神奈川工科大学の「LED照明デザイン」は、光源づくりと装飾を組み合わせ、制作から振り返りへ進む高大連携講座です。協定高校等の生徒が対象で、2026年度は5月以降、高校と日程を相談して実施する案内があります。照明を作った経験に、物理やプログラミングの学習、自分で試して改善した記録を添えると、理系の総合型選抜・公募推薦への準備につながります。
LED照明デザインで学べることと参加条件
7色に変化するLEDで光源を作り、障子紙の折り紙やイラストで装飾する講座です。高校訪問、オンライン、オンデマンドの形式があり、micro:bitは受講生へ貸し出されます。貸出台数は人数によって決まり、チームでは光源製作と装飾デザインを分担することも可能です。
対象は神奈川工科大学と高大連携協定を結ぶ高校・中等教育学校の生徒です。担当の先生が日程を相談し、校長決裁を受けた申込書を学校でまとめて提出します。4月以降随時受付で、受講は無料です。交通費・昼食代は自己負担となります。電子工作の作業などで大学へ行く場合があります。
講座後約1か月を目安に高校ごとに振り返りレポートを提出し、受講成果が認定されると修了証書が授与されます。興味があれば11月の古民家等のライトアップ企画や、12月19日の受講成果発表会にも参加できる計画です。制作・報告・発表のうち、どこまで取り組めるかを学校と確認しましょう。
参加した経験を、推薦で伝わる成果へ
例えば、装飾の形や光源の向きを変えたときに、見え方がどう変わるかを比較する活動が考えられます。同じ場所、同じ撮影条件で作品を記録し、狙った効果と実際の違いを整理する方法です。写真の明るさは撮影設定にも左右されるため、測定値と見た印象を分けて考察しましょう。
作品に加え、何を変え、なぜその形を選んだかという記録を残すことが大切です。チームなら回路や装飾、記録、発表で自分が担った役割を示せます。見栄えだけで終えず、電気・光・材料への疑問を次の探究へつなげてください。
資格と研究成果をどう組み合わせるか
物理検定で学ぶ電気や光の考え方、情報系資格で学ぶプログラミングを組み合わせる方法があります。点灯パターンの制御、測定値の集計、見え方の比較など、制作で生まれた課題に合う学習を選びましょう。表計算やPythonで結果を整理し、設計変更の根拠を説明することもできます。
以下の神奈川工科大学・電気通信大学の2027年度方式は、2026年9月に出願を終えています。11月の企画や12月の発表成果を、9月出願時の既得実績にはできません。2027年度要項は方式比較の例で、今後の活動は主に翌年度以降へ生かします。工学院大学でも出願時点までの実績を提出することが前提です。
研究・学習実績を伝えられる大学3校
| 大学・方式 | LED制作を生かす方向 | 準備の要点 |
|---|---|---|
| 神奈川工科大学・探究活動発表方式 | 制作・改善の過程 | 専願、活動報告、発表・面接 |
| 電気通信大学・Ⅱ類 総合型選抜 | 電子工作・光源制御と検証 | 現役等、入学確約、自己PR・口頭試問 |
| 工学院大学・情報学部 探究成果活用型 | 制御と測定を結ぶ探究・発表 | 理数探究、発表経験、評定・履修 |
神奈川工科大学の2027年度探究活動発表方式は、合格した場合に必ず入学する専願制です。工学部・情報学部と管理栄養学科で実施され、探究の分野自体は限定されていません。要項43ページは「課題発見から分析・考察に至るプロセス」を重視すると説明しています。制作の条件変更、失敗の原因、改善の根拠が、その説明に生かせます。
活動発表・面接50%、活動報告書20%、書類30%で評価します。面接約20分のうち発表は約7分。学科別の選抜方針に合わせた資料と、内定後の課題提出も必要です。
出典:2027年度探究活動発表方式要項42〜49ページ(PDF1〜8頁)
電気通信大学Ⅱ類の2027年度総合型選抜では、活動実績報告書に資格や大学のセミナー等を記載できます。自分が担当した光源の制作や、測定結果から修正した点を添えると、学習内容を具体的に伝えられます。2027年3月卒業見込み等が対象で、合格時の入学確約が必要です。3分以内の自己PR映像と、書類選考後の発表・面接・口頭試問があります。
出典:電気通信大学・2027年度総合型選抜要項7〜11ページ
工学院大学情報学部の探究成果活用型は、2027年3月卒業見込みで、理数系の探究と学内外発表または外部コンクール等への提出経験が必要です。全体評定は普通科・理数科3.2、専門学科3.5以上です。その他の学科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと指定理科1科目群を両方履修・履修見込みなら3.2、それ以外は3.5以上となります。一次は英語・数学と書類、二次は発表と質疑応答です。
出典:工学院大学・2027年度探究成果活用型要項4〜5ページ
理系推薦には、倍率が比較的落ち着いた方式も
2026年度入試では、愛媛大学工学部工学科・機械工学コースの総合型選抜Ⅰは、受験者6人・合格者3人で実質倍率2.00倍でした。プログラムの参加選考とは別の、大学入試の実績です。
資格、研究で得た成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。倍率だけで判断せず、本人の分野や評定、発表経験に合う方式を選びましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、プログラム参加を推薦の実績へ
スキルパスでは、LED制作への関心から、物理・情報の資格学習、プログラムの考え方、比較実験やデータ整理まで、本人に合う実績の組合せを考えられます。完成品だけでなく、最初の案、比較した条件、修正した理由を残し、成果資料へまとめる準備もできます。
大学別の書類では、照明づくりで感じた疑問を、電子工学や情報技術で深めたい課題へつなげます。発表に向けて写真や図、グラフを使い、口頭試問では原理と判断の根拠を説明する練習もできます。自分の制作を、学問への関心と検証の過程が伝わる実績に育てることを支援します。
スキルパスは、オンラインの個別指導で、学習計画から活動資料、大学別の志望理由書・発表・口頭試問まで徹底伴走します。受講前の準備や、受講後の成果の生かし方を、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


