南山大学の面接対策では、学科だけでなく、総合型入試のどの試験型を受けるかが重要です。発表の質疑応答、講義後の口頭試問、グループワーク後の個人面接では、必要な練習が異なります。

志望理由を暗記するだけでなく、提出した活動や探究について、根拠・自分の担当・分かったことを説明できるようにしましょう。

以下の質問・回答は独自に作成した架空の練習例です。公式過去問、合格者の回答、出題予告ではありません。本人が実際に経験したことに置き換えてください。

南山大学は四つの総合型と長期留学経験者対象の推薦を区別

2027年度の総合型入試には、次の四つの試験型があります。

試験型対象学部・学科と対策の中心
資格・検定試験活用型外国語学部5学科、経営学部、法学部。所定の資格・スコアに加え、小論文と面接
プレゼンテーション型人文のキリスト教・人類文化、経済、総合政策、理工4学科、国際教養。発表と質疑応答・面接・口頭試問、小論文
講義体験型人文の日本文化、理工の電子情報工学・機械システム工学、外国語のアジア。講義の理解と口頭試問
グループワーク型人文の心理人間。小論文、グループワークとふりかえり、個人面接

人文学部は、キリスト教・人類文化・心理人間・日本文化の4学科で試験型が分かれます。外国語学部アジア学科と理工学部の一部学科には複数の試験型がありますが、総合型で出願できるのは1学科・1試験型です。

別制度の学校推薦型選抜には、長期留学経験者対象の公開された募集があります。高校在学中の継続した1学年、10か月程度以上の留学、学校長の推薦、学科別の語学・成績等の条件が必要です。合格した場合に必ず入学することも出願条件です。

プレゼンテーション型は学科の指定テーマと時間に合わせる

プレゼンテーション型の時間と内容は、次のように分かれています。

学部・学科発表とその後の審査
人文・キリスト教活動と志望動機の発表10分、個人面接20分
人文・人類文化文化人類学・考古学・哲学・言語学のいずれかに関する発表10分、質疑応答10分
経済社会・経済の問題について探究・活動してきたことの発表20分、質疑応答10分
総合政策社会活動やボランティア等での自分の取り組みの発表10分、口頭試問20分
理工4学科数学・情報・物理に関する課題と志望学科を結び付けた発表10分、質疑応答10分
国際教養学科の学びに関するテーマの事実・歴史を調べた発表10分、面接10分

理工学部の対象は、ソフトウェア工学、データサイエンス、電子情報工学、機械システム工学です。要項では、質疑応答は発表、志望理由書、自己推薦書の内容について行うとされています。数学の成績も書類審査で特に評価されます。

例えばプログラムの制作なら、何を入力し、どう処理し、どのように結果を確かめたかを整理しましょう。情報オリンピック予選Bランクや物理検定などの学習経験が実際にあれば、そこで学んだ内容を探究にどう使ったかも説明材料になります。これらは独自の準備例であり、取得が一律の出願条件や加点になるという意味ではありません。

経済学部は、社会・経済の具体的な問題に対する探究や活動が中心です。統計検定等の資格名だけでなく、データの選び方や、集計から言える範囲を説明できることが大切です。総合政策学部では、団体全体の実績と自分が実際に担った役割を分けて伝えましょう。

発表資料をきれいに整えることより、なぜその方法を選んだのか、別の説明は考えられないかという問いに答える練習が重要です。

国際教養学部の発表は日本語または英語です。総合政策学部は原則日本語で、第2次審査の出願時に英語を選択した場合は英語も認められます。資料の持込方法や機材の指定まで、募集要項で確認してください。

資格活用・講義体験・グループワーク・推薦の面接形式

資格・検定試験活用型

外国語学部は、英米・スペイン・ラテンアメリカ・フランス・ドイツが個人面接、アジアがグループ面接です。英米は英語の面接を含み、他の4学科も資格証明を提出した外国語による面接を一部含む場合があります。

経営学部は個人面接10分です。法学部も個人面接ですが、すべての学部の所要時間が10分というわけではありません。資格・検定試験の種類、スコア、有効期間は学部・学科の指定に従いましょう。

外国語学部は小論文200点、面接150点、書類100点です。経営・法学部は小論文、面接、書類が各100点です。資格を持っているだけで合格が決まる制度ではありません。

講義体験型とグループワーク型

日本文化学科はグループの口頭試問30分、理工の電子情報工学・機械システム工学は個人の口頭試問15分です。当日の課題講義、小論文、口頭試問、書類で審査されます。理工の小論文には数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B・Cを含む基礎学力も含まれます。

アジア学科の講義体験型は、事前の体験授業を受け、課題レポートの審査で修了を認められることが必要です。本試験の口頭試問はグループで30分です。当日の講義を受ければ誰でも出願できるという仕組みではありません。

心理人間学科の総合型は、ふりかえりを含むグループワーク90分と個人面接15分です。配点は書類100点、小論文100点、グループワーク100点、面接50点です。事前の課題レポートでは、学科のウェブページや動画等から学科の特徴をまとめます。話す量だけを増やさず、他の人の意見をどう理解し、自分の考えがどう変わったかも振り返りましょう。

