東邦大学の面接は、医学部・薬学部・理学部・看護学部・健康科学部で異なります。理学部では、同じ総合入試でも学科ごとに基礎学力の確認方法や面接時間が違います。

大学全体で同じ面接があると考えず、受験する学部・方式・学科の内容から準備を始めましょう。この記事は2027年度の公式募集要項に基づくガイドです。後半の回答例は架空の独自練習で、公式過去問や合格者の回答ではありません。

医学部・薬学部の面接対策

医学部の総合入試は二次に約30分の面接

医学部総合入試は、一次に基礎学力試験70分・適性試験60分と出願書類の審査、二次に一人約30分の面接があります。最終判定は一次130点に面接50点を加えた180点満点です。基礎学力・適性試験や面接の評価が著しく低い場合は、得点にかかわらず不合格となります。

出願条件には、所定の卒業年度、全体の学習成績の状況3.8以上、数学・理科それぞれ4.0以上、入学の確約等があります。面接準備だけで、これらの条件を満たせるわけではありません。

自己アピールシートや志望理由書を振り返り、本人の経験、そこから考えたこと、医療に関心を持った理由を整理する練習が考えられます。関わった人の病歴等を不必要に詳しく話すことは避けてください。

薬学部は総合・公募とも少人数のグループ面接

薬学部の総合入試〈専願制〉と推薦入試〈公募併願制〉は、化学・英語・数学の基礎的事項の試験と、少人数のグループ面接があります。各教科の試験は40分です。

公募併願制の70点は、面接・調査書・推薦書を合わせた評価です。面接だけで70点とは考えないでください。参照要項には、グループの一律の人数や一人当たりの面接時間までは示されていません。

練習では、質問への答えと理由を簡潔に話し、他の人の発言にも耳を傾けてみましょう。公募併願制には化学基礎・化学の履修、学校長の推薦等の条件があります。

理学部は学科別に基礎学力の確認方法を読む

総合入試のバランス型・主体性重視型

理学部の総合入試は、一次の書類選考を通過した人が、二次の面接と基礎学力の確認に進みます。方式・学科による指定を確認してください。主な違いは次のとおりです。

学科・方式の例公式要項にある主な内容
生物学科・主体性重視型指定範囲の生物の問題を60分で解答。その後、一人約20分の面接
生物分子科学科・主体性重視型化学または生物の問題を選び、30〜40分程度で答案を作成。20〜30分程度の面接で思考過程等を説明
物理学科・バランス型約30分の面接。事前公開課題に答えたレポートを当日持参・提出
情報科学科・両方式約40分の面接。志望理由書に関する質問、英語や数学の基礎的な確認等
生命圏環境科学科・主体性重視型物理・化学・生物から一つを選び、指定範囲の教科書に沿った問題へ口頭で回答

例えば情報科学科の要項には、英文の読み取り・応答や、数学の用語・解法を口頭で説明する内容が示されています。プログラミングの実績だけを紹介して終わる準備では、こうした確認には対応できません。

物理学科の課題や各学科の指定範囲・持参資料は、要項と学科の案内で確認しましょう。表は一部の要約で、すべての学科に同じ分数や持参条件があるという意味ではありません。

公募推薦は化学科

理学部の推薦入試〈公募制〉は化学科が対象です。化学・英語の適性検査、面接、調査書・推薦書・志望理由書で判定されます。学校長の推薦、指定科目の履修、要項で示された算出方法による評定条件等も必要です。

生物検定・化学検定・物理検定や統計検定の学習、情報オリンピック予選Bランク等の成績は、実際に取り組んだ人が経験を説明する材料になり得ます。ただし、全方式共通の必須資格・加点制度ではありません。

実績名を並べるよりも、何を考え、どう確かめ、何がまだ分からないかを説明できるようにしましょう。未取得の資格や、他人の研究成果を自分のものとして紹介することはできません。

看護学部と健康科学部を区別する

学部・方式主な選考内容
看護学部・総合入試小論文60分、一般常識〈基礎学力〉60分、個人面接と出願書類
看護学部・推薦入試〈公募制〉小論文60分、個人面接と出願書類
健康科学部・総合入試小論文60分、口頭試問を含む面接と提出書類
健康科学部・推薦入試〈公募制〉小論文60分、口頭試問を含む面接と提出書類

