社会の課題を見つけ、アプリの形で解決策を提案したい高校生に向けて、文京学院大学は「探究学習アイデアソン」を実施しています。企業担当者や大学生と学びながら、画面を制作し、発表する4日間の企画です。活動後に自分の調査や検証を重ねることが、情報系大学の推薦・総合型選抜で伝える実績につながります。
2026年度は高校生・高専生が対象、参加無料
ヒューマン・データサイエンス学部が主催し、SBイノベンチャー株式会社の協力のもと、本郷キャンパスで実施されました。開催日は8月18・19・20・22日の4日間です。
募集対象は高校1〜3年生と高専生で、参加費は無料。予定定員は20〜30人、定員に達し次第受付終了という案内でした。実施報告では、高校2・3年生18人と大学1年生22人が参加しています。募集できる学年と、実際に参加した学年は分けて読む必要があります。
2026年度の募集・実施は終了しています。次回の日程や条件は、大学が新しく公表する案内を確認してください。
課題の分析から、Figmaの画面と発表まで
参加者は混成チームで、地域防災、多文化共生、若者の孤立などの社会課題を選びました。課題の背景を調べ、誰に向けたサービスなのかを具体化し、企業担当者の助言を受けながら解決策を検討しています。
3日目にはFigmaでアプリの画面と発表資料を制作し、最終日はチームごとに5分間のプレゼンテーションを行いました。生成AIも議論や情報整理に使われています。制作したのは画面のデザインであり、プログラムで動くアプリを完成させた実績とは区別しましょう。
活動記録には、チームの方針だけでなく、自分が調べた根拠、担当した画面、助言を受けて変えた点を残すと、本人の学びが伝わります。
企画を、資格・データ分析・試作へ発展させる
例えば、避難情報の画面を考えたなら、公開されている避難所データを整理し、必要な情報がどこにあると分かりやすいかを検討する方法があります。画面の案を複数作り、操作にかかる時間や間違いやすい場所を比較することも一案です。
ITパスポートの学習で情報セキュリティやシステムの基本を押さえ、統計検定で集計やばらつきを学ぶと、検証の方法を考えやすくなります。PythonやWeb制作を学び、画面の一部を実際に動く試作品へ発展させる道もあります。これらは、本人が活動後に取り組む例です。
資格で学んだ知識を、どの調査や改善に使ったかまで説明することが大切です。生成AIの提案、メンターの助言、本人の判断も区別しておきましょう。
情報系の成果を生かして考えたい大学3校
| 大学・方式 | 成果の生かし方と主な条件 |
|---|---|
| 電気通信大学・情報理工学域Ⅱ類/総合型選抜 | 情報技術の探究を活動実績報告書などで説明。2027年3月卒業見込み等と入学確約が必要 |
| 東京電機大学・理工学部/総合型選抜 | 活動報告書等と発表・面接で評価。高校卒業ルートは数学・外国語各3.3以上など、併願可 |
| 東京都市大学・情報工学部/総合型選抜2段階選抜制 | エントリー理由書と関連書類で探究を説明。高校卒業等の資格、基礎知識と学修意欲が必要 |
電気通信大学の2027年度要項7ページには「他大学でのスクーリング・セミナー参加」とあります。受講した内容に加え、画面の設計やデータの比較など、本人が取り組んだ情報分野の成果を整理する方法が考えられます。Ⅱ類は活動実績報告書や3分間のPR動画を提出し、書類選考後に発表と面接・口頭試問があります。
東京電機大学理工学部は、一次の課題・活動報告書等と、二次のプレゼンテーション・面接で評価します。高校卒業による出願では数学・外国語の学習成績が各3.3以上必要です。普通科の履修科目は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・C、英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ。理数科や工業・総合・情報等の学科は別の科目条件を確認してください。
東京都市大学情報工学部は、2次で数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cの基礎学力調査と、口頭試問を含む面接があります。探究の関連書類は、提出しなければ評価対象になりません。成果物だけでなく、調査方法や設計の理由、数学の基礎まで準備しましょう。
以上は2027年度要項を使った、今後の準備の比較例です。参加や資格に一律加点が付くという説明ではありません。実際の提出期限後に行った制作や調査は、その回の出願実績にできないため、翌年度以降も見据えて活動を続けましょう。
理系推薦には落ち着いた倍率の方式も
2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質倍率2.00倍でした。高校生プログラムの参加選考とは別の大学入試の実績です。資格、探究・制作、基礎学力を早くからそろえれば、名門理系大学も目標にできます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスでアプリ企画を推薦の実績へ育てる
スキルパスは、資格対策と実績の組み合わせ方、大学別の評価資料を熟知しています。高校1・2年から関心に合う企画を検討し、応募に向けた問いや、必要な情報・数学の学習を整理する段階から支援を受けられます。
活動後は、本人の担当と根拠を整理し、統計やPythonによる分析、画面の改善、動く試作品へ発展させます。活動報告、大学で学びたい内容、面接で問われる仕組みや改善理由を一つずつ説明できるようにすることが大切です。
オンラインの個別指導で、応募準備から資格学習、探究・制作、大学別の書類・発表・口頭試問まで徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


