関西学院高等部には、2・3年生が一定の条件のもとで関西学院大学の授業を受講できる高大連携があります。大学生と同じ環境で学び、大学の単位として認定される仕組みです。

大学の学びに触れた経験を、資格と本人の探究へ発展させ、推薦対策につなげましょう。この記事では、2026年度の高等部の学びと、2027年度の大学入試を比較し、本人の成果を伝える準備を紹介します。

高等部2・3年生が大学の授業を受講

高等部公式の2026年度の教育案内では、条件を満たす2・3年生の大学授業受講と単位認定を紹介しています。これは関西学院高等部の生徒向けの取り組みです。一般の高校生が同じ条件で申し込める制度としては案内されていません。

受講できる科目や条件、大学科目と高校の時間割との両立は、在籍校の案内で確認する必要があります。公開案内にない科目名や単位数を前提にせず、自分が実際に履修する内容をもとに計画を立てましょう。

高等部では、大学授業の受講とは別に、AI活用、サイエンス探究、エネルギー探究等の探究型科目も設けています。2026年5月には、歴史探究・英語探究の一環で、大学の交換留学生との交流授業を実施しました。高校で続けてきた探究に、大学の人や学びから得た視点を加える機会があります。

出典:関西学院高等部2026年度の教育案内・2026年5月の高大連携探究授業

受講した内容と自分の問いを結び付ける

大学で学んだ方法を、その後の自分の調査や制作に使ってみましょう。何を教わり、自分では何を考え、結果から何が分かったのかを分けて残すと、志望理由や活動説明を組み立てやすくなります。

例えば地域のエネルギーに関心があるなら、公開データの比較、学校でできる安全な観察、条件を変えた簡単なモデル計算等が考えられます。統計検定で学んだ散らばり・相関や、プログラミングの集計・可視化を使う方法もあります。

これは本人の探究を発展させる例です。受講科目で必ず同じ研究を行うという意味ではありません。大学の説明をまとめるだけで終わらず、本人の問い・調査・検証へ進むことが大切です。

共同活動では、班全体の成果と自分の役割も整理しましょう。方法の提案、調査、分析、コードの制作、発表など、本人が担当した部分を具体的に説明できるようにしておきたいところです。

本人の探究から目指す大学・方式

大学・2027年度の方式高大連携の経験との接続主な準備
関西学院大学工学部・探究評価型本人の探究と発表実績を成果物へ入学確約、英語資格または成績、履修条件
電気通信大学Ⅰ類・総合型選抜本人の分析・制作を資料と動画へ現役等、入学確約、数学・情報CBT
東京電機大学理工学部・総合型選抜AO技術の学習・探究を活動報告と発表へ数学・外国語3.3、履修条件、事前課題

大学の授業を受けた経験と、入試で求められる探究活動の条件は別に確認が必要です。本人の取り組みを、希望する方式の評価資料へどう伝えるかを考えましょう。

関西学院の探究評価型は過程と発表実績を評価

2027年度の探究評価型では、高校入学後に授業や正課外活動で探究に取り組み、校内発表会、合同発表会、大会・コンテスト等で発表した実績が必要です。発表の規模やレベルは問いません。高校既卒者も対象に含まれますが、合格した場合は関西学院大学への入学が条件です。

工学部等の理系学部では、指定する英語4技能資格のCEFR A2以上、または所定期間の全体の学習成績3.5以上が必要です。さらに数学・英語・理科の履修条件があるため、活動だけでなく高校での科目選択も早くから確かめてください。

例えば工学部情報工学課程は、数学Ⅲを含む指定数学、英語は原則15単位以上に加え、「物理基礎と物理」「化学基礎と化学」「生物基礎と生物」のいずれかを履修する必要があります。数学A・B・Cの範囲や理数科目への読み替え等は要項の表に従います。

要項では探究活動の「過程を重視した評価」を示しています。一次は本人の探究の成果物等による書類審査、工学部の二次は口頭試問を含む面接です。成果の大きさだけでなく、課題設定、方法、検証、考察を説明する準備が求められます。

出典:関西学院大学2027年度探究評価型要項1〜6ページ・総合型選抜共通要項

受講・発表・出願の順番をそろえる

関西学院の2027年度総合型選抜の出願は、2026年9月1〜8日でした。出願後に受講する大学科目や、その後に得た成果を、すでに取得した実績として含めることはできません。受講中の内容、出願までの成果、これからの研究計画を区別しましょう。

電気通信大学Ⅰ類の2027年度総合型選抜は、2026年度中の高校卒業者等が対象で、合格時の入学確約が必要です。特別活動レポートと3分以内の活動PR動画、数学・情報のCBT、発表・面接・口頭試問等に備えます。共通テストは課しません。

東京電機大学理工学部の2027年度AOは既卒者も対象です。高校卒業資格による出願では数学・外国語各3.3以上と課程別の履修条件が必要です。事前課題、活動報告、発表・面接等で選考し、他大学と併願できます。両大学も9月上旬出願なので、実績の時期をそろえる必要があります。

出典:電気通信大学2027年度要項・東京電機大学2027年度AO要項

早期準備で理系推薦の選択肢を広げる

2026年度の愛媛大学工学部機械工学コース総合型選抜Ⅰは受験6人・合格3人で実質2.00倍、熊本大学理学部理学科学校推薦型選抜Ⅱは受験31人・合格20人で1.55倍でした。

高校1・2年生から資格、本人の探究、数学・理科の基礎を育て、条件と倍率が合う方式を比較すれば、名門理系大学を推薦で目指す戦略が考えられます。大学授業から得た関心も、その準備へ生かしましょう。

出典:愛媛大学2026年度入試結果・熊本大学2026年度入試結果

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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スキルパスで資格・探究・提出資料まで対策

スキルパスは、推薦で評価される実績の組み合わせ方と資格対策を熟知しています。学習機会と受験年度の整理、資格、本人の探究、志望理由書・成果物・面接まで支えます。

例えばデータの比較なら、資料の出典と条件、本人が作った図、結果の読み方から整理します。制作なら、初めの設計、変更した理由、確かめた結果を残します。活動を伝える資料をまとめ、本人の役割や大学で深めたい問いを面接で説明する準備へつなげます。

大学で触れた学びを、本人が考え、検証し、伝えられる実績へ育てる対策です。高校の履修条件も見据え、オンラインで徹底伴走します。

関西学院大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

電気通信大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

東京電機大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

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