二松学舎大学の総合型選抜は、文学部と国際政治経済学部で試験内容が異なります。文学部には書道や小論文に関する試問を含む方式があり、国際政治経済学部には英語での質疑や、課題解決レポートに関する質問を含む方式があります。
志望理由だけでなく、当日の答案や自分の活動について、考えた理由を説明できるようにしましょう。この記事は2027年度公式要項に基づくガイドです。後半の回答例は架空の独自練習で、公式過去問や合格者の回答ではありません。
文学部の面接・試問を方式別に確認する
| 方式 | 主な試験内容 |
|---|---|
| 国際日本・中国学科総合型〈書道実技型〉 | 書道実技60分・100点、書に関する試問を含む面接40点、書道の活動報告書10点 |
| 国際日本・中国学科総合型〈学科主題別小論文〉 | 小論文60分・100点、小論文に関する試問を含む面接50点 |
| 総合型Ⅰ期〈文章読解型小論文〉 | 小論文60分・100点、面接50点 |
| 総合型Ⅱ期〈テーマ型小論文〉 | 小論文60分・100点、面接50点 |
| 総合型Ⅲ期〈文章読解型小論文・通常枠〉 | 小論文60分・100点、面接50点 |
| 総合型Ⅲ期〈書道実技型〉 | 書道実技60分・100点、書に関する試問を含む面接40点、書道の活動報告書10点 |
上記の面接点には、調査書の内容も含まれます。面接の配点と面接だけの評価を同じものとして捉えないでください。また、60分は小論文・実技の時間で、面接の時間ではありません。
書道・小論文について説明する準備
書道実技型は、作品を仕上げる練習とともに、これまでの学習や制作で何を考えてきたかを振り返ってみましょう。受賞歴だけで終わらず、学んだこと、工夫したこと、大学で深めたいことを説明する独自練習が考えられます。
学科主題別小論文は、古典〈漢詩・漢文〉・論語・三国志の設問から一つを選ぶ試験です。小論文に関する試問があるため、自分の主張と、資料・文章のどこを根拠にしたかを区別する準備が必要です。
試験科目のいずれかの得点が著しく低い場合、総合点にかかわらず不合格になることがあると示された方式もあります。面接だけ、あるいは小論文・実技だけに偏らないようにしましょう。
国際政治経済学部は基礎学力・英語・課題解決を区別する
| 方式 | 主な試験内容 |
|---|---|
| 総合型Ⅰ期〈読解力総合型〉 | 読解力総合問題60分・100点、面接100点 |
| 総合型Ⅰ期〈英語資格型〉 | 小論文100点、面接100点、英語外部試験の換算点50点。面接には一部、簡単な英語での質疑を含む |
| 総合型Ⅱ期〈小論文型〉 | 小論文100点、面接100点 |
| 総合型Ⅱ期〈基礎学力評価型〉 | 基礎学力試験200点、面接20点、調査書による加点最大10点 |
| 総合型Ⅲ期〈課題解決型〉 | 模擬講義45分、確認テスト・課題解決レポート45分・100点、面接100点 |
基礎学力評価型は、2027年度の新しい方式です。必須の国語に加え、英語・数学・英語外部試験利用の指定から選びます。選択は出願時に登録し、当日変更はできません。正式な出願資格、対象となる英語試験等も確認してください。
課題解決型は講義内容と自分の考えを分ける
Ⅲ期では、地理歴史・公民の範囲の模擬講義を受講した後、確認テストと課題解決レポートに取り組みます。講義中のメモは、この確認テスト・レポートに持ち込めます。面接にも自由に資料を持ち込める、という意味ではありません。
面接にはレポート内容に関する質疑が一部含まれます。講義で示された事実と、自分が考えた解決策を区別して説明する練習が考えられます。
同方式には、所定の卒業年度と全体の学習成績の状況3.2以上等の条件があります。面接の配点が高いことと、誰でも出願できることは別です。
読書・資格・活動を志望理由につなげる
学んだ内容を一つ具体的に説明する
