公立はこだて未来大学が主催する「Startup Base U18 in 函館道南」は、アイデアをビジネスプランや試作品にする2日間の起業体験プログラムです。情報系の大学を目指すなら、困りごとを見つけ、使う人を考えながら仕組みを作る経験を、制作・探究の実績へ発展させる方法があります。
Startup Base U18 in 函館道南の対象と学び
2026年は8月5・6日に、函館コミュニティプラザGスクエアで開催する案内が公表されました。公立はこだて未来大学が主催し、函館市、北海道未来創造スタートアップ育成相互支援ネットワークが共催しています。
参加資格は18歳以下の高校生・高専生で、2日間の全日程に参加できること。中学生も参加可能です。定員25人の先着順で、参加費は無料。申込期限は2026年8月3日でした。2027年の開催日程や募集条件は、次回の公式案内を確認してください。
リーン・スタートアップの考え方をもとに、アイデアを具体化し、ビジネスプランや試作品へ落とし込むプログラムです。大学を見学するだけで終わらず、自分たちで形にして確かめることが学びの中心になります。
出典:公立はこだて未来大学・2026年Startup Base U18 in 函館道南・開催案内
参加した経験を推薦で伝わる成果へ
例えば、地域の交通の不便さに着目し、乗り継ぎを分かりやすくするアプリを考える活動が挙げられます。画面案や簡単な試作品を作り、使う人の意見を聞いて直すところまで続ければ、情報デザインやプログラミングを学ぶ理由を説明できます。
残しておきたいのは、最初に考えた課題、利用者への質問、画面案、試作品、意見を受けて変更した部分です。共同制作では、自分が担当した作業も明らかにしましょう。アイデアの紹介に加え、なぜその設計にしたかを説明できることが、活動報告や面接の準備になります。
資格学習と研究成果を組み合わせる
情報系なら、ITパスポートで情報技術・経営・情報管理の基礎を整理し、プログラミング学習と試作へ進む方法があります。利用者の意見を集計するなら統計の基礎も役立ちます。資格で得た知識を、試作品の改善やデータの読み取りにどう使ったかまで伝えましょう。
学習・研究実績を生かして考えたい大学3校
| 大学・方式 | 成果を伝える資料と主な条件 |
|---|---|
| 電気通信大学・情報理工学域Ⅱ類/総合型選抜 | 他大学のセミナーや制作実績を活動実績報告書へ。2027年3月卒業見込み等と入学確約が必要 |
| 工学院大学・情報学部/探究成果活用型選抜 | 理数系探究と、学内外での発表または外部コンクール等への提出経験。現役・課程別評定条件あり |
| 東京電機大学・理工学部/総合型選抜(AO) | 活動報告や発表で取り組みを説明。数学・外国語各3.3以上と課程別履修条件あり。併願可能 |
電気通信大学の2027年度要項7ページには「他大学でのスクーリング・セミナー参加」と記載されています。起業体験で自分が作ったアプリや画面案、改善の記録を整理し、情報技術に関する活動として説明する準備が考えられます。 Ⅱ類は3分以内の自己PR動画も提出し、書類選考後に発表・面接・口頭試問があります。
出典:電気通信大学・2027年度総合型選抜要項3・7〜9ページ
工学院大学情報学部は2027年3月卒業見込みが対象です。全体評定は普通科・理数科3.2以上、専門学科3.5以上。その他の学科は、数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと指定理科1科目群を両方履修・履修見込みなら3.2以上、それ以外は3.5以上です。一次は英語・数学と探究書類、二次は発表と質疑応答で、他大学と併願できます。
プログラムで学び、探究に取り組み、発表した経験まで示す準備が必要です。
出典:工学院大学・2027年度探究成果活用型要項4〜5ページ
東京電機大学理工学部は高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象です。普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠの履修が必要です。一次は事前課題・活動報告等、二次は発表と口頭試問を含む面接です。
出典:東京電機大学・2027年度総合型選抜要項4・6〜9ページ
これらは学習や活動の中身を伝える方法の例です。参加しただけで、各大学の出願条件や合格基準を満たすわけではありません。
理系推薦には倍率が比較的落ち着いた方式も
2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質倍率2.00倍でした。プログラムの参加選考とは別の大学入試の実績です。
資格、研究成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。倍率に加え、自分の研究分野や評定に合う方式かを確かめましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスでプログラムの学びを推薦の実績へ
スキルパスは、理系の資格対策と実績の組み合わせ方を熟知した対策塾です。参加前には、身近な困りごとを観察し、誰に何を聞けば課題が分かるかを考える準備から支えます。
参加後は、プログラムで得たアイデアをもとに、PythonやWeb制作の基礎を学び、試作品を作り直す活動へつなげます。交通の例なら、公開されている時刻表データを使い、利用者が迷う点と表示方法の関係を検討する方法があります。
出願時には、チームの成果と本人の貢献を分け、試作から改善までの記録を活動報告へ整理します。「起業に興味がある」から一歩進み、大学で情報処理や設計を学びたい理由を、具体的な経験から説明する練習を重ねます。
スキルパスはオンラインの個別指導で、実績づくりから大学別の志望理由書・活動報告・発表・口頭試問まで徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


