広島大学生物生産学部の高大接続型プログラムは、高校生の研究発表と大学での学修を入試へつなげる仕組みです。2027年度の総合型選抜Ⅰ型は、全プログラム参加に加え、英検2級以上等の英語条件が必要です。
発表会の申込は秋の大学出願より早く始まります。高校1・2年生から研究と資格を計画し、受験年度の参加条件を確認しておきましょう。生命科学や農学の探究を、名門理系大学への進路につなげる準備になります。
研究発表・大学の講義・サマーキャンプを経験
学部の公式案内には、高校生プレゼンテーション大会、5〜7月のオンデマンド講義、8月上旬のサマーキャンプという流れがあります。2027年度入試へつながる大会の参加申込は、2026年1月16日が締切として案内されました。
講義では細胞科学や分子生化学入門を学び、サマーキャンプでは試験、質疑応答、大学生との交流などに取り組みます。試験で所定の評価に達した場合は、入学後の申請による単位認定の仕組みもあります。
高校3年生の秋になってから参加を考えると、必要な機会を逃すおそれがあります。2027年度分の参加募集と、今後の受験年度に向けた募集は分けて確認してください。
出典:広島大学生物生産学部・高大接続型プログラム・2027年度入試につながる大会の申込案内
学修の記録と、自分の研究をつなげる
2027年度の出願資料には、プログラム修了証書とオンデマンド講義の成績通知書の両方、さらに大学が提供する育成チュートリアルを受けて作成した学修の記録が含まれます。受講した事実だけでなく、大学の学びを通して何を考えたかを説明する準備が大切です。
例えば植物の生育を調べるなら、光や温度などの条件をそろえ、測定回数や結果のばらつきも記録する方法が考えられます。食品や環境の研究でも、比較の条件、本人の担当、次に確かめたいことを残しましょう。
資格で得た知識を研究の方法に使い、研究で生まれた疑問を大学の学びへつなげることが、志望理由の具体性につながります。
生命科学の経験を生かして考えたい大学3校
| 大学・2027年度の方式 | 研究との接点と主な条件 |
|---|---|
| 広島大学生物生産学部・総合型選抜Ⅰ型 | 全プログラム参加、指定英語B1以上等、現役等、入学確約。学修の記録と面接 |
| 神戸大学理学部生物学科・総合型選抜 | 研究経験を学ぶ理由へ。全体4.0以上、指定共通テスト、入学確約 |
| 工学院大学先進工学部・探究成果活用型選抜 | 理数探究等の経験を発表。現役、所定評定と履修、書類・発表・質疑 |
広島大学は英語条件と全参加を確認する
2027年度は2026年4月以降の高校等卒業者・2027年3月までの卒業見込み者などが対象です。学業・人物ともに優れ、高校等で高い評価を受けていること、同学部での勉学を希望し、合格時に入学を確約できることが必要です。
指定英語試験はCEFR B1以上で、英検なら2級以上です。全プログラム参加も要件で、一次は調査書等、自己推薦書、英語成績証明、参加証明を評価します。
共通テストは課さず、最終選考では面接と書類を評価します。学修の記録は面接の参考資料です。生物生産学の何を学びたいかと、これまでの研究で考えたことを結びつけて説明しましょう。
出典:広島大学2027年度総合型選抜要項19・40・101ページ
他大学の推薦でも、本人の成果を伝える
神戸大学理学部生物学科の2027年度総合型選抜は、2024年4月〜2027年3月の高校卒業等、全体4.0以上、入学確約が条件です。書類による一次、小論文・口頭試問を含む面接による二次があります。
二次選考合格者のうち、指定する共通テスト6教科8科目の得点合計で最終合格者を決めます。生命科学の研究に加え、幅広い教科の学力準備も必要です。
工学院大学の探究成果活用型選抜は、現役生で理数系の探究に取り組み、発表または外部コンクール等へ提出した経験が条件です。先進工学部では普通科・理数科は全体3.2以上、専門学科は3.5以上。その他の学科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと指定理科1科目群の両方を履修・履修見込みなら全体3.2以上、それ以外は3.5以上です。一次は英語・数学の基礎学力調査と探究活動書類の審査、二次は発表・面接と質疑応答です。
別大学への活用は、広島大学の参加資格や単位がそのまま出願要件になるという意味ではありません。自分の研究や学習成果を、それぞれの方式に合う資料で説明する方法です。
出典:神戸大学理学部2027年度総合型選抜要項・工学院大学2027年度探究成果活用型選抜要項
資格と研究を組み合わせ、理系推薦を比較
生物・化学の検定学習を実験の理解へ、統計検定やプログラミングを測定データの分析へ結びつける方法が考えられます。英語資格も、出願条件への対応と研究資料を読む学習の両方で準備しましょう。
2026年度の京都工芸繊維大学応用生物学課程の一般の学校推薦型選抜は、受験30人・合格15人で実質2.00倍でした。本人の分野と出願条件が合えば、倍率の落ち着いた理系推薦も候補として考えられます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで研究・資格・推薦対策をつなぐ
スキルパスは、理系推薦で評価される実績の組み合わせ方と資格対策を熟知しています。研究テーマと志望分野に合わせ、参加前の基礎学習から、資格、データの整理、発表まで支えます。
参加後は、大学で学んだことと本人の研究記録を振り返り、説明できる根拠と、まだ分からないことを整理します。共同研究なら本人の役割と他者の助言を分け、実際に取り組んだ範囲が伝わる資料を考えます。
研究の過程と資格の知識を、大学で学ぶ理由へつなげる指導です。志望理由書、活動資料、面接・口頭試問まで、オンラインで徹底伴走します。
高大接続プログラムと理系推薦の準備は、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


