日本歯科大学は、生命歯学部〈東京〉と新潟生命歯学部で、受験する方式や試験の組合せが異なります。新潟の総合型選抜は個人面接とグループディスカッション、公募推薦は両学部とも個別の面接があります。
歯科医療を学びたい理由に加え、本人が学習や活動で何を考え、どう行動したかを説明できるようにしましょう。この記事は2027年度公式要項に基づくガイドです。後半の回答例は架空の独自練習で、公式過去問や合格者の回答ではありません。
東京・新潟の方式と試験内容
| 学部・方式 | 主な選考内容 |
|---|---|
| 新潟生命歯学部・総合型Ⅰ期・Ⅱ期 | 調査書、個人面接、グループディスカッション。資格取得や文化・芸術・スポーツ・ボランティア等の活動経験も評価 |
| 生命歯学部〈東京〉・学校推薦型〈公募制〉 | 調査書、英語小テスト、小論文、個別面接 |
| 新潟生命歯学部・学校推薦型〈公募制〉 | 調査書、小論文、個別面接 |
東京の公募推薦には英語小テストがあります。新潟の公募推薦にも同じ小テストがあると思い込まないでください。また、東京の入試に新潟の総合型の討議形式をそのまま当てはめることもできません。
総合型はオープンキャンパス参加が必要
新潟生命歯学部の総合型は、オープンキャンパスに参加して学部への理解を深めることが必須です。前年度の参加でも受験できると要項に示されています。参加状況と対象日程は、出願前に確認してください。
公募推薦には、学校長の推薦や入学の確約等の条件があります。東京は所定の卒業見込み、新潟は所定の卒業見込みに加え2026年3月卒業者も対象です。学歴・推薦条件の全体は、受験学部の要項を確認しましょう。
新潟の総合型は討議と個人面接を練習する
自分の意見と相手の意見を区別する
総合型の時間割では、グループディスカッションが9時30分〜10時20分、その後10時40分から個人面接となっています。個人面接の一律の分数や、討議の固定人数までは参照要項から断定できません。
討議の練習では、意見を述べるだけでなく、相手がどんな根拠で考えているかを聞き取ってみましょう。意見が異なる場合は、どの前提や条件が違うかを確かめる練習が考えられます。
決まった役割を担当すれば合格する、特定の順番で発言すれば評価が上がる、といった攻略法を要項から導くことはできません。実際の試験の指示に従うことが基本です。
活動経験は本人の行動まで整理する
総合型では、数検・英検・漢検・TOEIC・TOEFL等の資格取得状況や、文化・芸術・スポーツ、ボランティア等の経験も評価すると示されています。取得した資格や参加した活動の名称だけで終わらず、何を学び、どんな工夫をしたかを振り返ってみましょう。
これらすべての資格を取る必要がある、あるいは決まった資格だけで合格する、という意味ではありません。本人が取得していない資格や、参加していない活動を加えることはできません。
公募推薦は小論文・教科学習と面接を並行する
東京は英語小テストと小論文、新潟は小論文
東京の公募推薦は、英語小テスト30分、小論文60分の後に面接があります。新潟の公募推薦は、小論文60分の後に面接です。書類や面接だけを準備して、必要な筆記試験を見落とさないようにしましょう。
面接は受験生本人に個別に行います。面接を受けない場合は失格となり、集合から面接まで1時間以上待つ場合もあります。この待ち時間は、一人の面接の長さではありません。
歯科医療への関心を、これまでの学びにつなげる
志望理由は、身近な経験だけでなく、その後に本人が調べたり学んだりしたことまで振り返ってみましょう。生物・化学の学習経験や検定の学習を挙げる人も、何を理解し、どこに疑問が残ったかを説明する練習が考えられます。
生物検定・化学検定等は、ここでは独自の学習例です。公募推薦で一律の必須資格や加点になると述べているわけではありません。医学・歯科の専門知識を高校生の経験だけで断定するための練習でもありません。
志望理由書・調査書・面接で説明する経験を一致させ、本人の行動と、資料で調べた内容を分けて話しましょう。
面接・討議の質問例と回答の組み立て方
以下は独自に作成した架空の練習例です。大学の出題予告ではありません。…( )…には本人の事実を入れてください。
質問1|なぜ歯科医療を学びたいのですか
…(関心を持ったきっかけ)…から、…(実際に調べたり学んだりしたこと)…に取り組みました。その中で、…(さらに知りたい点)…が残りました。歯科医療を学び、…(本人が目指す方向)…について考えを深めたいです。
きっかけだけで終わらず、その後の学習や行動を説明する独自練習です。
質問2|なぜ日本歯科大学のこの学部なのですか
日本歯科大学の…(志望学部の公式情報で確認した学び)…に関心があります。私は…(本人の経験)…を通じて、…(身に付けたい力)…が必要だと考えました。入学後は…(具体的に学びたいこと)…に取り組みたいです。
東京と新潟の学部を区別し、確認した教育内容と本人の関心を結び付ける練習です。
質問3|活動で周囲と協力した経験を説明してください
…(実際の活動)…で、私は…(担当したこと)…を行いました。…(困った場面)…では、…(相手に確認したこと)…を踏まえ、…(自分が変えた行動)…を工夫しました。
活動の成果と、自分の役割を分けて説明する独自練習です。
質問4|異なる意見を聞いて、何を考えましたか
…(相手の主張)…について、…(示された理由)…が重要だと受け止めました。私は…(自分の考えと根拠)…と考えています。ただ、…(確かめたい条件)…によっては、別の考え方も必要だと思います。
グループディスカッションを想定した独自練習です。相手の発言を聞かず、用意した文章だけを話すことは避けましょう。
質問5|学習で工夫したことと、残った課題を教えてください
…(実際に学んだ内容)…で、…(理解できなかった点)…がありました。…(調べた方法・受けた助言)…を通じて、…(分かったこと)…を整理しました。まだ…(残った疑問)…があり、さらに学びたいです。
資格や成績の名前だけでなく、学習の過程を説明する独自練習です。
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合格へ
今後の日程とスキルパスの準備支援
新潟生命歯学部総合型Ⅰ期の試験は、2026年10月24日に終了しています。今後の日程は次のとおりです。
| 学部・方式 | 出願・試験日程 |
|---|---|
| 生命歯学部〈東京〉・公募推薦 | 出願2026年11月1〜9日・必着、試験11月14日 |
| 新潟生命歯学部・公募推薦 | 出願2026年11月1〜16日・必着、試験11月21日 |
| 新潟生命歯学部・総合型Ⅱ期 | 出願2026年12月1〜15日・必着、試験12月20日 |
インターネット登録に加え、必要書類の郵送が必須です。書類の到着期限までに手続きが完了するように準備してください。
最新の条件と必要書類は、生命歯学部〈東京〉の公式募集要項案内、新潟生命歯学部の公式募集要項案内で確認できます。
スキルパスでは、本人の学習・活動を整理し、志望理由の説明、面接や討議で考えを伝える練習を支援します。準備の進め方は、下のフォームからご相談ください。