健康科学部の総合入試には男子枠の方式もあり、小論文・口頭試問を含む面接・提出書類による選考です。出願資格と日程は、通常の総合入試とは別に確認してください。

健康科学部では、面接が基準点に達しない場合に不合格となることがあります。看護学部の個人面接と同じ内容・時間だと考えないでください。

看護への志望理由は、単に「人を助けたい」で終わらず、本人の学習・活動と結び付けて考える練習が大切です。相手の意向を聞いた経験、分からないことを確認した経験など、実際の行動を振り返ってみましょう。

面接・口頭試問の質問例と回答の組み立て方

以下は独自に作成した架空の練習例です。大学の出題予告ではありません。…( )…に本人の事実を入れてください。

質問1|なぜ東邦大学のこの学部で学びたいのですか

…(関心を持った経験)…から、…(実際に調べたり学んだりした内容)…に取り組んできました。…(そこで残った疑問)…を、東邦大学の…(確認した学部・学科の教育研究)…を通じて深めたいと考えています。

学部の教育内容と、本人がこれまで取り組んだことを結び付ける練習です。

質問2|書類で挙げた活動の、自分の役割は何ですか

…(活動の目的)…に対して、私は…(本人が担当したこと)…を行いました。…(困った場面)…では、…(実際に変えた方法)…を試しました。そこから…(分かったこと)…と、…(改善したいこと)…を考えました。

共同の成果と本人の行動を区別する独自練習です。

質問3|その答案に至った考え方を説明してください

…(問題の条件)…を確認し、…(使える知識・性質)…を考えました。…(計算・考察の手順)…から、…(自分の解答)…に至りました。ただし、…(まだ確認できていない点)…は残っています。

理学部の基礎学力の確認等を想定した独自練習です。実際の出題や正答を示したものではありません。

質問4|相手と意見が違ったとき、どう対応しましたか

…(実際の場面)…で、私は…(当初の考え)…を持っていました。相手に…(確認したこと)…を聞き、…(気付いた事情)…を踏まえて、…(自分が取った行動)…を工夫しました。

医療系でも理学系でも、本人の経験に基づいて協力の過程を説明する練習です。

質問5|学習や探究で、次に確かめたいことは何ですか

…(本人が行った学習・探究)…では、…(確認できたこと)…がありました。一方、…(条件や資料の限界)…から、…(判断できないこと)…も残っています。大学では…(学びたい方法・内容)…を身に付け、さらに考えたいです。

分からない点を隠さず、次の学びにつなげる独自練習です。

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
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今後の試験日程とスキルパスの準備支援

薬学部・看護学部・健康科学部の通常の総合入試や、理学部のバランス型は、すでに試験が終了しています。今後の主な試験日は次のとおりです。

学部・方式今後の主な試験日
医学部・総合入試一次2026年11月20日、通過者の二次面接12月5日
薬学部・公募併願制2026年11月15日
理学部・公募制〈化学科〉2026年11月15日
理学部・総合入試〈主体性重視型〉一次書類選考の通過者が2026年11月28日に二次面接
看護学部・公募制2026年11月21日
健康科学部・公募制、総合入試〈男子枠〉2026年11月28日

出願期限は試験日より前です。例えば薬学部公募併願制・理学部公募制は11月6日、理学部主体性重視型・健康科学部公募制は11月11日が書類必着の締切です。医学部総合入試は11月11日13時がWeb登録の期限で、支払い・書類提出の案内も別に確認してください。

最新の資格条件、課題、書類、集合時刻は、東邦大学の2027年度募集要項案内で、該当する学部・方式の要項を確認しましょう。

東邦大学の志望理由書例文も確認するスキルパスの理系特化推薦対策

スキルパスでは、本人の学習・活動を整理し、学部・学科ごとの面接や口頭試問に合わせた説明の練習を支援します。準備の進め方は、下のフォームからご相談ください。

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