金沢大学のKUGS高大接続プログラムは、講義などで学び、レポートの評価を受ける教育プログラムです。2種類のレポートで評価基準を満たすと、KUGS特別入試への出願資格を得られます。推薦・総合型選抜に向けて、早くから準備したいプログラムの一つです。
資格の取得や高校での探究と組み合わせれば、レポートに書ける経験と、入試で説明できる学びを増やせます。高1から大学の学びに触れ、高2以降に自分の経験を深める準備を考えてみましょう。
KUGS高大接続プログラムの受講方法
プログラムは高校生等を対象とし、関心に応じて個別の講座を選びます。志望する学類以外のテーマでも受講でき、Webセミナーなら場所を問わず学べます。
| 学びの種類 | 受講の方法 | 取り組みたいこと |
|---|---|---|
| KUGS Liveセミナー | 対面などの講義 | 講義の問いや根拠を整理する |
| KUGS Webセミナー | オンデマンドの動画視聴 | 自分のペースで学び、考えを深める |
| KUGSラウンドテーブル | 対面・オンラインでの議論 | 他の人の意見と自分の考えを比較する |
出願資格につなげるには、「高校での学び」と「大学での学び」の両方のレポートが必要です。講座を視聴しただけで出願資格を得る仕組みではありません。プログラムの案内と評価基準を読み、考えた過程を自分の言葉でまとめましょう。
高1から受講し、高2以降の経験を深める
公式FAQでは、「大学での学び」は高校1年生から取り組めます。「高校での学び」は高校2年生の9月から取り組めるため、二つの課題は開始できる時期が異なります。
高1では、興味のある講義を選び、分からなかった用語や新しい疑問をノートへ残す方法があります。高2では、資格の学習、学校での探究、制作や部活動など、自分が取り組んだ経験から考えたことを深めましょう。期限の直前に材料を探すより、実際の経験を積みながら書く方が、学びの経過を説明しやすくなります。
2026年4月からKUGSのルーブリックは見直されています。現在の評価基準を使い、以前の受講者の情報だけで判断しないようにしてください。
KUGS特別入試への接続と別の資格ルート
2027年度KUGS特別入試の募集要項では、プログラムで出願を認められるルートのほか、所定のGSC修了、STELLAの研究計画を策定する段階の修了、金沢大学の科目等履修生制度での1単位以上の修得が挙げられています。
KUGS高大接続プログラムは出願資格につながるルートの一つです。他大学のSTELLAを受けた場合も、参加だけでよいわけではなく、対象段階の修了と事前相談などの条件があります。どのルートで資格を得るか、大学入学資格や学類ごとの条件と合わせて確認してください。
例えば理工学域物質化学類の総合型選抜Ⅱは、高校等を2024年4月から2027年3月までに卒業・卒業見込みなどの条件と、合格した場合の入学確約が必要です。大学入学共通テストと口述試験等で選考し、口述には化学の知識を一部使う内容が含まれます。
出典:金沢大学「2027年度KUGS特別入試募集要項」3・27ページ
レポート評価と入試本番の対策も分けて考えましょう。公式FAQは、課題レポートの評価そのものが特別入試の合否に影響するわけではないと説明しています。一方、学類の口述試験ではプログラム課題等を参考にするため、自分が何を学び、どう考えたかを説明できる準備が必要です。
出典:KUGS公式FAQ・課題レポートの評価・2027年度募集要項・物質化学類の選考
学習成果は他大学の推薦対策にもつながる
プログラムで学んだテーマを、本人の実験・制作・分析へ発展させれば、受講先以外の大学でも実績として説明できます。修了資格の制度的な扱いと、本人の学習成果を評価資料で伝えることは別です。
電気通信大学Ⅱ類の総合型選抜では、他大学のスクーリングやセミナー、資格等の一覧と内容紹介を活動実績報告書へまとめます。例えば、講義で知った計測の仕組みから自分でプログラムを作り、結果を比較した内容を紹介する準備が考えられます。2027年度は高校等の卒業見込みなどと入学確約が必要で、書類・発表・面接・口頭試問で評価します。
出典:電気通信大学「2027年度総合型選抜募集要項」5〜9ページ
東京電機大学理工学部の総合型選抜(AO)では、問いを立てて分析・考察した過程を活動報告や発表で伝えられます。高校卒業資格のルートでは数学・外国語各3.3以上と、学科区分別の履修条件があります。他大学と併願でき、資格学習と探究を組み合わせた経験を、志望学系で学ぶ理由へつなげる方法が考えられます。
出典:東京電機大学「2027年度総合型選抜要項」4・6〜9ページ
2倍台の国立理系入試を見据えた実績づくり
2026年度の金沢大学物質化学類のKUGS特別入試・総合型選抜は、受験者7人・合格者3人でした。実質倍率は2.33倍です。国立理系大学にも、こうした倍率で挑戦できる方式があります。
資格で基礎知識を身につけ、プログラムで大学の学びに触れ、自分の課題を研究するという準備が考えられます。化学検定・物理検定・統計検定などは、学びたい分野や探究テーマに合わせて選びましょう。資格名を並べるだけでなく、使って確かめた経験と大学で学ぶ目的をつなげることが大切です。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで資格・プログラム・探究を組み合わせる
スキルパスは、高大接続プログラムと資格を推薦対策へつなげる組み合わせ方を熟知しています。関心に合う受講テーマの選択、資格の学習、本人の経験の振り返りから、大学で学びたい内容を具体化します。
レポートでは、本人が経験したことと、そこから考えたことが伝わるよう支援します。さらに、講義をきっかけに実験やプログラミングで検証を重ね、図表・コード・考察を成果資料へ整理します。出願資格を得る準備から、志望理由書・共通テストの基礎学習・口述試験まで、オンラインで徹底伴走します。
高1・2から何を準備すればよいか、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


