神戸親和大学の面接対策は、AO入試と、公募の学校推薦型選抜を分けて考えましょう。AOは小論文と面接、公募の探究入試は口頭発表と質疑応答、面接型は提出済みの課題作文も使うなど、準備する内容が異なります。
2027年度の公式募集要項を基に、国際文化・心理・教育・スポーツ教育の4学科について整理しました。資格活用型の面接と、総合型のスポーツ入試も取り上げます。
以下の質問・回答例は独自の架空の練習用です。過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には本人の実際の経験を入れてください。
神戸親和大学はAOと公募推薦の面接を分けて準備する
| 選抜・方式 | 面接・発表 | 合わせて準備するもの |
|---|---|---|
| 総合型・AO入試 | 個別または集団、1人10~15分程度・50点 | 小論文60分・800字程度・50点。エントリーシートと調査書を面接資料に使用 |
| 公募推薦・探究入試 | 20分程度。発表5分程度、質疑応答10~15分・30点 | 志望理由書・探究学習報告書20点 |
| 公募推薦・面接型入試 | 個別または集団、1人10~15分程度・30点 | 志望理由書・自己評価書10点、事前提出の課題作文10点 |
| 公募推薦・資格活用型入試 | 個別または集団、1人10~15分程度・20点 | 所定の資格取得点20点、志望理由書・自己評価書10点 |
| 総合型・スポーツ入試 | 個別または集団、1人10~15分程度・50点 | 事前実技審査50点。出願前の資格認定と、対象クラブ・競技実績などの確認が必要 |
AOとスポーツ入試は専願です。公募の探究・面接・資格活用型は、大学が学校推薦型選抜の併願入試として案内しています。推薦書など、受験方式に必要な書類も確認してください。
探究・面接・資格活用型は、評定平均値3.0以上などの出願資格が示されています。探究入試には探究の授業で発表などを行った経験、または大学の高大接続科目「探究」の修了という条件もあります。資格活用型は、所定の資格基準を満たす必要があります。
受験方式ごとの書類と評価方法を確かめ、書いた内容を本人の経験に基づいて説明する準備が大切です。
エントリーシートや自己評価書には経験と成長を書く
AOのエントリーシートは学科別です。志望理由、大学で学びたいこと、将来取り組みたいこと、学校生活での具体的な経験などを整理しましょう。
例えば国際文化学科の書式には、文化などへの関心、または高校で取り組んだ研究・発表を説明する欄があります。心理学科には心理学を学ぶ意味を考える欄、スポーツ教育学科には部活動の地域移行や共生社会などについて考える選択課題があります。実際に出願する学科の書式を読んで準備してください。
公募の面接型は、志望理由書・自己評価書に加え、900字以内の課題作文を事前に提出します。国際文化は文化・地域・情報技術や探究経験など、心理は心理学を学ぶ目的や活用、教育は本人の経験を基にした教育・保育の課題、スポーツ教育は学びと将来の仕事の関係がテーマです。
自己評価書では、資格取得、部活動、ボランティア、探究や発表などの経験から、何を学び、どのように成長したかが評価されます。本人が担当したことと、その後の考えの変化が伝わる具体例を用意しましょう。
学科別に練習したい質問例と回答例
次の例は、本人の経験と志望分野をつなげるためのものです。同じ質問が面接で出ることを示すものではありません。
国際文化学科:文化や情報に関心を持ち、何に取り組みましたか
……(本人の文化活動、交流、情報技術を使った制作など)……で、私は……(関心を持った疑問)……を調べました。……(資料の比較や制作で工夫したこと)……から、……(新しく分かったこと)……がありました。大学では文化やコミュニケーションへの理解を深め、根拠を示して自分の考えを伝える方法を学びたいです。
英語検定、情報関係の資格や制作、スピーチコンテストなどに取り組んだ場合も、結果と、その過程で考えたことを説明しましょう。
心理学科:人の心理や行動を、なぜ学びたいのですか
……(本人の学校生活や共同活動)……で、同じ場面でも人によって受け止め方が違うことに関心を持ちました。私は……(実際に読んだ資料や調べたこと)……を通して、自分の印象だけでは説明できないと感じました。大学では心理学の知識と研究方法を学び、人の心理や行動を根拠に基づいて理解したいです。
