島根大学の面接対策は、総合型Ⅰ「へるん入試」と、公募の学校推薦型選抜に分けて考える必要があります。へるん入試にも一般型と複数の特定型があり、学部・方式によって追加の面接や口頭試問、実技が異なります。
活動の成果と、そこから生まれた問い・学びたい内容をつなげて説明しましょう。 志望理由書、活動報告書、クローズアップシートの内容を、本人が理解していることが大切です。
以下は架空の口頭練習用の質問・回答です。実際の過去問や合格者の回答ではありません。省略部分は本人の経験に置き換えてください。
へるん入試|一般型と特定型の違い
へるん入試は共通テストを課さない総合型選抜です。一般型では、読解・表現力試験、志望理由書を使った面接、提出書類などを総合して選考します。第1次選考の有無や条件も、学部ごとに確認が必要です。
活動報告書は、学校内外の活動で他者と協働した経験を説明する資料です。クローズアップシートでは、高校段階で最も力を入れた活動を1つ取り上げ、取り組み方や振り返りを記述します。活動の数を増やすだけでなく、一つの経験を詳しく説明できるか確かめましょう。
地域志向入試|地域への関心を学びにつなげる
法文学部、人間科学部、総合理工学部、材料エネルギー学部、生物資源科学部の対象区分では、地域志向レポートに基づく面接などが加わります。募集する地域・学科の条件を確認し、その地域について調べたことと、自分の関心を整理してください。
教育学部の地域志向入試は地域教員育成型です。他学部の地域志向面接と同じだと考えず、教職への学びレポートや教員志望の条件に沿って準備しましょう。
専門高校入試|学部によって口頭試問もある
専門高校入試は、法文学部、人間科学部、総合理工学部、材料エネルギー学部、生物資源科学部の対象学科・分野で実施します。出身学科などの条件があるため、普通科を含む全員が同じ条件で受けられる方式ではありません。
人間科学部、総合理工学部、材料エネルギー学部では、専門高校で学んだ内容などに関する口頭試問も課します。生物資源科学部では対象学科の専門教科の評定や資格・検定も評価します。学んだ知識や技能を、大学でどのように深めたいか考えましょう。
グローバル英語入試|通常の面接に英語面接を追加
法文学部、総合理工学部、材料エネルギー学部、生物資源科学部の対象区分で実施します。通常の志望理由書に基づく面接に加え、グローバル英語入試の志望理由書に基づく英語面接などを行います。
スコアを示すだけでなく、英語を使って何を学びたいか、自分の活動や関心を説明する練習が必要です。外部試験の指定条件は、受験する区分の要項で確認してください。
へるん入試の学部別対策
法文学部|学問的な問いを自分の言葉で説明
法経学科、社会文化学科、言語文化学科では、志望理由書を使い、大学で学ぶ目的や知的好奇心・探究心などを確認します。
社会の出来事や読書の経験について、感想に加え、どの資料を読み、何を疑問に感じたかを整理しましょう。関心を持った問題を、選ぶ学科でどう学びたいのかまで説明する練習が役立ちます。
教育学部|Ⅰ類とⅡ類を分けて準備
学校教育課程Ⅰ類の一般型は、読解・表現力試験、志望理由書を用いた面接、書類などで選考します。面接では、教職への意欲や適性も評価します。
地域教員育成型は、地域教員としての学びの経験や構想を記述する教職への学びレポートも評価対象です。教員を目指す理由を、自分の経験と、その地域で学び・働く意思につなげて考えましょう。
Ⅱ類の芸術・スポーツ入試は、保健体育科教育、音楽科教育、美術科教育の各専攻で、読解・表現力試験、面接、実技などを行います。技能だけでなく、教えることへの関心や学習意欲も説明できる準備が必要です。
人間科学部|主体的な学びと協働経験
人間科学科では、高校段階の主体的な活動や他者との協働経験を踏まえて、大学で学ぼうとする意欲などを面接で評価します。
活動に参加したという事実だけで終わらず、自分が担当したこと、他者の考えを受けて変わったことを整理してください。専門高校入試では、専門学科の実績と大学の学びとのつながりについての口頭試問もあります。
総合理工学部|仕組みと考えた過程を説明
総合理工学科の一般型では、理学・工学に学ぶ熱意や適性、論理的に考え理解・表現する力などを評価します。制作物や実験の結果を、仕組みから説明できるか確かめましょう。
専門高校入試は、先端ものづくり、数理データサイエンス・IT・デジタル、自然環境・住環境の分野に分かれ、専門高校で学ぶ基礎知識などを口頭で確認します。数理データサイエンス・IT・デジタル分野には、所定の情報処理技術者資格などへの加点の記載もあります。別方式の条件を流用しないことが大切です。
材料エネルギー学部|理科の基礎と専門への関心
一般型の面接では、材料科学やエネルギー問題への関心・熱意に加え、理科の基礎知識や論理的に説明する力などを評価します。
材料の性質やエネルギーに関する探究では、比較した条件と、そこから言える範囲を整理してください。専門高校入試は口頭試問も課すため、学んだ内容を口頭で説明する練習も必要です。
