広島工業大学の総合型選抜は、志望理由書に基づく面接が100点です。個別面接は1人20分程度で、受験者数によっては少人数の集団面接になると案内されています。
2027年度の公式情報を基に、工学部・情報学部・環境学部の質問例と回答例をまとめました。資格や探究、制作の結果に加え、本人が試し、改善した過程を、志望学科での学びにつなげて説明しましょう。
以下は独自の架空の練習用の質問・回答例です。過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には、本人が実際に経験し、調べ、考えたことを入れてください。
総合型の面接100点と、公募推薦の違い
| 方式 | 面接と他の選考 | 準備のポイント |
|---|---|---|
| 総合型・専願前期 | 適性検査50点、調査書50点、面接100点 | 志望理由書と学習・活動の経験を整理 |
| 総合型・併願 | 適性検査100点、調査書100点、面接100点 | 専願前期と配点が異なる |
| 総合型・専願後期 | 適性検査50点、調査書50点、面接100点 | 志望理由書と数学の適性検査を準備 |
| 学校推薦型・公募制前期 | 適性検査300点、調査書50点。面接なし | 数学・外国語と、調査書評価票等を準備 |
| 学校推薦型・公募制後期 | 適性検査200点、調査書100点。面接なし | 数学・外国語と、調査書評価票等を準備 |
総合型は、専願前期・併願・専願後期で必要な配点を確認しましょう。いずれも志望理由書、調査書、調査書評価票等を提出します。公募推薦は学校長推薦が必要ですが、総合型と同じ面接方式ではありません。
適性検査の科目も方式によって異なります。専願前期と併願では、工学部のうち電子情報工学科・臨床工学コースを除く学科は数学、臨床工学コース・情報学部・環境学部は数学または外国語を選択します。専願後期は数学です。
総合型の面接対策と、公募推薦の適性検査対策を区別し、志望学科・方式に合う準備を進めましょう。
資格や制作を、本人の判断と工夫が伝わる説明へ
大学は、総合型の面接を志望理由書に基づいて行うと案内しています。書類に書いた活動について、取り組んだ理由、自分が担当した部分、試した方法、結果と課題を整理しておきましょう。
資格は、名称や級に続けて何を理解したのかを説明することが大切です。探究や制作では、動いたものを紹介するだけでなく、なぜその方法を選び、どの条件で確かめたのかを説明できると、大学で学ぶ必要が具体的になります。
調査書評価票に記載する資格や活動は、大学が定める区分と証明方法を確認してください。面接で学習経験を説明することと、所定の書類評価の対象になることは分けて考えましょう。
工学部・情報学部・環境学部の質問例と回答例
工学部・電子情報工学科:電子や通信の仕組みをどう確かめましたか
……(本人が電子機器や通信に関心を持ったきっかけ)……から、……(実際の回路制作、測定や調査)……に取り組みました。……(物理検定等の実際の学習)……も参考にしましたが、……(条件によって結果が変わった点)……がありました。大学では電子と情報を体系的に学び、仕組みを理解して設計・検証する力を深めたいです。
工学部・電子情報工学科の臨床工学コース:医療機器への関心をどう深めましたか
……(本人が医療機器に関心を持ったきっかけ)……から、……(公開資料や体験授業で実際に学んだこと)……を調べました。……(物理・生物等の学習)……を振り返り、機器が動く仕組みに加え、安全性や人との関わりを学ぶ必要を感じました。大学では工学と医療の関係を専門的に学びたいです。
工学部・電気システム工学科:電気の利用について何を調べましたか
……(本人の電気やエネルギーへの関心)……から、……(実際の公開データの比較や制作)……に取り組みました。……(物理検定等の学習)……を使う中で、……(損失や条件の違いについて残った疑問)……がありました。大学では電気の基礎とシステムを学び、安全性や効率も考えて判断する力を深めたいです。
工学部・機械情報工学科:機構や制御をどう改善しましたか
……(本人のロボットやものづくりの経験)……では、私は……(実際に設計し、動きを確かめたこと)……に取り組みました。……(コンテスト等で実際に分かった課題)……を受け、……(機構やプログラムを変えた工夫)……を試しました。大学では機械と情報を学び、動作の理由を説明して改善できる力を身につけたいです。
工学部・環境土木工学科:地域の安全やインフラについて何を考えましたか
……(本人の防災や地域環境への関心)……から、……(実際に地形や公開資料を比較した探究)……に取り組みました。……(条件を変えて確かめたこと)……から、単純な比較だけでは……(分からなかった問題)……が残りました。大学では土木と環境を学び、地域の安全と暮らしを支える仕組みを考えたいです。
