東北福祉大学のリエゾン教育プログラムは、高校1〜3年生が福祉・心理・教育・看護などの学びに触れ、課題に取り組む高大接続プログラムです。高校3年生は、修了証や評定などの条件を満たすと、同大学の学校推薦型選抜「リエゾン」へ出願できます。講義や実習から生まれた問いを自分の探究へ広げれば、他大学の総合型選抜・公募推薦にもつながる実績づくりを考えられます。
東北福祉大学リエゾン教育プログラムで学べることと参加条件
学科の内容に興味・関心がある高校生が対象です。ガイダンスを確認して1人1学科を選び、2026年度は5月13日〜6月17日に申し込み、6月22日〜8月5日の間に学科ごとのプログラムを受講する日程でした。
模擬講義、レポート提出、ディスカッション、データ整理・分析の体験などが紹介されています。オンデマンド、オンライン双方向、対面などの形式があり、受講内容や公開期間、修了条件は学科ごとに異なります。心理実験の体験や、地域共生、看護職への理解など、関心に合わせて選べます。
指定された受講と課題提出等を終えた人には、8月31日にオンラインで修了証を発行する予定が示されていました。2026年度の申込は終了しています。今後の参加を考える人は、次の募集で対象・内容を改めて確認しましょう。
参加した経験を、推薦で伝わる成果へ
例えば、地域の支援情報に関心を持ったなら、自治体が公開する相談先の情報を調べ、誰に何が伝わりにくいかを考察する活動が考えられます。講義で知ったこと、自分で確かめたこと、まだ分からないことを分けると、学びの過程が具体的になります。
心理や医療への関心なら、公開データを読んだときの疑問を出発点にする方法もあります。対象や集め方の違いを確かめ、少ないデータから全体を言い切らずに考察しましょう。受講したという事実に、本人の問いと検討の過程を添えることが大切です。
資格と研究成果をどう組み合わせるか
統計検定で学ぶデータの読み方や、情報系資格の学習を組み合わせると、福祉・心理・地域の調査を深められます。Pythonや表計算で公開資料を集計し、必要な情報を探しやすくする画面を試作するなど、志望分野に合う成果物を考えてください。
以下の筑波大学・東京電機大学の2027年度方式は、2026年9月に出願を終えています。出願後の活動を提出済みの実績にはできません。2027年度要項は方式比較の例として使い、これから受講や探究を始める高校1・2年生は、主に次年度以降の出願に向けて準備しましょう。
研究・学習実績を伝えられる大学3校
| 大学・方式 | 学習経験を生かす方向 | 準備の要点 |
|---|---|---|
| 東北福祉大学・リエゾン | 同学科のプログラム修了 | 現役等・推薦・評定・専願、小論文・面接 |
| 筑波大学・知識情報・図書館学類 AC入試 | 福祉や地域と情報を結ぶ継続活動 | 活動期間、経過資料、面接・口述 |
| 東京電機大学・理工学部 AO | データを使った調査や制作 | 評定・履修、事前課題、発表 |
東北福祉大学の2027年度学校推薦型選抜「リエゾン」は、修了が出願条件につながる方式です。2027年3月の高校卒業見込み等、校長推薦、第一希望、評定平均3.5以上、2026年度プログラムの修了証が必要です。出願先は修了証が発行された学科に限られます。
要項14ページは「専願制」と記載し、合格した場合は入学手続きを求めています。書類審査150点、小論文100点、面接50点で評価されます。小論文はテーマ型60分・600字、面接は口頭試問を含む約15分です。修了証に加え、学んだ内容を文章や対話で説明する準備が必要です。
2026年のWEB出願は11月2〜9日23時、書類は11月10日14時必着。試験日は学科別に11月21日・22日です。
筑波大学の2027年度AC入試要項5ページ(PDF5頁)は、継続的な取り組みから「問題解決能力」を評価するとしています。情報学群知識情報・図書館学類の求める活動に合わせ、福祉や地域の情報を調べ、必要な人に届く伝え方を考察・改善した過程を説明する方法が考えられます。
対象は最近2年間またはそれ以上にわたる活動です。受講の前後を含め、自分が取り組んできた過程を整理しましょう。高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象で、共通テストは不要です。自己推薦書・活動経過報告書・根拠資料等による一次選考の後、面接・口述試験があります。
東京電機大学理工学部の総合型選抜(AO)は、高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象です。高校卒業資格のルートは数学・外国語が各3.3以上。普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠの履修が必要です。事前課題・活動報告等と、発表・口頭試問を含む面接で選考し、他大学と併願できます。
出典:東京電機大学・2027年度総合型選抜要項4・6〜9ページ
理系推薦には、倍率が比較的落ち着いた方式も
2026年度入試では、静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質倍率2.00倍でした。プログラムの参加選考とは別の、大学入試の実績です。
資格、研究で得た成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。倍率だけで判断せず、本人の分野や評定、発表経験に合う方式を選びましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、プログラム参加を推薦の実績へ
スキルパスでは、受講学科を選ぶ段階から、関心を深める資格の学習、受講後の調査やデータ分析まで、志望分野に合わせて計画できます。地域の公開資料を扱う場合も、情報の集め方、集計、グラフの読み方、考察を残す方法を具体的に学べます。
活動報告書には、講座の内容と本人の取り組みを分け、改善した点や残った課題を整理します。小論文や面接に向けて、なぜその問題に関心を持ち、何を根拠に考えたのかを説明する練習もできます。受講経験を、大学でさらに学びたい理由へつなげることを支援します。
スキルパスは、オンラインの個別指導で、学習計画から活動資料、大学別の志望理由書・発表・口頭試問まで徹底伴走します。受講前の準備や、受講後の成果の生かし方を、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


