英語資格を取得しても、その力を使って何に取り組んだかまで説明できると、志望理由が具体的になります。長崎外国語大学の2026年度語学セミナー「通訳入門」は、現役通訳士から理論と技法を学び、英日・日英の通訳を練習する2日間の講座です。資格で学んだ英語を使い、伝わり方を自分で確かめる経験へつなげられます。
2日間で、基礎理論から逐次・同時通訳の演習へ
2026年度は10月17・18日、各日10時30分〜16時に長崎外国語大学で行う案内でした。講師は通訳者で同大学非常勤講師の畑上雅朗氏です。
1日目は通訳の基礎、練習方法、英日・日英の逐次・同時通訳を学ぶ構成です。2日目も両方向の演習を行い、通訳現場について学びます。技法だけでなく、通訳者がどのような役割を担うかを知る内容も含まれています。
英検2級・TOEIC600点は、受講レベルの目安
対象は高校生以上で、英検2級またはTOEIC600点程度がレベルの目安です。これらを大学推薦の出願資格とする説明ではありません。定員は15人、受講料は2日間で税込2万円。最少催行人数に達しない場合は開講しない案内です。
申込締切は2026年9月25日17時で、この回の受付は終了しています。次回の実施日、対象、費用などは新しい案内を確認してください。修了証や大学入試での一律優遇は、今回の募集案内には示されていません。
英語資格を、伝える力と本人の探究へつなぐ
受講前には、自分が聞き取りや言い換えのどこでつまずくかを整理できます。受講後は、大学や学校のルール、教材の使用条件に従い、自分が行った練習の記録を残しましょう。
例えば、地域の多言語案内を読み比べ、初めて訪れる人に伝わりにくい情報を調べる探究が考えられます。本人が作った案内文を学校で相談して改善し、どの表現をなぜ変更したかを説明する方法です。これは本人の発展例で、講座で全員に課す課題ではありません。
英検などの資格、実際に英語を使った経験、改善した過程を組み合わせることが大切です。語彙や文法の力を伸ばすだけでなく、話し手の意図や文化的な背景をどう捉えたかも、大学で深める問いになります。
学習を推薦で伝えられる大学3校の比較
| 大学・2027年度方式 | 本人の学びの伝え方 | 主な出願・選考条件 |
|---|---|---|
| ICU教養学部・総合型英語外部試験利用 | 継続活動と、関心を深めた小論文 | 全体4.1以上、所定英語スコア、第一志望・入学確約、書類・面接 |
| 慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部AO | 課題への取り組みと大学での学習計画 | 高校卒業等、日本語または英語の学習能力、第一志望・入学確約 |
| APU・活動アピール方式 | 活動から得た成長と成果、資格 | 国内学生の資格、高校卒業等、優れた活動等、書類・オンライン面接 |
ICUの2027年度要項は、自己活動歴として「少なくとも2、3週間以上」の教科外活動を対象としています。短い講習や旅行だけでこの条件を満たすという意味ではありません。以前から続けた活動と受講後の取り組みを分け、本人の継続した学びを示す準備が必要です。
英語外部試験利用は、2024年4月1日〜2027年3月31日の高校卒業・修了等が対象で、過去にICU総合型へ出願していないことも条件です。全体4.1以上、2024年10月1日以降の所定の英語公式スコア、推薦状2通や小論文等を提出し、書類選考後に日本語の対面面接があります。
出典:ICU・2027年度総合型選抜要項3〜8・22〜23ページ
慶應SFCは、志望理由・学習計画や本人の活動資料などの書類選考後に面接があります。客観的に志願者を知る2人の評価者が必要で、2親等内の親族は評価者になれません。大学で学ぶ理由を、本人が調べ、試し、考え直した経験から説明することが大切です。
出典:慶應義塾大学・2026夏秋AO要項(2027年入学)8・10・18〜20ページ
APUの2027年度国内学生入試は日本国籍保持者・永住者が対象です。活動アピール方式では、高校卒業等、志望学部への関心・学修意欲、中学卒業以降の優れた活動等が求められます。一次は書類、二次は約20分のオンライン個人面接で、「活動を通じた成長および成果」などを評価します。日本語基準の1回生入試に、出願条件となる英語スコアの指定はありません。英語基準は言語要件が別です。
出典:APU・2027年度総合型選抜要項3・7・16〜18ページ
受講名に頼らず、本人の役割、工夫、結果、残った問いを資料へまとめましょう。上記は2027年度方式を使った比較例で、受講への一律加点を示すものではありません。ICU・SFCの該当出願は2026年9月に終了しています。出願後に行った活動を以前の実績とせず、高校1・2年生は自分の受験年度と提出期限から準備することが必要です。
資格とデータ分析から、理系推薦にも進路を広げる
地域やことばの課題を数値で考えたい人は、統計検定や情報系資格の知識を、自分の集計・可視化へ発展させる方法があります。単に資格を並べず、対象や条件をそろえて比較し、結果の限界も説明できるようにしましょう。
2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは受験者4人・合格者2人で、実質倍率2.00倍でした。今回の講座の選考倍率とは別の、大学入試の実績です。情報・数理への関心が深まった場合は、資格、本人の分析や制作、数学・英語の基礎を組み合わせ、名門理系大学を推薦で目指す道もあります。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、語学の経験を推薦の資料へ
スキルパスは、資格対策と実績の組み合わせ方、大学別の書類・面接対策を熟知しています。高校1・2年から英語の基礎と資格、参加できる学習機会、本人の探究を組み合わせる準備を支えます。
受講後は、難しかった点を選び、練習方法を変えた結果や、言い換えを選んだ理由を記録します。志望理由書では、その経験をことば・文化・社会・情報への問いへつなぎ、面接では、本人が何を考えたかを具体的に答えられるよう備えます。
資格の級と受講名に、本人が試し、考え直した内容を加える対策です。オンラインの個別指導で、資格、探究、資料、大学別の面接まで徹底伴走します。
資格と本人の探究を生かす推薦対策は、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


