山形大学のスーパーエンジニアプログラミングスクール(SEPS)は、高校生・高専生がプログラミングと課題解決を学ぶ講座です。身近な課題を見つけ、チームで装置やシステムを作り、改善した経験は、情報・工学系の総合型選抜で伝える実績につながります。
山形大学SEPSで学べることと参加条件
2026年度の受講期間は6月13日〜2027年1月23日、申込締切は2026年5月29日でした。全国からオンライン・オンデマンドで学べます。高校生・高専生向けの受講料は税込1万円で、M5StickC Plus2とWeb教材を含みます。別の社会人向け講座とは区分が異なります。
校内で2名以上のチームを組むことが申込条件です。プログラミング未経験者も対象で、基礎編、探究講義、実践編、応用編を通して学びます。実践編では課題とアイデアを考え、マイコンやセンサー等を使った開発と発表へ進みます。
修了には、基礎編の全講義視聴・全確認テスト実施と正解率60%以上、探究講義の出席等・感想文、実践編の発表などが必要です。応用編も全講義の視聴と全確認テストの実施が必要ですが、正解率60%以上は目標とされています。
出典:山形大学・SEPS案内とFAQ/2026年度実施要項1・3・5頁
参加した経験を、推薦で伝わる成果へ
例えば教室の環境を調べる仕組みを考えるなら、センサーの値を記録し、時間帯や設置位置で結果がどう変わるかを比較できます。使う人に必要な表示方法も考え、試作品を動かして改善します。これは開発の発展例で、実際に取り組める課題をチームで選びます。
推薦対策では、完成品に加え、目的、設計、コード、測定結果、改良の理由を残します。共同制作の成果と、自分が担当した作業を分けて説明することも大切です。うまく動かなかった原因を切り分けた記録が、学ぶ力を伝える資料になります。
資格と研究成果をどう組み合わせるか
基本情報技術者試験やプログラミングの資格学習は、データ構造や処理手順の理解を補えます。センサーの数値を扱うなら統計検定の学習、競技に関心があれば情報オリンピック等への挑戦も考えられます。取得した資格や実際の成績と、これからの目標は分けて記載しましょう。
資格で学んだ考え方を、通信や集計の処理、比較実験にどう使ったかまで説明すると、制作と資格が一つの実績につながります。
研究・学習実績を伝えられる大学3校
| 大学・方式 | SEPSから発展させる実績 | 主な確認条件 |
|---|---|---|
| 筑波大学情報科学類・AC入試 | 継続した開発と問題解決 | 長期の活動記録、自己推薦書、根拠資料 |
| 工学院大学情報学部・探究成果活用型 | システム開発・検証・発表 | 現役等、理数探究と発表、課程別評定 |
| 東京電機大学理工学部・総合型(AO) | IoTの試作とデータの分析 | 数学・外国語各3.3、所定の履修 |
筑波大学の2027年度AC入試要項5ページ(PDF5頁)は、主体的で継続的な取り組みから「問題解決能力」を評価するとしています。情報科学類は、研究課題の設定、分析・解決、過程と結果の論理的な説明を重視しています。SEPSでの開発を、参加前からの学習やその後の改良につなげ、実際の記録を示す方法が考えられます。
対象となる取り組みは最近2年間またはそれ以上の長期にわたるものです。SEPSの受講だけで完成とせず、高校での制作や自主研究も一緒に整理しましょう。高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象で、共通テストは不要です。自己推薦書・活動経過報告書・根拠資料等による一次選考の後、面接・口述試験があります。
工学院大学情報学部の探究成果活用型は、2027年3月卒業見込みで、理数系の探究と学内外発表または外部コンクール等への提出経験が必要です。全体評定は普通科・理数科3.2、専門学科3.5以上。その他の学科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと指定理科1科目群の両方を履修・履修見込みなら3.2、それ以外は3.5以上です。一次は英語・数学と書類、二次は発表と質疑応答で選考します。
出典:工学院大学・2027年度探究成果活用型要項4〜5ページ
東京電機大学理工学部の総合型選抜(AO)では、問いから試作、検証へ進んだ過程を活動報告や発表で伝えられます。高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象で、高校卒業資格のルートは数学・外国語が各3.3以上。普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠの履修が必要です。事前課題・活動報告等と、発表・口頭試問を含む面接があり、他大学と併願できます。
出典:東京電機大学・2027年度総合型選抜要項4・6〜9ページ
理系推薦には、倍率が比較的落ち着いた方式も
2026年度入試では、愛媛大学工学部工学科・機械工学コースの総合型選抜Ⅰは、受験者6人・合格者3人で実質倍率2.00倍でした。プログラムの参加選考とは別の、大学入試の実績です。
資格、研究で得た成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。倍率だけで判断せず、本人の分野や評定、発表経験に合う方式を選びましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、プログラム参加を推薦の実績へ
スキルパスでは、SEPSの学習に合わせて、情報・数学の基礎や資格対策を進める計画を立てます。例えば環境を記録する試作品なら、プログラムの処理を理解し、Pythonでデータを集計し、条件をそろえて比較する探究へ発展させます。
チームでの担当、試作の変更、検証結果を整理し、図表とコードを添えた活動資料にまとめます。大学で深めたい通信・情報処理・計測の分野を選び、志望理由書、発表、口頭試問まで練習します。資格対策と制作の実績を、志望大学の評価に合う形で組み合わせる支援です。
スキルパスは、オンラインの個別指導で、学習計画から活動資料、大学別の志望理由書・発表・口頭試問まで徹底伴走します。受講前の準備や、受講後の成果の生かし方を、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


