三重大学の高大連携授業は、高校生が大学生と一緒に授業を受け、試験に合格すると大学の単位を得られる制度です。興味のある分野を継続して学び、大学で何を深めたいのかを具体的に考えられます。

大学の授業で学んだ内容に、資格と本人の探究を組み合わせて推薦を目指しましょう。履修した経験を、自分が調べ、試し、考えた成果へ発展させることが、志望理由書や面接の準備になります。

2026年度は学校の推薦を受けて申し込む

受講できるのは、高校の校長からの推薦に基づき、担当教員が授業を履修する学力があると認めた生徒です。募集案内では三重県内県立高校以外の調整方法も示されており、一律に県内の県立高校だけを対象とする制度ではありません。

学校で希望者を取りまとめ、所定の推薦書式を提出します。大学が書類をもとに選考し、履修決定後に申し込みの手続きを進める流れです。希望する科目、通学やオンライン学習の日程を、学校の先生と確認しましょう。

履修期間は原則半期又は1年で、前期は4〜8月、後期は10月〜翌2月です。夏期集中講義を除く授業時間は、原則16時20分から17時50分。授業料は1科目半期4,700円で、教材・テキスト代が必要な場合は別途負担します。

2026年度の応募期日は、前期が3月23日、夏期集中が6月5日、後期が8月17日でした。対面授業では傷害保険への加入も必要です。次年度の参加は、その年度の科目一覧と手続きで確認してください。

出典:三重大学高大連携授業の募集ページ・2026年度受講案内

単位を取る学習と、入試の準備をつなげる

授業を履修し、試験に合格すると三重大学の単位が与えられます。その後に三重大学へ入学した場合は、入学後に修得した単位として扱われます。他大学では、入学先の判断によって認定される場合があります。

科目によってオンライン対応や期末試験での来学の要否が異なります。2026年度後期の一覧には、防災、化学、倫理、日本文学、医学・看護の科目等があり、化学Bは遺伝子工学と抗体工学がテーマです。興味のある分野と、受講できる条件の両方を確認します。

2026年度後期の授業は10月開始で、2027年度入試の三重総合型Ⅰ9月1〜7日、電通大9月1〜3日、電機大AO9月7〜10日の出願には、その後期の成果は間に合いません。前期・夏期の履修成果とは分けて考え、後期の学びは主に翌年度以降の準備へつなげます。単位認定と入試は別の手続きで、履修中と修得済みも正確に区別します。

出典:2026年度受講案内・2026年度夏期・後期科目一覧

授業で生まれた問いを本人の探究へ

例えば化学に関心があるなら、授業や文献から疑問を見つけ、学校で行える実験や公開データの比較へ発展させる方法があります。防災なら、地域の地形や避難に関する資料を整理し、条件ごとの違いを調べる探究も考えられます。

化学や生物、統計の資格学習は、現象を説明したり、データを比べたりする基礎になります。プログラミングを学び、調査結果を図にする制作と組み合わせることも可能です。

授業で教わった内容と、本人が調べて確かめた内容を分けて記録しましょう。問い、調べた資料、比較の方法、結果、まだ分からないことまで残すと、研究の過程を説明する材料になります。

学びを生かして目指す大学・方式

大学・2027年度の方式履修経験との接点主な準備
三重大学応用化学コース・総合型Ⅰ高大接続の学びと探究を活動報告・面接へ全体3.5、卒業年月、入学確約、小論文・化学
電気通信大学Ⅰ類・総合型選抜データ分析や制作をレポートと動画へ現役等、入学確約、数学・情報CBT
東京電機大学理工学部・総合型選抜AO学習と実験・制作の経験を活動報告へ数学・外国語3.3、履修条件、事前課題

以下は2027年度入試の例です。実際に受験する年度の条件を確認し、本人の分野と活動に合う方式を選びます。

三重大学応用化学は実験と考察も準備する

2027年度の工学部応用化学コース総合型Ⅰは、高校等を2022年3月以降に卒業した人・2027年3月卒業見込みの人などが対象です。全体の学習成績3.5以上と、合格時の入学確約が必要です。

工学部の活動報告書には「高大接続事業」「各種検定」等が活動例として挙げられています。活動は3つ以内で、証明資料、又は責任者による所定の証明も準備します。志願理由書では、活動と志望コースの関係、取り組んだ理由と得たこと、共同活動での本人の役割を伝えます。

選考は小論文150点と、出願書類・基本的な化学の実験・面接250点で、共通テストは課しません。授業や探究で使った化学の知識と、結果をそう考えた理由を説明できる準備が役立ちます。

同大学の総合型への出願中は、他の総合型・学校推薦型へ出願できない扱いです。不合格時には各選抜へ出願できます。

出典:三重大学2027年度総合型選抜要項1・11・19・21・25ページ

他大学では分析・制作の資料へ

電気通信大学Ⅰ類の2027年度総合型選抜は、特別活動レポートと3分以内の活動PR動画を提出します。高校等を2026年度中に卒業する人などが対象で、入学確約が必要です。数学・情報のCBT等と発表・面接・口頭試問を行い、共通テストは課しません。

東京電機大学理工学部の2027年度AOは、既卒者も対象です。高校卒業資格による出願では、数学・外国語各3.3以上と課程別の履修条件が必要です。活動報告、事前課題、発表・面接等に備えます。理工学部は他大学との併願が可能です。

出典:電気通信大学2027年度総合型選抜要項・東京電機大学2027年度AO要項

倍率が落ち着いた理系推薦も比較する

2026年度の愛媛大学工学部機械工学コース総合型選抜Ⅰは受験6人・合格3人で実質2.00倍、熊本大学理学部理学科学校推薦型選抜Ⅱは受験31人・合格20人で1.55倍でした。

大学の学び、資格、自分の探究を早くから積み重ね、分野と条件に合う方式を選ぶことで、名門理系大学を推薦で狙う戦略が考えられます。

出典:愛媛大学2026年度入試結果・熊本大学2026年度入試結果

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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スキルパスで履修・資格・推薦対策をつなぐ

スキルパスは、推薦で評価される実績の組み合わせ方と資格対策を熟知しています。科目選びや応募前の基礎学習から、本人の探究、書類・面接まで支えます。

大学の授業を理解する学習と、資格で得た知識を自分の課題へ使う活動を並行して進めます。文献の整理、実験の条件、分析した図、結果を受けて変えた方法を記録し、志望分野と結び付けます。

履修した学びを、本人の成果と考察が伝わる実績へ育てる指導です。志望理由書、活動報告、実験や口頭での説明に向け、オンラインで徹底伴走します。

三重大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

電気通信大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

東京電機大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

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