生物資源科学部|科学的知識と探究の問い
生命科学科、農林生産学科、環境共生科学科では、学習意欲、目的、知的好奇心・探究心、論理的思考力、志望分野に関する科学的知識などを面接で確認します。
観察した事実、調べた情報、自分の仮説を分けて説明してみましょう。専門高校入試は農林生産学科・環境共生科学科が対象で、専門教科の学習や資格・検定の評価も確認が必要です。
医学部の公募推薦の面接対策
学校推薦型Ⅱ|医学科と看護学科
医学科は、書類による第1次選考を行う場合があり、その後に小論文・個人面接を課し、共通テストなども合わせて選考します。個人面接は25分程度で、医学・医療に従事する適性などを評価します。
看護学科も、小論文、個人面接、提出書類、共通テストを総合して選考します。一般枠と地域枠では面接時間や提出物が異なり、地域枠には地域の医療を看護職としてどう支えたいかを書く課題レポートもあります。
地域枠を受験する場合は、島根県内の指定地域などで働く意欲と、将来の条件を自分の意思と照らして確認しましょう。
医学科の地域枠・緊急医師確保対策枠
これらは、学校推薦型Ⅱの医学科とは別の要項で募集する方式です。小論文、個人面接、共通テストなどを課します。大学の個人面接は20分程度を2回行います。
地域枠は出願前の市町村長などによる面接、緊急医師確保対策枠は出願前の島根県担当者による面接も必要です。大学の面接だけを準備すればよい方式ではありません。出願条件、事前面接、卒業後の地域医療への従事に関する条件を確認してください。
実績を使った想定質問と回答例
理科検定の物理・化学・生物の学習や、情報オリンピック予選Bランクへの到達、探究・制作は、本人の学びを説明する題材になります。ただし、これらが全方式で必須・一律加点になるわけではありません。
一つの活動を、目的・自分の担当・工夫・結果・振り返りの順に説明してみましょう。
質問1|なぜ大学で、その分野を学びたいのですか
…(本人が関心を持った経験)…から、…を調べました。…を試す中で、…という疑問が残りました。
貴学の…で…を学び、その問いを考え直したいです。現在は基礎となる…を復習しています。
質問2|最も力を入れた活動を説明してください
…(本人の活動)…では、私は…を担当しました。…がうまくいかず、…を変えて確かめました。
…は改善できましたが、…は分かっていません。この経験から、…をさらに学ぶ必要を感じました。
質問3|他の人との協働で何を学びましたか
…(本人の共同活動)…で、…という意見を聞きました。私は…を重視していましたが、…の視点が不足していると気付きました。
…を確認して考えを修正しました。一方、…の意見を十分に聞けなかった点は反省しています。
質問4|その仕組みや根拠を説明してください
…(本人が学んだ内容)…では、…という条件から…と考えました。…が成り立つので、この方法を選びました。
条件が変わった場合にも同じ説明ができるかは、さらに確かめる必要があります。
実際の口頭試問を再現した例ではありません。理解した内容を説明する練習です。
質問5|地域への関心を、大学でどう深めたいですか
…(本人の活動や調べたこと)…から、…に関心を持ちました。資料では…を確認しましたが、現場の状況は十分に分かっていません。
大学で…を学び、関わる方々の考えも聞きながら、…について考えたいです。
地域の経験がない場合に、訪問や活動をしたように話す必要はありません。
本番前に確認したいこと
一般型と特定型、追加の面接・口頭試問・実技、提出書類の条件を確認してください。 地域志向入試でも、教育学部と他学部では準備資料が違います。
書類と口頭での説明が一致しているか、本人の担当が明確か、経験していないことを書いていないかも確かめましょう。集合時刻や持ち物は最新の受験者への案内に従ってください。
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理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
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大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
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志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスの面接対策は実績づくりから
スキルパスでは、資格・探究・制作の実績づくりから、出願書類と面接の準備まで一貫して支援しています。本人の経験と理解を振り返り、受験する学部・方式に合わせた説明や質疑応答を練習します。
2026年10月22日時点の大学公式情報を基に作成。最新の募集要項と受験者への通知を確認してください。