学校推薦型選抜・長期留学経験者対象

推薦の面接は、総合型と同じ学科でも形式が違います。

形式学部・学科
個人面接人文のキリスト教・人類文化・日本文化、外国語5学科、経営、総合政策
グループ面接経済、法、理工4学科、国際教養
グループワークを含むグループ面接人文・心理人間。受験者が1人の場合は個人面接

英米と国際教養は英語の面接を含みます。経済学部は小論文の課題をテーマとしたグループ討議と志望理由等の確認があります。経営学部は小論文を実施しません。

留学先で楽しかったことだけでなく、授業での取り組み、考えが変わった経験、帰国後に続けた学習と志望分野の関係を整理しましょう。留学の期間を証明する書類、語学スコア、学校内の推薦手続も必要です。

南山大学の面接に備える質問例と回答の組み立て方

質問例1:南山大学のこの学科を志望する理由は何ですか

…(実際に関心を持った経験)…から、…(探究や学習したこと)…に取り組みました。そこで…(分かったことと残った疑問)…がありました。南山大学の…(確認した学科の学習内容)…を通じて、…(さらに考えたい問い)…を深めたいと考えています。

大学の教育モットーを繰り返すだけでなく、自分の経験と学科で学ぶ理由を結び付けましょう。授業名や学習内容は実際の公式案内で確かめてください。

質問例2:その探究の方法を選んだ理由は何ですか

…(実際の制作・調査)…では、…(確かめたかったこと)…のために…(選んだ方法)…を使いました。…(比較した結果)…から、…(言えること)…が分かりました。ただし…(条件や限界)…があり、今後は…(確かめたい点)…を調べたいです。

理工ならプログラムや実験の仕組み、経済ならデータの集め方や比較条件まで説明できるようにしましょう。他人が担当した作業を自分の実績にしないことも大切です。

質問例3:文化や社会の問題について、意見が変わった経験はありますか

…(本人が実際に読んだ資料や経験)…の前は、…(当初の考え)…を持っていました。…(異なる根拠や意見)…に触れて、…(考え直した点)…がありました。現在は…(根拠を添えた自分の考え)…と考えています。

人文・外国語・法・国際教養などを想定した練習例です。ある国や文化全体を一つの経験で決め付けず、事実と自分の解釈を分けて伝えましょう。

質問例4:グループで意見が異なったとき、どう関わりましたか

…(実際の共同活動)…で、…(意見が分かれた点)…がありました。私は…(相手の理由を確かめた行動)…の後、…(提案したこと)…を伝えました。結果は…(実際の経過)…で、自分にも…(見直す必要があった点)…がありました。

グループワークや討議の練習では、他の人の発言を正確に聞き、自分の意見との共通点や違いを短く説明する練習が役立ちます。発言回数だけで評価が決まると考えないようにしましょう。

質問例5:留学の経験を大学での学びにどうつなげたいですか

…(実際の留学先の授業や共同活動)…で、…(取り組んだ課題)…がありました。…(自分が工夫したこと)…を通じて、…(学んだこと)…に気付きました。帰国後も…(実際に続けた学習)…に取り組み、大学では…(志望学科で深めたい内容)…を学びたいです。

長期留学経験者対象の推薦を想定した独自例です。渡航や留学をしていない人に、架空の経験を作るための例ではありません。以上の練習例は実際の出題や合格を保証するものではありません。

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

コースと合格実績をトップページで見る

2027年度の日程と提出書類を確認

総合型入試の試験は、法学部の資格・検定試験活用型が2026年9月26日、その他が10月17日で、すでに終了しています。合格発表は11月2日です。出願前の講義参加が必要な方式を、面接だけ受けられる入試と混同しないようにしてください。

長期留学経験者対象の推薦は、ウェブ出願登録が2026年10月1日から11月6日17時まで、書類郵送は11月2日から11月6日までの消印有効です。試験は11月28日です。ウェブ登録だけで出願は完了せず、期間内に書類を送る必要があります。

国際教養学部の総合型では、志望理由書・自己推薦書をWordで作成する場合のフォントサイズについて、大学が8月26日付で訂正案内を出しています。募集要項に加えて変更・訂正情報も確かめましょう。

公式資料:2027年度の要項・出願書類一覧、総合型入試要項、長期留学経験者対象の学校推薦型選抜要項、国際教養学部の書類作成に関する案内。

南山大学の志望理由書例文も確認するスキルパスの理系特化推薦対策

スキルパスでは、本人の資格学習・探究・活動を整理し、志望理由書と面接・発表の準備を徹底伴走で支援します。相談は下のフォームからどうぞ。

    合格を実現するスキルパスによる受験相談はこちら


    「第一志望合格率8割」を3年連続実現中

    合格を実現するスキルパスによる受験相談はこちら

    メールアドレス 必須

    相談者お名前 必須

    相談者の属性 必須

    現在の学年 必須

    電話番号 必須

    希望日程、曜日など 必須


    こちらで希望をお伺いの上、日程は担当者と調整後確定します。複数の日程を2,3日の余裕をもってご記入ください。土日・祝日も対応可能です。(10:00〜23:00まで対応可能です)

    所属高校・中学

    志望大学、ご要望、特に知りたいことなど

    当塾を何で知りましたか? 必須

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です