名古屋市立大学の「NCUグレイド・スキップ・チャレンジ」は、名古屋市立高校の生徒が大学で調査・研究に取り組み、成果を発表する高大連携企画です。調べた事実から考えをまとめ、他者へ説明する経験を、総合型選抜で伝える実績へ発展させられます。
NCUグレイド・スキップ・チャレンジの対象と学び
2019年度から続く、名古屋市立大学と名古屋市教育委員会の企画です。大学の公表では夏季休業中の4日間のプログラムとされ、2026年度は菊里・向陽・桜台・緑・名東・工芸の6校から計40人の参加が予定されました。全国の高校生が自由に申し込める一般募集とは異なります。
経済、人文社会、芸術工学、看護、リハビリテーション、データサイエンス分野の講座があります。例えばデータサイエンスの講座は、身近な実験から確率を考える内容で、8月19・20日の研究日程が案内されました。芸術工学の講座では車椅子で街を巡り、見つけた課題の改善案を仮想空間にデザインします。
合同発表会は2026年9月26日とされ、各講座で学んだことをまとめて発表する計画です。自分の在籍校で参加できるかを確認し、学校を通じた案内に沿って準備することが出発点です。2027年度の新しい募集条件や日程は、次回の公式発表を確認してください。
出典:名古屋市立大学・NCUグレイド・スキップ・チャレンジ2026
参加した経験を推薦で伝わる成果へ
確率の実験を経験したなら、試行回数を増やすと結果がどう変わるかを、自分でも確かめる探究が考えられます。結果を表やグラフにまとめ、予想と違った点、実験方法の限界を説明できるようにしておきましょう。
街のデザインを学んだ場合も、気づいた不便さと改善案を並べるだけでなく、誰がどの場面で困るかを具体化すると、情報設計や人間工学を学ぶ理由につながります。参加後に自分で考え直した過程まで記録することが、活動報告を充実させます。
資格学習と研究成果を組み合わせる
統計検定の学習は、実験結果のばらつきや確率の理解を深める方法になります。情報系志望なら、プログラミングの基礎を学び、Pythonで実験や集計を再現する方法もあります。資格の取得と、知識を使って何を確かめたかを組み合わせて伝えましょう。
学習・研究実績を生かして考えたい大学3校
| 大学・方式 | 成果を伝える資料と主な条件 |
|---|---|
| 電気通信大学・情報理工学域Ⅱ類/総合型選抜 | 他大学のセミナーや制作実績を活動実績報告書へ。2027年3月卒業見込み等と入学確約が必要 |
| 工学院大学・情報学部/探究成果活用型選抜 | 理数系探究と、学内外での発表または外部コンクール等への提出経験。現役・課程別評定条件あり |
| 東京電機大学・理工学部/総合型選抜(AO) | 活動報告や発表で取り組みを説明。数学・外国語各3.3以上と課程別履修条件あり。併願可能 |
電気通信大学の2027年度要項7ページには「他大学でのスクーリング・セミナー参加」と記載されています。確率実験や調査の記録、作成した図表、合同発表の資料を用意し、自分の問いと考察を説明する準備が考えられます。 Ⅱ類は3分以内の自己PR動画も提出し、書類選考後に発表・面接・口頭試問があります。
出典:電気通信大学・2027年度総合型選抜要項3・7〜9ページ
工学院大学情報学部は2027年3月卒業見込みが対象です。全体評定は普通科・理数科3.2以上、専門学科3.5以上。その他の学科は、数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと指定理科1科目群を両方履修・履修見込みなら3.2以上、それ以外は3.5以上です。一次は英語・数学と探究書類、二次は発表と質疑応答で、他大学と併願できます。
プログラムで学び、探究に取り組み、発表した経験まで示す準備が必要です。
出典:工学院大学・2027年度探究成果活用型要項4〜5ページ
東京電機大学理工学部は高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象です。普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠの履修が必要です。一次は事前課題・活動報告等、二次は発表と口頭試問を含む面接です。
出典:東京電機大学・2027年度総合型選抜要項4・6〜9ページ
これらは学習や活動の中身を伝える方法の例です。参加しただけで、各大学の出願条件や合格基準を満たすわけではありません。
理系推薦には倍率が比較的落ち着いた方式も
2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質倍率2.00倍でした。プログラムの参加選考とは別の大学入試の実績です。
資格、研究成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。倍率に加え、自分の研究分野や評定に合う方式かを確かめましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスでプログラムの学びを推薦の実績へ
スキルパスは、資格対策と実績の組み合わせ方を熟知した理系の推薦対策塾です。参加前には、興味のあるテーマの基礎を学び、「何を確かめたいか」を言葉にする準備から支えます。
参加後は、学んだ内容に応じて統計やPythonを補い、研究を自分で発展させる方法を検討します。例えば確率の実験なら、試行条件を記録し、回数による結果の違いを可視化するところまで取り組めます。
出願時は、学校や大学で行った部分と、自分で続けた部分を分けて整理します。大学別の志望理由書では、活動を通じて生まれた疑問を学びたい分野に結びつけ、発表・面接では結果と考察を区別して答える練習を重ねます。
スキルパスはオンラインの個別指導で、実績づくりから大学別の志望理由書・活動報告・発表・口頭試問まで徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


