鶴見大学の総合型選抜は、文学部と歯学部で選考内容が異なります。文学部は課題に取り組んだ過程、歯学部は自己評価書と基礎学力試験・小論文も含めた準備が必要です。
面接では、学びたい理由に加えて、自分が実際に読んだもの、調べたこと、取り組みから考えたことを説明できるようにしましょう。 以下の質問・回答は独自に作成した架空の練習例で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。
文学部の総合型面接|課題への取り組みを説明
2027年度の文学部は、日本文学科、英語英米文学科、文化財学科、ドキュメンテーション学科が対象です。1期には課題型・基礎学力試験型・英語検定試験利用型があり、2期・3期も実施します。区分によって選考方法が異なります。
課題型・2期は、提出した解答から振り返る
1期の課題型は、課題の解答、調査書等の出願書類、面接による総合判定です。事前のエントリーと面談が必要ですが、ドキュメンテーション学科では面談が任意です。出願前の面談と、選考日の面接は区別してください。
2期は事前のエントリー・面談がなく、各学科の課題を完成させて出願時に提出します。選考日の面接は、提出した解答をもとに行われます。何を読み、どの情報を確かめ、どのように考えて解答したかを説明する練習が役立ちます。
3期は、選考日当日に課題作文と面接を実施する方式です。事前に作った作文の下書き等は持ち込めません。大学が公表する論題と、当日の作成条件を確認しましょう。
基礎学力試験型は、学科によって面接の有無も違う
1期基礎学力試験型では、日本文学科・文化財学科・ドキュメンテーション学科に50点の面接があります。一方、英語英米文学科は英語200点と自己評価書50点による選考で、同じ区分でも面接は含まれていません。
英語英米文学科の英語検定試験利用型は、検定関係の証明書等と面接による総合判定です。検定の結果だけでなく、英語の学習から何を知り、大学で何を学びたいと考えたかも整理しておきましょう。
歯学部の総合型面接|自己評価書と学ぶ意欲を準備
歯学部の総合型1〜4期は、調査書・自己評価書・基礎学力試験・小論文・面接による総合判定です。自己評価書では、特技や課外活動、語学能力、他分野から医療へ進みたい理由、歯学を志す理由、社会人経験等を説明できます。
基礎学力試験は、英文和訳・数学基礎・物理基礎・化学基礎・生物基礎の五つから二つを選択します。数学基礎は数学Ⅰ・数学A、英文和訳は基礎的な英文読解力を問う内容です。面接だけに備えて、筆記の準備を省かないようにしてください。
公式の入学者選抜方針は、学習への積極性、知的好奇心、努力を続ける姿勢、相手の話を理解する力、自分の意見を筋道立てて表す力等を評価対象としています。特定の質問が必ず出るという案内ではありません。
理科の学習は、理解した内容を具体的に話す
例えば、生物検定・化学検定・物理検定の学習や、授業での実験から、関心を持った内容を振り返ることもできます。これは任意の学習例で、歯学部総合型における加点資格や必須資格を示すものではありません。
資格名や医療への憧れだけで終わらせず、学んだことと、まだ理解が足りないことを分けて説明することが大切です。 経験していない診療の見学や他者の病歴を、志望理由に作り足す必要はありません。
文学部の公募推薦と、これからの出願日程
公募推薦は調査書・小論文・面接による選考
文学部の一般公募推薦は、調査書・小論文・面接による総合判定です。推薦基準は学科ごとに異なります。
例えば、日本文学科では所定の卒業見込み条件に加え、全体の学習成績の状況3.5以上、国語または英語4.0以上、あるいは活動・検定等の実績と国語または英語3.5以上、という選択肢があります。
英語英米文学科には、全体3.0以上、国語または英語3.3以上、英検準2級以上等の複数の基準があります。これらをすべて同時に満たす条件と混同しないようにしてください。文化財学科には日本史探究または世界史探究の履修条件があり、ドキュメンテーション学科にも学科別の基準があります。
一般公募推薦のWeb出願登録は2026年11月1日〜11月11日17時、必要書類は11月13日郵送必着、選考日は11月22日です。歯学部は一般公募推薦を実施していません。
文学部は2期・3期、歯学部は2〜4期の日程を確認
