佐賀大学の教師へのとびらは、高校生が教員の仕事と大学での学びを知り、将来の進路を考える継続型の高大連携プログラムです。講義、現役教師の話、大学生との交流、発表などを通して教職への理解を深めます。
教職の学びに数学・理科・情報の資格や探究を組み合わせ、教育学部の総合型・公募推薦を目指しましょう。教員への憧れに加え、どんな学びを子どもへ届けたいかを実際の経験から説明する準備が役立ちます。
2026年度第13期生は佐賀県内の高校1年生が対象
2026年度の第13期生は、佐賀県内の高校1年生で、将来教師や教育に関わる仕事を目指す人、教育分野の学習に興味がある人が対象です。継続して意欲的に参加できることが求められています。
高校1年生の初回は8月25日午後、佐賀大学本庄キャンパスでの開催として案内されました。年間の案内には6月の回もありますが、それは高校2・3年生向けです。参加する学年の日程を分けて確認しましょう。
教材には『よくわかる!教師を目指すための高大接続のしくみ』を使う案内があります。今後の受講を考える場合は、新年度の募集情報で対象、実施日、必要な教材等を確認してください。
全8回の学びをポートフォリオへ
プログラムは全8回の継続学習です。大学の教科・教職の講義を体験し、教育の課題について考え、道徳・特別活動、学級経営や生徒指導に関する演習にも取り組む構成が示されています。
グループでの議論や発表を通じて、自分が考える教師像を言葉にしていきます。講義で知ったことと、交流や議論で自分の考えが変わった部分を記録しましょう。同じ内容でも他者の見方を聞くことで、教育を学ぶ理由が深まります。
修了要件は、第1〜7回のうち5回以上への出席と、最終回でのポートフォリオ作成です。やむを得ない欠席には1回限りの代替措置があり、受講回数に応じて修了証や受講証明書を授与すると案内されています。
2026年度の高校1年生が始める継続学習と、以下で紹介する2027年度大学入試は別の年度です。修了時期を見通し、実際に受験する年度の募集要項へつなげてください。
教職の学びと専門分野を生かして目指す大学
| 大学・2027年度の方式 | 体験・探究との接点 | 主な準備 |
|---|---|---|
| 佐賀大学教育学部理数分野・総合型選抜Ⅱ | 理数系の学習・活動を出願資料へ | 理数の意欲・知識技能、指定共通テスト |
| 横浜国立大学教育学部専門領域枠・総合型選抜 | 全国の教職セミナー等の受講が条件の一つ | 証明資料、評定3.5、課題レポート、小論文・面接 |
| 宇都宮大学共同教育学部理科・総合型選抜A一般 | 本人が取り組んだ理科活動を発表 | 現役等、概評B、講義レポート、発表・面接 |
佐賀大学では理数の専門性と教員志望を伝える
2027年度総合型選抜Ⅱの教育学部理数分野は、高校等を2025年4月以降に卒業、または2027年3月卒業見込みの人などが対象です。理数分野への高い意欲・関心と、特に優れた知識・技能が必要です。
小学校教育主免専攻は小学校等、中学校教育主免専攻は中学校等の理科・数学の教員を強く志望し、合格時に確実に入学できることも求められます。指定の共通テスト6教科8科目と、志望理由書・活動実績報告書・調査書で選考します。
要項16ページでは「研究活動等の実績」等を評価するとしています。教職の学びと、自分が得意な理数分野の探究をつなげて、なぜその教科を教えたいかを伝えましょう。大学独自の筆記試験や面接を課さない方式でも、書類に示せる具体的な経験が役立ちます。
出典:佐賀大学2027年度総合型選抜Ⅱ要項3・9〜10・16ページ
横浜国立大学は教職の高大接続活動を出願条件へ
横浜国立大学教育学部の専門領域枠では、全国の教員養成系大学・学部や教育委員会の教職セミナー等への参加、または高校等の教職コース等の履修・単位修得が条件に含まれます。受講等を証明する資料も必要です。
高校等卒業者・2027年3月までの卒業見込み者などが対象で、全体の学習成績3.5以上、教員就職の希望、合格時の入学確約等が求められます。共通テストを課さず、高大接続活動等の書類と小論文による一次選抜、個人面接へ進みます。
活動が出願条件に当たるか、証明資料をそろえて確認しましょう。課題レポートは、本人が内容を考えて自筆で書く規定です。指導者や生成AIが作った文章は使えないため、体験を自分で振り返り、言葉にする練習が大切です。
出典:横浜国立大学2027年度教育学部総合型選抜要項4〜7・12ページ
宇都宮大学理科では科学活動を発表する
宇都宮大学共同教育学部理科分野の総合型選抜A一般では、主体的に取り組んだ理科の活動を資料にまとめ、発表できます。2027年3月卒業見込み等、学習成績概評B以上、合格時の入学確約が必要です。
活動報告には、目的、内容、成果、今後の課題、身につけた力等を記します。グループ活動なら本人の貢献も示します。共通テストは課さず、講義レポートや発表・面接を通じて、知識と考え方、教えることへの関心を伝える方式です。
教師へのとびらで生まれた疑問を、理科教材の試作や科学の探究へ発展させれば、教職と専門分野の両方を学ぶ理由を具体化できます。
出典:宇都宮大学2027年度総合型選抜A要項24〜25・29ページ
理数系の教育学部にも倍率が落ち着いた方式がある
2026年度の確定結果では、横浜国立大学教育学部自然・生活系教育コース技術専門領域の総合型選抜は、全体の受験者11人・最終合格者6人で実質1.83倍でした。
資格、教材研究や探究、基礎学力を早くからそろえ、名門大学の理数系推薦を目指す戦略が考えられます。教員になりたい分野と活動内容を照らし合わせ、自分に合う大学を比較しましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで教職の学び・資格・出願をつなぐ
スキルパスは、推薦で評価される実績の組み合わせ方や資格対策を熟知しています。プログラム選びや応募前の関心の整理から、本人の学びを活動資料や面接で伝える準備まで支えます。
数学検定や物理・化学・生物の検定で学ぶ内容を、分かりやすい教材づくりへ結びつける方法が考えられます。例えば数学の図形をプログラムで動かし、説明に役立つ表示を比較する探究です。作ったもの、試して考えたこと、他者の助言を分けて整理しましょう。
資格の学習と教職の体験を、大学で学びたい教育方法へつなげる指導です。本人作成の規定に沿い、自分の考えを文章と発表で説明できるよう、オンラインで徹底伴走します。
プログラム選びと推薦の準備は、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