工学部・建築工学科:建物の性能についてどのような疑問が生まれましたか
……(本人が建築に関心を持ったきっかけ)……から、……(実際の観察、模型制作や文献調査)……に取り組みました。……(構造や熱環境等を調べた経験)……では、……(自分の知識では判断できなかった点)……がありました。大学では建築を専門的に学び、形と性能を根拠をもって考えたいです。
情報学部・情報工学科:プログラムの改善をどう確かめましたか
……(本人のプログラミング経験)……で、私は……(実際に実装・比較した方法)……に取り組みました。……(情報オリンピック予選Bランク等の実際の成績や学習)……を振り返り、……(処理の効率や正しさについて残った課題)……を整理しました。大学では情報工学の基礎を学び、方法を理解して設計できる力を深めたいです。
情報学部・情報システム学科:使う人を考えて何を変えましたか
……(本人のアプリやシステム制作)……では、……(実際に利用者の意見を確かめた経験)……があります。私は……(操作や情報の扱いを改善した点)……を試しましたが、……(機能が動くだけでは解決できなかった問題)……が残りました。大学では情報システムを学び、使う人と仕組みの両方を考える力を身につけたいです。
情報学部・情報マネジメント学科:データを意思決定にどう使いましたか
……(本人の活動やデータ分析)……で、私は……(実際に記録し、比較したこと)……に取り組みました。……(統計検定・ITパスポート等の実際の学習)……も生かしましたが、……(数字だけでは決められなかった点)……がありました。大学では情報とマネジメントを学び、データの限界も踏まえて判断したいです。
環境学部・建築デザイン学科:空間を使う人について何を観察しましたか
……(本人の空間や地域への関心)……から、……(実際の観察、スケッチや模型制作)……に取り組みました。……(使う人の意見を確かめた経験)……を受け、……(動線や居場所を変えた工夫)……を試しました。大学では建築デザインを学び、形の印象と使いやすさを合わせて考えたいです。
環境学部・地球環境学科:環境の変化をどう調べましたか
……(本人の水、気候や生態系への関心)……から、……(実際の観察や公開資料の比較)……に取り組みました。……(化学検定・生物検定等の実際の学習)……も参考にしましたが、……(観察条件や期間による限界)……がありました。大学では地球環境を学び、複数の要因を考えて変化を捉えたいです。
環境学部・食健康科学科:食と健康に関する学習で何を確かめましたか
……(本人が食や健康に関心を持ったきっかけ)……から、……(実際の文献調査や食品に関する探究)……に取り組みました。……(化学・生物等の学習)……を使う中で、……(単純には結論を出せなかった点)……が残りました。大学では食と健康を科学的に学び、根拠を確かめて考える力を深めたいです。
上の検定やコンテストは、本人の実際の学習経験を振り返るための例です。すべてを大学指定の出願資格や書類評価の対象として紹介しているわけではありません。経験していない活動や、取得していない資格を自分の実績に加えないでください。
志望理由書に沿って、追加質問にも答える練習
面接の練習では、「なぜその方法を選んだか」「自分が担当した部分はどこか」「結果から何が分かり、何は分からないか」「大学で何を学ぶ必要があるか」等を、独自の問いとして使えます。
原稿を暗記するだけでなく、相手の質問を聞いて、必要な説明を補う練習が役立ちます。集団面接になる場合もあるため、他の受験生の話を聴き、自分の答えを簡潔に伝える練習もしておきましょう。
制作物や資格の紹介に加え、本人の判断と検証の過程を説明すると、志望理由が具体的になります。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
2027年度の今後の出願・面接日程
総合型の専願前期・併願の試験は終了しています。専願後期は、2026年11月24日~12月3日出願、12月12日試験、12月19日合格発表です。面接のほかに数学の適性検査もあるため、両方を準備してください。
面接のない公募推薦は、前期が11月1日~9日出願・11月21日試験・12月1日合格発表、後期が11月24日~12月3日出願・12月12日試験・12月19日合格発表です。
インターネット登録は締切日17時、検定料支払いは19時までです。書類郵送は締切日消印有効で、持参する場合は締切日17時までの受付と案内されています。出願の各手続を確かめて準備しましょう。
スキルパスでは、資格、探究、制作、コンテスト等の実績づくりから、書類と面接まで支えます。本人の経験を振り返り、工学・情報・環境の専門的な学びにつながる説明を整えていきましょう。
広島工業大学の面接対策は、受験方式と学科の学びを確かめ、本人の経験と学ぶ目的を具体的に伝える準備から始まります。


