神戸常盤大学の総合型選抜では、大学入学希望理由書を基に、志望動機や学ぶ意欲、適性などを確認する面接があります。マッチング型と公募制入試は、1グループ30分程度の集団面接が基本です。
2027年度の公式入試ガイドを基に、看護、医療検査、診療放射線、口腔保健、こども教育の5学科について整理しました。公募制入試Ⅰ~Ⅲ期も、大学の区分では総合型選抜です。
以下の質問・回答例は独自の架空の練習用です。過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には、本人が実際に経験したことを入れてください。
神戸常盤大学の面接は受験方式と学科を確認する
| 総合型の方式 | 対象と面接 | 合わせて準備する内容 |
|---|---|---|
| スカウティング型 | 口腔保健・こども教育。事前のスカウティング面談を経て出願 | 出願許可通知が必要。本出願後は書類選考で、当日の試験はない |
| マッチング型 | 看護・医療検査・診療放射線・口腔保健。グループ面接30分程度・50点 | 大学入学希望理由書50点、書類審査50点 |
| 公募制Ⅰ期・面接重視型 | 全5学科。グループ面接30分程度・60点 | 1教科30分の基礎力検査40点、希望理由書を含む書類審査50点 |
| 公募制Ⅱ期・学力重視型 | 全5学科。グループ面接30分程度・50点 | 1教科60分の基礎力検査100点、希望理由書を含む書類審査50点 |
| 公募制Ⅲ期・面接重視型 | 全5学科。グループ面接30分程度・60点 | 1教科30分の基礎力検査40点、希望理由書を含む書類審査50点 |
| 地域創生型 | こども教育。個人面接15分程度・50点 | 希望理由書を含む書類審査50点。連携する社会福祉法人の施設長による推薦等が必要 |
スカウティング、マッチング、公募Ⅰ期、地域創生型は専願です。公募Ⅱ・Ⅲ期は併願方式として案内されています。時期によって条件が異なるため、「公募」という名称だけで判断しないようにしましょう。
グループ面接は、提出書類を基に一人ずつ質問する形式です。公式には集団討論ではないと説明されています。出願人数によって形式が変わる場合もあるため、大学からの案内も確認してください。
受験方式の面接と筆記の組み合わせを確かめ、希望理由書に書いた経験を具体的に説明する準備が大切です。
大学入学希望理由書は活動・志望理由・学修計画をつなげる
大学入学希望理由書では、中学・高校の活動から得たこと、神戸常盤大学の志望学科を選んだ理由、入学後に学びたいことや卒業後の目標を整理します。面接も、この書類を基に進みます。
資格やコンテストに取り組んだ場合は、結果に加えて、学んだ内容や工夫したことを書きましょう。探究やボランティアなら、本人の役割、困った場面、考え直したことを説明できると、活動の内容が伝わりやすくなります。
医療系の学科は、専門分野への関心とともに、人の話を聞く姿勢や協力して取り組む力も振り返ってください。こども教育学科でも、子どもや保護者、同僚と関わるためのコミュニケーション力や協働する姿勢が大切です。
将来の職業名だけで終わらせず、その職業を目指すきっかけとなった本人の経験と、大学で学ぶ必要を感じたことをつなげて考えましょう。
学科別の質問例と実績を伝える回答例
次の回答例は、本人の活動を振り返るための練習用です。書類に記載した事実と一致するよう、自分の言葉に置き換えてください。
看護学科:人に関わる経験から、何を学びましたか
……(本人の交流、見学、地域活動など)……で、私は……(相手の不安や生活への気づき)……を持ちました。……(実際に話を聞いたことや調べたこと)……から、自分の思いだけで相手を理解したつもりにならない大切さを感じました。大学では看護の知識と、人を多面的に理解する方法を学びたいです。
生物や化学の探究・検定学習を行った場合は、身体や健康への関心をどう深めたかも説明できます。
医療検査学科:科学的に確かめるため、何を工夫しましたか