本人が統計検定などの学習やデータを使った探究に取り組んだ場合は、比較の条件や解釈で注意したことも説明できます。
教育学科:子どもとの関わりで、何を学びましたか
……(本人の交流、学習支援、保育体験など)……で、私は……(伝わりにくかった場面)……を経験しました。そこで……(声かけや教材を変えたこと)……を試し、……(実際の反応)……を振り返りました。大学では子どもの発達や教育・保育の方法を学び、一人ひとりに合った関わり方を考えたいです。
保育技術検定などの本人の学習経験がある場合も、技術を学んで気づいたことと、大学でさらに学びたいことをつなげてください。
スポーツ教育学科:競技や運動の経験から、どんな問いを持ちましたか
私は、……(本人の競技・運動・運営などの経験)……で、……(練習や参加の課題)……に気づきました。……(記録、比較、仲間との相談など)……を通して、……(試した改善と結果)……を整理しました。大学ではスポーツを指導や健康、心理、運営などの視点から学び、……(本人が深めたい疑問)……を考えたいです。
大会の成績だけでなく、本人が継続した工夫や、ほかの人と協力した経験も材料になります。AOや公募のスポーツ教育学科への出願と、事前認定が必要なスポーツ入試は別の制度です。
資格・大会・探究の結果に加え、本人の役割と、そこから何を学んだかまで説明できるようにしましょう。
探究発表・小論文・資格の説明を方式に合わせて練習する
探究入試は、発表5分程度と質疑応答10~15分を合わせて20分程度です。問いを決めた背景、本人の活動と結果、大学での学びへのつながりを簡潔に整理してください。1人で行った活動なら、協働の経験を無理に作る必要はありません。
発表はPowerPoint、紙資料、資料を使わない方法から選べます。紙資料を使う場合はコピー2部、パソコンを使う場合はUSBに入れたデータを持参する案内があります。大学が用意する機器や当日の方法も確認しましょう。
AOは学科ごとの小論文と面接があります。800字程度を60分で書く練習に加え、エントリーシートの具体例について、追加の質問にも説明できる準備を重ねてください。面接型では、事前に提出する課題作文と志望理由のつながりも振り返りましょう。
資格活用型は、例えば英検準2級以上、漢字検定準2級以上、保育技術検定2級以上、日商簿記2級以上などが対象です。全商主催の資格は別の基準と必要数があり、英語スコアにも条件があります。公式の対象一覧で本人の資格と照合してください。
資格取得点があっても面接は別に評価されます。資格の学習で難しかったこと、工夫したこと、志望学科でどう学びを深めたいかを説明しましょう。ここに出ていない検定やコンテストを、自動的に資格取得点の対象として扱わないようにしてください。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
2027年度の日程とこれからの対策
公募の探究・資格活用型と面接型前期は、2026年11月2日まで出願できます。締切日は消印有効です。面接型前期は11月7日午後、探究・資格活用型は11月8日午後が試験日で、合否通知発送日は11月13日です。
面接型後期は11月16日~30日出願、12月5日試験、12月11日合否通知発送です。AOはⅠ・Ⅱ期が終了し、Ⅲ期は2027年2月8日~3月1日出願、3月6日試験、3月12日合否通知発送の予定です。
スポーツ入試を検討する場合は、出願前に資格認定が必要です。Ⅲ期は2026年12月14日が認定申請書の提出締切で、認定後の出願は2027年1月5日~19日、試験は1月27日です。対象競技や実技確認の流れも含め、早めに高校と大学へ確認してください。
スキルパスでは、本人の資格・探究・活動などの実績づくりから、エントリーシート、課題作文、口頭発表、面接まで、受験方式に合わせて支えます。書類を整える段階から、本人が具体的に説明できる経験を振り返っていきましょう。
神戸親和大学の対策は、本人の経験、志望学科の学び、受験方式の評価内容をつなげて考えることが大切です。
出典:神戸親和大学公式2027年度入学試験要項、AO入試、探究入試、面接型入試、資格活用型入試。


