東京学芸大学附属高校では、教科を横断するSSH地球科学や、研究倫理を学ぶ探究を通して学びを深めています。2026年度の学部別合格・進学表とSSHの科目案内から、研究経験を理系推薦で伝える準備を紹介します。
2026年度の情報理工学域の実績は、電気通信大学に合格4人・進学3人。SSHでは地理と地学を結び付けた地球科学を学びます。
東京学芸大学附属高等学校の大学合格実績
以下は、学校公式の令和8年度進路状況(2026年5月25日現在)からの抜粋です。学部等の合格と実進学を同じ単位で掲載しています。
| 大学・学部等 | 既卒を含む合格 | 実進学 |
|---|---|---|
| 電気通信大学 情報理工学域 | 4人 | 3人 |
| 東京科学大学 工学院 | 2人 | 2人 |
| 京都工芸繊維大学 工芸科学部 | 1人 | 1人 |
| 宇都宮大学 農学部 | 2人 | 2人 |
出典:東京学芸大学附属高等学校・令和8年度進路状況(本文2026年5月25日現在)。
現役と既卒を合わせた学部等の実績です。学校欄の大学全体合計とは区別し、東京科学大学工学院2人を大学全体の人数にはしていません。複数方式を含む合格表です。
大学全体だけでなく、学部ごとの進路を確認できる資料です。教科を横断した探究から、大学でどの専門を深めたいか考えてみましょう。
学校の合格実績と、これから出願する総合型・公募推薦の条件は別です。出願資格、提出できる研究資料、学力試験、合格後の入学条件を方式ごとに確かめましょう。
東京学芸大学附属高等学校のSSH探究・研究発表
以下は、学校公式のSSH第Ⅲ期研究開発方針と科目案内をもとに整理した活動です。
| 活動名 | 対象・時期 | 公式資料で確認できる内容 |
|---|---|---|
| SSH地球科学 | 1年次の必修科目・学校の研究開発概要 | 地理総合と地学基礎を融合し、日々の授業と探究活動を結び付ける科目を設置。 |
| SSH探究基礎・SSH探究 | 1・2年次の科目案内 | 1年次に研究倫理や手法、プチ探究を学び、2年次には自分で設定したテーマを1年間研究する。 |
出典:東京学芸大学附属高等学校・SSH第Ⅲ期研究開発の方針、科学技術振興機構・令和8年度SSH指定校一覧(2026年10月1日更新)。
異なる教科の知識を使った際に、研究のどこへ生かしたかを説明できることが大切です。倫理やデータの扱いを確かめた経験も残しておきましょう。
SSHの研究経験を、総合型・公募推薦に生かす
研究テーマの名前だけでなく、自分が考えたこと、確かめた方法、結果から分かったことを説明しましょう。
地域や地形を扱う研究では、社会的な背景と自然科学の仕組みの双方を整理してみてください。文献で知ったことと、観測や調査で自分が確かめたことを分けると、研究の過程が明確になります。
志望理由書では、高校で取り組んだ問いから、大学で学びたい理論や研究方法へつなげてみてください。活動名に加え、自分が考え、試し、修正した過程を具体的に伝えることが大切です。
チームで研究した場合は、共同の成果と自分の担当を分けて整理しておきましょう。うまくいかなかった実験や予想と異なった結果も、原因をどう検討したかを示す材料になります。
資格・コンテスト・探究を深める活動例
以下は、これからの学習や活動を考えるための例です。この学校の生徒が取得・受賞した実績を示すものではありません。
物理・数理
物理検定や数学・統計の学習に取り組むなら、探究で用いた式の前提や測定誤差との関係まで調べてみましょう。検定の成績と、実験や解析でその知識を使った経験を組み合わせると、学んだ内容が具体的になります。
化学・生命
化学検定・生物検定の学習を、反応の比較や身近な生物の観察へつなげる方法が考えられます。実験条件、安全への配慮、比較できるデータかどうかも記録しておきましょう。
情報・データ
情報オリンピックやデータ分析用のプログラム作りも、今後の活動候補です。処理の仕組み、動作確認、改良の理由まで説明できるようにしてみてください。ここで挙げた資格やコンテストは今後の例であり、学校の取得・受賞実績ではありません。
資格の取得や大会への参加で終わらず、学んだ知識を自分の研究や分析に使った経験まで整理することが大切です。
総合型・公募推薦を目指すための準備
志望する学部・学科の募集要項で、出願資格と評価内容を早めに確認しておきましょう。
| 確認したいこと | 準備のポイント |
|---|---|
| 出願資格 | 学科・課程、卒業年度、評定、履修科目、資格、学校長の推薦など |
| 学力の確認 | 数学・理科・英語、口頭試問・学力試験・共通テストの有無 |
| 研究や活動の資料 | 問い・研究方法・結果・考察、本人の役割、提出できる資料の範囲 |
| 志望理由 | 高校の研究で生まれた関心と、大学で学びたい授業・研究分野とのつながり |
| 日程と入学条件 | 出願期間、試験日、合格後の入学条件、他大学との日程 |
SSHでの活動だけで合否が決まるとは限りません。研究の説明と基礎学力、志望理由書・面接を合わせて準備してください。
次の3大学は、これから志望校を考えるための参考です。この学校の過去の進学先を追加しているものではありません。各大学の記事と募集要項を読み、自分の研究分野や出願条件との相性を確かめてください。
東京学芸大学附属高等学校のSSH活動と大学進学でよくある質問
SSHの活動を推薦入試で伝えるには、何を残せばよいですか?
活動名や参加した事実に加え、自分の問い、選んだ方法、得られたデータ、考え直した点を残しておきましょう。共同研究では自分が担当した部分も説明できることが大切です。
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理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
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