法学に関心があっても、大学の講義を理解し、自分の言葉で説明できるかは、体験してみないと分からないかもしれません。日本文化大学の高大接続講義は、受講とレポート審査を「ニチブン式高大接続型」へつなげる企画です。学んだ知識を整理し、自分の考えを根拠とともに書く準備を進めましょう。
法学の講義を1回受け、その場でレポートを提出
2027年度要項では、2026年7月26日、8月9日、8月23日、9月13日、10月11日のいずれかの講義を受ける日程でした。受講できる回数は1人1回です。
講義の専門科目は法学。オープンキャンパスで行われますが、通常の見学や相談だけで出願条件を満たす制度ではありません。受講後にその場でレポートを提出し、内容が基準を満たす必要があります。結果は1週間以内に通知する流れです。
2026年度の受講日程は終了しています。次回の対象日や条件は、大学が新しく公表する要項を確認してください。オープンキャンパスのすべての日に、高大接続講義が行われるわけではありません。
出願には、卒業見込みや第一志望などの条件も
2027年度のニチブン式高大接続型は、2027年3月に高校または中等教育学校を卒業する見込みの人が対象です。学校の指導に従って誠実に修学し、健康を保ち、向学心が強く、大学の建学精神を理解できることなども条件に含まれます。
さらに、大学の学びへの強い関心と意欲を持ち、同大学を第一志望とすることが必要です。要項12ページの「そのレポート内容が基準を満たした者」という条件は、この出願資格の一部です。
出願期間は2026年10月1〜23日、試験日は10月25日。志願票、エントリーシート、調査書などの書類と面接で選考します。レポート審査を通過しただけで、大学の合格が決まるという制度ではありません。
資格の学習を、社会の問題を読む力に重ねる
法学検定やニュース時事能力検定などの学習は、制度や社会の出来事を整理する機会になります。日本語検定や英検の学習を加え、文章を正確に読み、要点をまとめる練習をする方法もあります。
例えば、身近なルールに関心を持ったなら、何を目的にした制度か、誰の立場で問題になるかを、複数の資料で確かめる活動が考えられます。講義の説明と自分の意見を混ぜず、考えを支える根拠を示す練習です。
公開統計を使う場合は、統計検定などで数値の見方を学び、調査対象や集計方法も確認しましょう。資格の知識を、本人の調査や考察にどう使ったかまで伝えることが大切です。これらは学習を組み合わせる例で、講義の必須資格として挙げているものではありません。
法律・社会への関心を生かす大学3校の例
| 大学・方式 | 主な条件と成果の生かし方 |
|---|---|
| 日本文化大学・法学部/ニチブン式高大接続型 | 2027年3月卒業見込み、第一志望、所定講義の受講とレポート基準充足等。書類・面接で評価 |
| 大東文化大学・法学部法律学科/総合型前期 | 高校卒業等、2027年4月1日に満19歳以下、所定の四技能英語基準と学科への強い入学希望。自己推薦書等と口頭試問、併願可 |
| 慶應義塾大学・総合政策学部/環境情報学部AO入試 | 本人の調査を活動資料と学習計画へ。高校卒業等、大学で学ぶ日本語または英語の能力、第一志望・入学確約が必要 |
日本文化大学では、講義前から要点を整理し、根拠を添えて論述する練習を重ねたいところです。受講後は、授業で気づいた疑問や自分がさらに調べた内容を整理し、同大学で学びたい理由を面接で伝えられるように備えます。
大東文化大学法律学科の前期は、自己推薦書1000字以内、課題論文1200〜2000字、口頭試問で評価します。所定の四技能英語外部試験でCEFR A2の基準を満たす必要があります。同学科所定のプログラム修了証などによる課題論文免除がありますが、日本文化大学のレポート審査結果で代用する条件ではありません。
出典:大東文化大学・2027年度総合型選抜要項5・11ページ
慶應SFCの2026夏秋AO要項19ページは「入学後の学習計画」を求めています。対象は2027年4月・9月入学です。調査で分かったことと大学で深めたい学びを結びつけ、本人の志望理由や活動資料へ整理する準備が考えられます。
書類選考後に面接があり、志願者を客観的に知る2人の評価者による評価も必要です。2親等内の親族は評価者になれません。共同活動を扱う場合も、本人が担当し、判断した内容を具体的に説明しましょう。
出典:慶應義塾大学・2026夏秋AO要項8・10・18〜20ページ
以上は2027年度要項を使った比較例です。各大学の受講条件や資格が、別の大学にもそのまま通用するという説明ではありません。本人の受験年度と提出期限を確認し、出願時点までの調査や活動として整理することが必要です。
情報・数理へ関心が深まる場合の推薦例
2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質倍率2.00倍でした。法学部の倍率とは別の実績です。社会の問題をデータや技術で考えたいなら、資格、本人の分析、数学・英語を高校1・2年から育て、名門理系大学を目指す道もあります。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで講義の理解を推薦対策へつなげる
スキルパスは、資格対策と実績の組み合わせ方、大学別の評価資料を熟知しています。関心に合う企画への応募準備から、資格や英語の学習、資料の要約、根拠に基づく論述の練習まで支援を受けられます。
活動後は、本人の疑問と調査記録を見直し、資料の比較、データ分析、考察を含む報告へ発展させます。志望理由書や面接では、学んだことを大学の内容へ結びつけ、自分の考えが変わった理由も説明できるように準備します。
オンラインの個別指導で、資格、探究、大学別の書類・面接まで徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