私は、……(本人の生物や化学などの探究)……で、……(設定した問い)……を調べました。……(比較した条件や記録方法)……を工夫しましたが、……(結果の限界)……も残りました。大学では検査の専門知識と技術を学び、結果を正確に理解し、ほかの人にも根拠を説明できる力を伸ばしたいです。
本人が生物検定・化学検定などに取り組んだ場合も、資格名だけでなく、学んだ仕組みや分からなかった点を説明しましょう。
診療放射線学科:医療と科学への関心を、どう深めましたか
……(本人の見学や授業での疑問)……をきっかけに、……(画像や物理現象について調べたこと)……に関心を持ちました。……(物理検定や数学の学習、実際の探究など)……を通して、機器の仕組みと、利用する人への配慮の両方を学ぶ必要を感じました。大学では専門知識を身につけ、責任をもって人を支える姿勢を深めたいです。
口腔保健学科:口の健康を支えるために、何を学びたいですか
……(本人の調査、交流、健康に関する活動)……で、……(口の健康や生活との関係への疑問)……を持ちました。私は……(資料や実際の経験から確かめたこと)……を整理し、人によって生活や困りごとが違うと感じました。大学では口腔保健の知識と技術を学び、相手の話を聞きながら健康を支える方法を考えたいです。
こども教育学科:相手に合わせて、伝え方を変えた経験はありますか
……(本人の読み聞かせ、学習支援、共同活動など)……で、私は……(うまく伝わらなかった場面)……を経験しました。そこで……(説明や教材、声かけの変更)……を試し、……(実際の反応)……を振り返りました。大学では子どもの発達や教育・保育について学び、相手の考えを聞きながら関われるようになりたいです。
検定やコンテストは、本人の学習・活動を説明する例です。公式の書類評価に示された対象と照合し、すべての資格に自動的な加点があると思わずに準備してください。
実績の結果に加えて、本人の工夫、他者との関わり、そこから学んだことを説明できるようにしましょう。
集団面接では自分の経験を簡潔に説明する
1グループ30分程度という時間は、本人1人に30分の回答時間があるという意味ではありません。質問を最後まで聞き、まず答えを伝えてから、本人の具体例を短く説明する練習が役立ちます。
他の受験生の回答を聞いて、無理に話を合わせる必要はありません。本人の書類と経験を基に、何を考えたかを落ち着いて説明しましょう。分からないことは、その場で作り話をせず、理解している範囲を正確に伝える姿勢も大切です。
面接重視型でも基礎力検査はあります。公募Ⅰ・Ⅲ期は国語・数学・英語から1教科を選ぶ30分の試験です。面接の練習と並行して、所定の範囲の学習を続けてください。
学力重視型の公募Ⅱ期は、理科を含む所定の教科から1教科を選ぶ60分の検査と面接の組み合わせです。面接が不要な方式ではありません。受験する期の配点と出題範囲を確認しましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
2027年度の日程とこれからの対策
スカウティング型、マッチング型、地域創生型、公募Ⅰ期の試験・選考は終了しています。公募Ⅱ期も2026年10月30日・31日に実施されました。
これから公募Ⅲ期を受験する場合、Web登録は2026年11月17日~30日の14時59分まで、書類は12月1日必着です。試験は12月5日、合格発表は12月10日です。登録しただけで出願が完了するわけではないため、書類の到着期限も確認してください。
希望理由書には、これまでの活動と志望学科、入学後の学びをつなげた内容を準備しましょう。書いた内容について、練習相手から理由や具体例を質問してもらうと、説明が足りない部分を見直せます。
スキルパスでは、本人の資格・探究・活動などの実績づくりから、大学入学希望理由書、基礎学力、面接まで、志望学科と受験方式に合わせて支えます。文章の暗記だけに頼らず、本人が経験を説明できる準備を重ねてください。
神戸常盤大学の面接対策は、希望理由書の内容を自分の言葉で説明し、志望する専門職への理解と学ぶ意欲を伝えることが大切です。
出典:神戸常盤大学公式2027年度入試ガイド、入試要項、2027年度入試Q&A。


