HUS LINKS(HUSリンクス)は、北海道科学大学高等学校の生徒が3年間にわたって取り組む高大一体教育です。大学での学びに早く触れ、探究と進路選択を結び付けます。外部の高校生が一般募集で参加する講座ではありません。在籍生は、参加の経験を資格・制作・研究へ発展させることで、他大学も含めた総合型選抜・公募推薦で伝えられる実績を準備できます。
HUS LINKSで学べることと参加条件
現行の学校案内では、1年次は全生徒が大学ガイダンス、施設見学、大学教員の体験講義に取り組みます。2年次の基礎段階も全生徒が対象で、新聞で社会を学び、大学生との座談会に参加します。発展段階は北海道科学大学への進学予定者が対象で、希望学部の教員との面談等を行います。
3年後期のコンカレントプログラムは、大学から出願許可を得られた進学予定者が、大学の授業を先取りする仕組みです。同校の生徒のうち、定められた進学手続きを進めた人が対象となります。
出典:HUS LINKS・高大接続プログラムの現行学年別案内
探究は全学年で行い、2年次は個人活動からグループ探究、9月の進捗報告、3月のポスター発表へ進む流れです。3年次は個人の自由な探究と学年横断の発表が案内されています。高校生活の中で学びを積み重ね、問いと成果を育てられる点が特徴です。
参加した経験を、推薦で伝わる成果へ
例えば、大学の講義をきっかけに地域のごみ問題へ関心を持ち、理解を促すゲームやアプリを作る活動が考えられます。資料を読んで終えるのでなく、何を伝えたいかを決め、試作品を作り、利用者の反応から改良する過程を残しましょう。
自分が発見した課題、調べた資料、制作を変えた理由まで説明できることが重要です。グループ探究では、担当した調査や実装、発表での役割を区別します。大学教員の助言を受けた場合は、その内容と、自分で判断して修正した点を整理すると活動の主体が伝わります。
資格と研究成果をどう組み合わせるか
情報系の資格や日本情報オリンピックに向けた学習で得たアルゴリズムの考え方は、アプリ制作の工夫へつなげられます。統計検定の学びを加え、利用前後の理解度などを集計し、偏りや調査人数の限界も考える方法があります。資格取得、探究、発表が同じ関心から続いていることを伝えましょう。
2年次のポスター発表が3月なら、その年度の秋の出願には間に合いません。出願時点までの活動と、その後の予定・成果を分けることが前提です。以下の2027年度要項は方式比較の例でもあり、高校1・2年生は自分が出願する年度に向けて継続的な活動を準備できます。
研究・学習実績を伝えられる大学3校
| 大学・方式 | HUS LINKSの経験を生かす方向 | 準備の要点 |
|---|---|---|
| 筑波大学・情報科学類 AC入試 | 継続した情報分野の課題解決 | 活動期間、経過報告、面接・口述 |
| 工学院大学・情報学部 探究成果活用型 | 理数探究と発表の成果 | 現役等、課程別評定、英数 |
| 東京電機大学・理工学部 AO | 調査・分析・制作の過程 | 評定・履修、活動報告、発表 |
筑波大学の2027年度AC入試要項5ページ(PDF5頁)は、継続的な取り組みから「問題解決能力」を評価するとしています。情報学群情報科学類の求める活動に合わせ、地域や学校の課題について情報技術を使って調べ、制作を改善した過程を説明する方法が考えられます。
対象は最近2年間またはそれ以上にわたる活動です。受講の前後を含め、自分が取り組んできた過程を整理しましょう。高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象で、共通テストは不要です。自己推薦書・活動経過報告書・根拠資料等による一次選考の後、面接・口述試験があります。
工学院大学情報学部の探究成果活用型は、2027年3月卒業見込みで、理数系の探究と学内外発表または外部コンクール等への提出経験が必要です。全体評定は普通科・理数科3.2、専門学科3.5以上です。その他の学科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと指定理科1科目群を両方履修・履修見込みなら3.2、それ以外は3.5以上となります。一次は英語・数学と書類、二次は発表と質疑応答です。
出典:工学院大学・2027年度探究成果活用型要項4〜5ページ
東京電機大学理工学部の総合型選抜(AO)は、高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象です。高校卒業資格のルートは数学・外国語が各3.3以上。普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠの履修が必要です。事前課題・活動報告等と、発表・口頭試問を含む面接で選考し、他大学と併願できます。
出典:東京電機大学・2027年度総合型選抜要項4・6〜9ページ
理系推薦には、倍率が比較的落ち着いた方式も
2026年度入試では、静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質倍率2.00倍でした。プログラムの参加選考とは別の、大学入試の実績です。
資格、研究で得た成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。倍率だけで判断せず、本人の分野や評定、発表経験に合う方式を選びましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、プログラム参加を推薦の実績へ
スキルパスでは、講義や座談会で興味を持ったテーマを、資格学習と本人の探究へつなげる計画を一緒に考えられます。情報系なら、プログラミングの基礎を補い、試作品の制作、Pythonによるデータ分析、改良点の検証へと進める方法があります。
活動記録には、学校の課題として取り組んだ範囲と、本人がさらに工夫した内容を整理できます。大学別の書類では学びの連続性を示し、発表・口頭試問に向けて、制作の仕組みや考察の根拠を説明する練習もできます。学校で得た機会を、自分の専門的な学びへ深めることを支援します。
スキルパスは、オンラインの個別指導で、学習計画から活動資料、大学別の志望理由書・発表・口頭試問まで徹底伴走します。受講前の準備や、受講後の成果の生かし方を、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


