岐阜県衛星データ利用人材育成プログラムは、高校生と企業の技術者がチームを組み、衛星データを地域の課題解決へ使う取り組みです。岐阜大学工学部附属宇宙研究利用推進センターが主催し、県と連携しています。
衛星データの学びを自分の分析・提案へ発展させ、統計や情報の資格と組み合わせて理系推薦を目指しましょう。宇宙への関心を、防災、農業、環境など具体的な問題へつなげられる点が特徴です。
2026年度は高校生と企業技術者が全4回で学ぶ
県の2026年9月発表では、高校生10人が別途参加する予定とされています。掲載されている申込フォームや募集期限は企業向けです。高校生が同じ条件で一般公募へ申し込めるという案内ではないため、参加を検討する際は在籍校や主催者に高校生側の手続きを確認してください。
2026年度の実施期間は10月10日〜翌年1月23日、全4回です。岐阜大学と県庁を会場とし、一部オンライン参加も可能と案内されています。
初回は講演と顔合わせ、11月21日は衛星・測位データの体験、12月12日は地域課題を考えるグループワーク、1月23日は成果発表・審査・講評という計画です。大学生や企業向けの一般的な講演とは異なり、チームで提案を考え、発表へ進む構成です。
高校1・2年生から関心分野と基礎学習を考え、受験までに本人の成果を蓄積する時間を確保しましょう。次年度の参加条件や日程は、その年度の正式案内で確認する必要があります。
衛星データで何を判断したかを記録する
県の案内では、防災、林業、農業、観光などの地域課題に挑戦するとされています。例えば公開画像から地域の変化を調べるなら、観測した時期や対象範囲をそろえ、どの違いを根拠に判断したかを整理できます。
画像やグラフを作って終わらず、データの取得条件、欠けている情報、別の要因で結果が変わる可能性まで考えましょう。統計検定の学習やPythonによる可視化を、本人が扱う分析に結びつける方法が考えられます。
企業の技術者から教わったことと、自分が調べ、試し、判断した部分を分けて残すことが大切です。共同の提案でも本人の役割が分かる記録が、活動報告や面接の説明材料になります。
2026年10月開講のため、ここで紹介する電気通信大学・東京電機大学の2027年度方式の9月出願には、この企画の参加実績を提出できません。全課程は2027年1月まで続く予定です。以下の2027年度要項は方式の比較例とし、受講成果は主に翌年度以降の推薦対策へつなげましょう。工学院大学でも提出期限までに行った内容のみを示し、実際に受験する年度の要項と照合してください。
分析・制作の成果を生かして考えたい大学3校
| 大学・2027年度の方式 | 分析との接点と主な準備 |
|---|---|
| 電気通信大学Ⅰ類・総合型選抜 | 特別活動レポートと動画で分析成果を説明。現役等、入学確約、数学・情報CBT |
| 工学院大学情報学部・探究成果活用型選抜 | 理数探究・発表等の経験を資料と発表へ。現役、課程別評定、一次英語・数学 |
| 東京電機大学理工学部・総合型選抜AO | 活動報告と発表で方法や考察を説明。数学・外国語各3.3以上、課程別履修 |
ここでは衛星データの学びを情報・理工系へ発展させる場合の例を紹介します。各大学の出願条件を満たし、本人の活動内容を評価資料で伝える方法です。プログラムへの参加だけで、別大学の出願資格や加点が得られるという意味ではありません。
電気通信大学はデータ分析を資料と動画へ
2027年度のⅠ類総合型選抜は、2027年3月に日本の高校等を卒業見込みの人などが対象です。合格時には必ず入学する確約が必要で、数学Ⅲ・物理・化学の履修が望まれます。
データ分析等の活動を特別活動レポートと3分以内の活動PR動画にまとめます。一次は書類と数学・情報の基礎学力検査等、二次は発表・面接・口頭試問です。共通テストは課しません。
どのデータを選び、どんな方法で処理し、結果から何を考えたかを、図と説明で伝える練習が役立ちます。技術者からの助言も踏まえ、自分が理解している範囲を明確にしましょう。
工学院大学・東京電機大学も比較する
工学院大学情報学部は、現役生で理数系の探究に取り組み、発表または外部コンクール等へ提出した経験が条件です。全体評定は普通科・理数科3.2以上、専門学科3.5以上です。その他の学科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと指定理科1科目群の両方を履修・履修見込みなら3.2以上、それ以外は3.5以上になります。
一次は英語・数学の基礎学力調査と探究活動書類、二次は発表・面接と質疑応答です。自分の分析を実際に発表し、質問や講評からどう考え直したかも記録しておきましょう。
東京電機大学理工学部は、高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。高校卒業資格による出願では数学・外国語各3.3以上と、課程別の数学・英語履修が必要です。事前課題や活動報告を基に、発表と口頭試問を含む面接へ備えます。理工学部は他大学と併願できます。
出典:工学院大学2027年度探究成果活用型選抜要項・東京電機大学2027年度AO要項
低倍率の理系推薦も、条件と分野を合わせて選ぶ
2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験4人・合格2人で実質2.00倍でした。プログラムの参加倍率ではなく、大学入試の確定結果です。
資格、分析・探究の成果、基礎学力を早くからそろえることが、名門理系大学を推薦で目指す準備になります。情報や数学でどの問題を扱いたいかを考え、本人の活動と出願条件が合う方式を比較しましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで衛星データの学びを推薦の実績へ
スキルパスは、理系推薦で伝える実績の組み合わせ方と資格対策を熟知しています。参加前には、統計・情報・数学の学習を、本人が調べたい地域の課題と関連づける準備から支えます。
活動中・参加後は、本人のノートや分析結果を振り返り、比較条件、処理方法、提案の根拠を整理します。公開データを使った追加の検証も、何を確かめるための分析かを理解し、自分で説明できるよう練習します。
資格で学んだ知識を使い、他者と取り組んだ活動の中でも本人の成果が伝わる対策です。大学別の志望理由書、活動資料、発表・口頭試問まで、オンラインで徹底伴走します。
高大接続プログラムと理系推薦の準備は、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