文学部なら、実際に読んだ作品や歴史・文化への関心を、どの場面や資料から考えたのかまで整理してみましょう。国際政治経済学部なら、ニュースの見出しだけでなく、文章や表・グラフの根拠を確認する練習が考えられます。
漢字・英語の検定、書道の展覧会、地域での調査や発表などは、本人が取り組んだことを説明する材料です。統計検定の学習経験がある人なら、データの読み方を学んだことと、社会の問題への関心をつなげる練習も考えられます。
資格名や賞の名前だけを挙げるよりも、準備で何を学び、何を工夫したかを振り返ってみましょう。これらの活動例を、全方式共通の必須資格や加点だと考えないでください。英語資格型等の正式な条件とは区別が必要です。
志望理由書・活動報告書・面接で話す経験を一致させ、本人が行っていない活動や未取得の資格は加えないでください。
面接・試問の質問例と回答の組み立て方
以下は独自に作成した架空の練習例です。大学の出題予告ではありません。…( )…に本人の事実を入れてください。
質問1|なぜ二松学舎大学のこの学科なのですか
…(関心を持ったきっかけ)…から、…(実際に読んだり調べたりしたこと)…に取り組んできました。…(そこで残った疑問)…を、二松学舎大学の…(確認した学科の教育研究)…を通じて深めたいです。
大学の印象だけでなく、本人の関心と学科の分野を結び付ける独自練習です。
質問2|小論文でその考えを述べた理由は何ですか
…(文章や課題で示されたこと)…を踏まえ、私は…(自分の主張)…と考えました。根拠は…(答案で用いた理由)…です。ただし、…(別の立場や条件)…も考えられ、…(さらに確認したい点)…は残っています。
小論文への試問を想定した独自練習です。実際のテーマや正答を示したものではありません。
質問3|書道や読書の活動で工夫したことは何ですか
…(本人が取り組んだこと)…では、…(最初に難しかった点)…がありました。…(助言や自分の気付き)…を受けて、…(変えた練習・調べ方)…を試しました。その結果、…(確かめた変化)…がありました。
実際の活動の過程を説明する独自練習です。ほかの人の作品や実績を自分のものとして紹介することはできません。
質問4|講義とレポートから、どのような解決策を考えましたか
講義では…(示された事実)…を学びました。私は…(注目した課題)…に対し、…(自分の提案)…を考えました。ただ、…(実現に必要な条件や限界)…があり、…(追加で必要な情報)…も確かめたいです。
課題解決型を想定した独自練習です。講義の内容と本人の提案を混同しないようにしましょう。
質問5|関心のある社会問題を説明してください
私は…(実際に調べた問題)…に関心があります。…(確認した資料)…では、…(分かること)…が示されていました。一方、…(その資料だけでは判断できないこと)…もあり、…(自分が考えたい点)…が残っています。
英語資格型を受験する人は、こうした関心を簡単な英語でも説明してみましょう。決まった質問が出ると予告するものではありません。
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今後の日程とスキルパスの準備支援
国際日本・中国学科総合型、文学部Ⅰ期、国際政治経済学部Ⅰ期の試験は終了しています。今後の主な日程は次のとおりです。
| 学部・方式 | 出願・試験日程 |
|---|---|
| 文学部Ⅱ期・国際政治経済学部Ⅱ期 | 出願2026年11月1〜12日、試験11月22日 |
| 文学部Ⅲ期・国際政治経済学部Ⅲ期 | 出願2026年11月16日〜12月7日、試験12月13日 |
Web登録は締切日の16時30分まで、提出書類は締切日消印有効です。入学検定料の支払いも含め、該当方式の手続きと出願資格を確認してください。
最新の条件と試験内容は、二松学舎大学の総合型選抜要項、公式入試情報で確認できます。
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