティ学科は90分の小論文50点と個人面接50点です。志望する学科の配点を確認し、情報分野への関心と、本人が学んだ基礎知識を説明する練習を進めましょう。

国際社会学部・情報システム学部の公募推薦は2026年11月28日、シーボルト校で実施し、共通テストを課しません。

看護栄養学部は個人面接100点と共通テストによる最終選考

看護学科・栄養健康学科は、2026年11月28日にシーボルト校で個人面接を行います。両学科とも面接100点で、書類と合わせて1次選考を行います。大学独自の小論文はありません。

看護学科は志望動機、学習意欲、理解力、表現力、社会性等を評価します。離島看護師特別枠では離島医療への貢献意欲等も確認するため、その枠の出願条件とあわせて準備が必要です。

栄養健康学科は、志望動機、学科や生命科学への関心、健康観、将来展望、高校生活等に関する質疑応答から、目的意識と意欲を評価します。

最終選考では、大学が指定する共通テスト科目の合計得点率が、看護学科は原則55%以上、栄養健康学科は原則50%以上という条件があります。指定科目と大学所定の換算方法も確認してください。

実績と志望理由を面接につなげる方法

経験・根拠・限界を整理する

制作、調査、地域活動等では、何を目指し、本人が何を行い、どんな結果が得られたかを整理しましょう。チームの成果と本人の担当は分けて説明する必要があります。

情報オリンピック予選Bランク、基本情報技術者、統計検定、物理検定・化学検定・生物検定等に取り組んだ場合も、名称だけでなく学んだ知識や活用した場面まで振り返ってください。これらは任意の経験例で、全方式の必須資格や一律の加点条件ではありません。総合型の語学要件とは別の話です。

面接と、本人に必要な筆記の準備を両立する

同じ大学でも、個人面接・集団討論・小論文・共通テストの組み合わせは異なります。 本人の選抜名と高校区分を確認し、試験のない科目を前提にせず準備を進めましょう。

要項に書かれた面接時間帯を、1人あたりの面接時間として練習に使わないでください。大学が別途案内する時刻や受験番号ごとの指示を確認することも大切です。

学部別の質問例と回答の組み立て方

以下は架空の練習用です。…(本人の経験)…を事実に置き換え、経験していない活動や成績を付け足さないでください。

質問1|経営学部:活動で、どんな経営の問題を考えましたか

…(本人の学校・地域等の活動)…で、…(運営上の課題)…がありました。私は…(調査や工夫)…に取り組み、…(記録・反応)…を確認しました。一方、…(解決できなかった点)…もあります。大学では経営の考え方を学び、経験だけで判断せず、…(検証したいこと)…を考えたいです。

質問2|地域創造学部:地域の課題に、本人はどう関わりましたか

…(本人の地域活動)…で、…(気付いた課題)…について調べました。…(聞き取りや資料)…から、…(分かったこと)…を整理しました。ただし、…(聞けていない立場)…もあります。大学では公共政策や地域の経済について学び、地域の人とともに…(さらに確かめたい問い)…に取り組みたいです。

質問3|国際社会学部:情報を、どのように読み比べましたか

…(本人が関心を持った国際・メディアの課題)…について、…(異なる立場の資料)…を読みました。…(事実として確かめられたこと)…と、…(資料ごとの解釈)…を分けて考えました。語学の学習も通じ、大学では…(地域と国際社会に関係する問い)…を複数の視点から学びたいです。

質問4|情報システム学部:その技術を選んだ理由は何ですか

…(本人の制作・情報分野の学習)…で、…(比較した方法)…を試しました。情報オリンピック予選Bランクや基本情報技術者等の実績を使う場合も、…(本人が理解した内容)…を説明します。…(実際の結果)…が得られた一方、…(性能・安全性等で未確認の点)…があり、大学で基礎から深めたいです。

成績や資格を持っていなければ、その部分は使えません。安全性を検証していないのに「安全になった」と断定することも避けてください。

質問5|看護学科:学習や活動から、どんな疑問を持ちましたか

…(本人の学習・活動)…を通じ、…(健康や暮らしに関する疑問)…を持ちました。…(本人が調べた資料)…では…(分かったこと)…がありましたが、…(まだ理解できていないこと)…もあります。大学では看護の基礎と相手の状況を理解する方法を学び、…(深めたい内容)…につなげたいです。

質問6|栄養健康学科:実験や調査から、どんなことを考えましたか

…(本人の食品・健康に関する実験や調査)…で、…(比較した条件)…を変えて記録しました。化学検定や生物検定等で学んだ…(本人の知識)…を使い、…(説明できた結果)…を整理しました。一方、…(対象や測定の限界)…があり、大学では生命科学と栄養の基礎から検証する力を身に付けたいです。

看護・栄養の回答でも、実在の患者を特定できる情報や、経験していない診療・指導行為を加えないでください。

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
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スキルパスの面接準備|実績づくりから学科別の回答へ

スキルパスでは、資格・コンテスト・探究等の実績づくりから、志望理由、小論文、面接までを一人ひとりに合わせて支援します。本人が学び、試したことを整理し、質問に応じて説明する練習が大切です。

長崎県立大学では、学部だけでなく学科・推薦区分に合う対策を選びましょう。 実績の紹介に偏らず、学習した内容の理解と、大学で学ぶ理由を自分の言葉で説明してください。

長崎県立大学の志望理由書例文と、実績を伝える書き方スキルパスの理系特化推薦対策

公式資料

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