- 文学部総合型2期:2026年11月24日〜12月6日17時にWeb出願登録、書類12月8日必着、選考12月13日。
- 文学部総合型3期:2027年2月18日〜3月2日17時にWeb出願登録、書類3月3日必着、選考3月10日。
- 歯学部総合型2期:2026年10月19日〜11月1日17時にWeb出願登録、書類11月3日必着、選考11月8日。
- 歯学部総合型3期:11月16日〜11月29日17時にWeb出願登録、書類12月1日必着、選考12月6日。
- 歯学部総合型4期:2027年2月18日〜3月3日17時にWeb出願登録、書類3月4日必着、選考3月11日。
文学部総合型は、1期の課題型・英語検定試験利用型と2期が専願、1期基礎学力試験型と3期は他大学との併願が可能です。歯学部総合型は1・2・4期が専願で、3期のみ入学手続締切日まで他大学との併願が可能です。面接の準備と一緒に、出願条件や手続きの期限も確認してください。
質問例と回答例|文学・情報・歯学それぞれの関心から
省略部分には本人の経験を入れてください。提出課題については、使った資料や自分の考えに至った理由も説明できるようにしましょう。
質問1|日本文学科で、どのようなことを学びたいですか
…(本人が実際に読んだ作品や関心を持った言葉)…をきっかけに、…(調べたこと)…に取り組みました。…(具体的な表現や比較)…から、…(自分が考えたこと)…がありました。大学では…(公式情報で確認した学び)…を通して、作品や言葉を根拠に考える力を深めたいです。
あらすじだけでなく、どの表現をどう読んだかを話す練習が役立ちます。読んでいない作品を、読書経験として加えないでください。
質問2|英語の学習を通して、何に関心を持ちましたか
…(本人の読書・授業・資格学習等)…を通して、…(英語の表現や文化についての疑問)…に関心を持ちました。…(辞書・資料等で調べたこと)…から、…(学んだこと)…がありました。貴学では…(さらに学びたい内容)…を学びたいと考えています。
検定を使う場合も、級・スコアは事実に合わせましょう。学習した内容と大学で学びたいことの関係を説明することが大切です。
質問3|文化財や地域について調べた経験を説明してください
…(本人が実際に見学した場所や調べた対象)…に関心を持ち、…(資料や調査方法)…から調べました。…(現地で分かったことや資料からの気づき)…があり、一方で…(まだ分からない点)…も残りました。大学では…(保存・分析・歴史等の関心)…を学びたいです。
見学時の印象と、文献から確認できた事実は分けて説明しましょう。保存方法等について未経験の作業を、実施したように話す必要はありません。
質問4|情報や図書館について、どのように調べましたか
…(本人が持った疑問)…を調べるため、…(図書館・データベース等、実際に使った方法)…を使いました。…(検索語や資料の選び方の工夫)…によって、…(得られた情報)…がありました。今後は…(情報の整理や活用について学びたいこと)…を深めたいです。
ドキュメンテーション学科の練習では、何を見つけたかに加え、情報をどのように探し、確かめたかも振り返ってみましょう。
質問5|なぜ歯学を学びたいと考えたのですか
…(本人が歯学に関心を持ったきっかけ)…から、…(実際に調べたり学んだりしたこと)…に取り組みました。…(授業や生物・化学等の学習)…を通して、…(分かったこと)…がありました。大学では…(歯学についてさらに学ぶ必要がある内容)…を学びたいと考えています。
医療に関する知識を知っているように見せるより、本人が理解している範囲と、大学で学びたいことを正確に説明しましょう。他者の個人的な診療内容を詳しく話す必要はありません。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、取り組みを面接で説明できる準備へ
課題の解答や自己評価書を読み返し、活動の目的、自分の行動、考えたことを声に出して説明してみましょう。答えを先に伝え、その理由と具体的な経験を補う練習が役立ちます。
スキルパスでは、本人の学習・探究・資格や活動を整理し、出願書類と面接につながる準備を支援します。 実績づくりや受験する学科・方式に合わせた面接練習について、下のフォームからご相談ください。
公式情報:文学部・2027年度入学者選抜概要、歯学部・2027年度入学者選抜概要、2027年度募集要項・指定書類の案内。


