東洋大学の総合型・公募推薦は、学部・学科・方式によって面接や発表の内容が異なります。AO型推薦の発表、自己推薦の面接、公募推薦の小論文後の面接を、同じ試験だと考えないことが大切です。
受験する方式の課題・提出書類と、当日の発表・口頭試問を一緒に確認しましょう。この記事は訂正済みの2027年度公式要項に基づくガイドです。後半の回答例は架空の独自練習で、公式過去問や合格者の回答ではありません。
AO型・自己推薦・公募推薦の違い
| 区分 | 準備で確認すること |
|---|---|
| 総合型・AO型推薦入試 | 課題や発表資料、事前適性審査の有無、発表・質疑応答・面接の指定 |
| 総合型・自己推薦入試 | 学科別の小論文・実技・討議等と面接。自己推薦なので学校長の推薦が不要な方式 |
| 学校推薦入試〈総合評価型・公募制〉 | 学校長の推薦と学科別の評定等の条件。小論文・総合問題・実技等と面接 |
| 「独立自活」支援推薦入試 | 制度固有の出願条件、提出課題、発表等の指定。通常の公募推薦と別に確認 |
自己推薦入試にも所定の推薦書様式があります。書類の名称だけを見て、学校長の推薦を受ける公募推薦と混同しないでください。対象学科・実施月・履修・資格・入学意思等の条件は、それぞれの要項で確認が必要です。
また、情報連携学部の事前適性審査は、大学への本出願とは別の手続きです。本出願の締切まで待ってから準備を始めないようにしましょう。
AO型推薦の発表・面接は学科ごとに準備する
文系学科でも発表の形式が違う
| 学部・学科の例 | AO型推薦での主な指定 |
|---|---|
| 文学部教育学科〈初等教育専攻〉 | 一人4分の発表、5名前後のグループによる15分程度の討議等 |
| 経済学部総合政策学科 | 課題論文に基づく発表8〜10分、質疑応答5〜15分程度 |
| 国際学部グローバル・イノベーション学科 | 英語の発表10分以内と質疑応答。提出した資料・課題の指定に従う |
教育学科では、他の受験者の発表内容に関する質問を受ける場合もあります。自分の発表だけを暗記して終わらず、相手の主張と根拠を聞き取る練習も考えられます。
発表用データ、紙の資料、持込み機器の扱いは方式ごとに違います。「どの学科でも自分のPCを使える」「当日に新しい資料へ変更できる」と考えないでください。
情報連携学部は3方式を区別する
コンピュータ・サイエンス型は、自作ソフトウェアのGitHub公開と、事前適性審査で基準を満たすこと等が必要です。当日は5分厳守の個人発表を含め、質疑応答・口頭試問等を全体で30分程度行います。
発表には自分のPCを持参し、自分でソフトウェアを開発したことが分かるように説明する必要があります。HDMI接続等の条件も要項で確認してください。数学の学習状況やAI等の情報通信技術も質問の対象です。
INIAD MOOCs型は、プログラミング・数学の事前適性審査があり、面接にはその学習範囲の口頭試問を含みます。コンピュータ・サイエンス型と同じ5分発表があると決め付けないでください。
INIAD特別スカラシップ型は、専用の事前適性審査と本出願の手続きを確認しましょう。事前審査はAIによる総合型テストと、基準を満たした人への面接審査があります。本試験の面接とは区別が必要です。
理工・環境・生命分野は課題と基礎知識をつなげる
理工学部の機械工学科・都市環境デザイン学科・建築学科のAO型は、提出課題を5分程度で発表します。機械工学科・都市環境デザイン学科は、高校の教科に関する口頭試問も含みます。
環境イノベーション学部は、課題発表8分程度、その後に面接・口頭試問7分程度です。環境に関する基礎知識の確認があります。生命科学部のAO型にも、課題発表8分程度と、その後の口頭試問を含む面接7分程度の指定があります。
これらは一部の方式の例です。ほかの学科・方式にも固有の課題があるため、学科名と試験区分の両方を確認してください。
自己推薦・公募推薦の面接と実績の整理
小論文の時間を面接時間と混同しない
自己推薦と公募推薦は、学科に応じて小論文や実技、討議等の組合せがあります。公募推薦の機械工学科〈総合問題型〉は、物理・数学の基礎知識を使う問題と200字程度の小論文を含む総合問題の後に面接があります。
公募推薦の総合情報学部〈メディア情報専攻・システム情報専攻〉は、小論文と面接です。環境イノベーション学部は、小論文の後の面接に、環境に関する基礎知識の口頭試問を含みます。
試験表の「60分」等が小論文にかかる場合、同じ分数の面接があるという意味ではありません。一律の面接時間が示されていない学科については、時間を決め付けないでください。
資格・制作・探究を説明の材料にする
物理検定・化学検定・生物検定、統計検定等の学習や、制作・観察・調査の経験は、本人が取り組んだことを説明する材料になります。情報系では、実際に情報オリンピック予選Bランク等の成績を得た人が、問題への取り組み方を振り返る練習も考えられます。
資格や受賞を書類に記載する際は、方式ごとの客観資料の指定に従ってください。すべての資格が全学科共通の出願条件や加点になるわけではありません。
自分の担当、試した方法、確認できた結果を分け、書類と発表・面接の説明を一致させることが重要です。取得していない資格や、経験していない活動を加えることはできません。
面接・質疑応答の質問例と回答の組み立て方
以下は独自に作成した架空の練習例です。大学の出題予告ではありません。…( )…に本人の事実を入れてください。
質問1|なぜ東洋大学のこの学科で学びたいのですか
…(関心を持った経験)…から、…(実際の学習・活動)…に取り組んできました。…(残った疑問)…を深めるため、東洋大学の…(確認した学科の教育研究)…で、…(具体的に学びたいこと)…を学びたいです。
学科で学ぶ内容と本人の経験を結び付ける独自練習です。
質問2|課題で述べた結論の根拠は何ですか
…(課題の問い)…について、…(参照した資料や本人の調査)…を確認しました。…(分かった事実)…を踏まえ、…(自分の考え)…に至りました。ただし、…(まだ不足する情報)…があり、…(追加で確かめたい点)…は残っています。
資料に書いてあることと、自分の考察を区別して説明する練習です。
質問3|自分の制作・研究で工夫した点は何ですか
…(本人が作ったもの・調べたこと)…では、…(最初に困った点)…がありました。そこで…(自分が変えた方法)…を試し、…(確認できた結果)…がありました。…(他の人に助けてもらった部分)…と、…(自分で担当した部分)…は区別しています。
成果物の紹介だけでなく、本人の考えと作業を伝える独自練習です。
質問4|他の人の発表から何を考えましたか
…(相手の主張)…について、…(示された根拠)…が重要だと受け止めました。私は…(自分の考えと理由)…と考えています。一方で、…(確かめたい条件)…についても確認したいです。
グループ形式を想定した独自練習です。相手の意見を聞かずに、用意した発言だけを話すことは避けましょう。
質問5|基礎知識を使って、どう考えたか説明してください
…(問題の条件)…から、…(使える定義・性質)…を考えました。…(計算・考察の手順)…を使うと、…(自分の解答)…につながります。ただ、…(未確認の点)…については、さらに確かめる必要があります。
口頭試問がある方式向けの独自練習です。特定の問題が出題されると予告するものではありません。
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理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
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大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
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志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
今後の日程とスキルパスの準備支援
2027年度のAO型・自己推薦・公募推薦は、方式や学科により実施月が異なります。10月18日の試験は終了しています。今後の実施回の主な日程は次のとおりです。
| 実施回 | 出願期間・試験日 |
|---|---|
| 11月実施 | 出願2026年11月2〜5日、試験11月22日 |
| 12月実施 | 出願2026年11月27日〜12月2日、試験12月13日 |
すべての学科が両方の回で募集するわけではありません。出願は登録に加え、検定料の支払いと書類郵送が必要です。書類は期間内消印有効ですが、事前適性審査や個別課題の期限は別に確認してください。
最新の対象学科、資格条件、課題・機器の指定は、東洋大学の総合型・公募推薦の公式要項案内で確認できます。情報連携学部の事前審査は、同ページから案内されるINIAD Admissions Officeも確認しましょう。
スキルパスでは、本人の学習・制作・探究を整理し、学科・方式に合わせた課題発表、面接、質疑応答の練習を支援します。準備の進め方は、下のフォームからご相談ください。


