群馬医療福祉大学の高大連携授業は、医療・福祉・教育の基礎を全16回で学ぶプログラムです。所定の受講・小テストを満たすことが、単位認定や同大学の総合型選抜・授業体験型の出願資格につながります。将来の専門分野を考えながら、学んだことを自分の調査や発表へ発展させる準備が大切です。
群馬医療福祉大学の高大連携授業で学べることと参加条件
2026年度は、高大連携協定を結ぶ高校の1〜3年生、中等教育学校の4〜6年生で、学校長が承認し、大学が受講を認めた生徒が対象です。募集は200人で、超過時は3年生を優先します。受講料は無料で、申込みは7月1〜24日必着でした。
受講はYouTubeのみ、または対面との併用です。配信と小テストの期間は8月1〜7日17時まで、対面授業は8月3〜6日の案内です。16回すべての受講と、各回の小テストの合計が認定基準を満たすことが必要です。興味のある回だけを受けて修了する仕組みではありません。
授業には、血液検査、子どもの発達、在宅看護、理学療法や作業療法、教材を使った療育などがあります。認定者には単位認定証明書を授与し、同大学入学後は2単位として認定します。高校1・2年時の認定でも、3年時に再受講せず授業体験型へ出願できますが、証明書の写しの提出が必要です。
参加した経験を、推薦で伝わる成果へ
例えば、検査の数値から何が分かるかに関心を持てば、測定やからだの仕組みを調べる方向があります。生活を支える道具に関心を持てば、使う人の動作と道具の形を比べ、工夫を図や模型にまとめる方法も考えられます。
授業で教わった内容と、自分が調べた疑問を分けて記録することが重要です。小テストの正解を覚えるだけで終えず、説明できなかった点を確かめましょう。人を対象とする調査や機器の使用は、学校等の指導の下で相談し、実施した範囲を正確に残すことが大切です。
資格と研究成果をどう組み合わせるか
生物・化学の学習をからだや検査の理解へ、物理の学習を機器の原理へ、統計検定を数値の読み取りへつなげられます。表計算やPythonで整理する場合は、元のデータと処理方法も説明できるようにしましょう。
以下は2027年度の方式比較です。群馬医療福祉の授業体験型は2026年9月1〜10日必着、電通・東京電機の該当方式も9月に出願を終えています。今後の追加調査を、それ以前の締切時点の成果として提出することはできません。高校1・2年生は、翌年度以降を見据えて学習を継続できます。
研究・学習実績を伝えられる大学3校
| 大学・方式 | 学習から発展させる方向 | 準備の要点 |
|---|---|---|
| 群馬医療福祉大学・授業体験型 | 医療等の基礎と進学の目的 | 協定校・修了、基礎力・面接・討論 |
| 電気通信大学・Ⅲ類 総合型 | 医療機器や計測の原理と研究 | 現役等、入学確約、研究資料 |
| 東京電機大学・理工学部 AO | 医療・生活課題と理工学 | 評定・履修、課題・発表・口頭試問 |
群馬医療福祉大学の2027年度総合型選抜・授業体験型は、高大連携協定校が対象です。高校卒業者・2027年3月卒業見込み等で、大学の高大連携授業を受講・修了し、第一志望とすることが条件です。合格後の入学辞退は認めないとされています。評定の基準はありません。
要項17ページの出願資格は「受講し、修了した者」です。参加申込みだけでは資格になりません。一次は国語・数学Ⅰ/A・英語の基礎力検査60分100点と個人面接約15分100点。二次は集団討論30分100点で、調査書・志望理由書も参考にします。修了の準備と、教科・対話の対策を一緒に進めることが重要です。
出典:2027年度学生募集要項10・17〜19・24〜25ページ(PDF15・22〜24・29〜30頁)
電気通信大学Ⅲ類の2027年度総合型選抜では、高校等で取り組んだ理工学の代表的な研究を報告します。要項7ページ(PDF9頁)は「研究方法と結果」と記載し、原理・法則や応用を含めて説明することを求めています。医療・福祉の課題から、機器の仕組みや測定・データ解析に関する問いを、自分の研究として深めた場合に、考察を伝える準備が考えられます。
2027年3月卒業見込み等が対象で、合格時の入学確約が必要です。共通テストはなく、一次は書類、二次は約10分の発表と約20分の質疑・口頭試問です。Ⅲ類では自己PR映像の提出はありません。
東京電機大学理工学部の総合型選抜(AO)は、高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象です。高校卒業資格のルートは数学・外国語が各3.3以上。普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠの履修が必要です。事前課題・活動報告等と、発表・口頭試問を含む面接で選考し、他大学と併願できます。
出典:東京電機大学・2027年度総合型選抜要項4・6〜9ページ
理系推薦には、倍率が比較的落ち着いた方式も
2026年度入試では、京都工芸繊維大学工芸科学部・応用生物学域応用生物学課程の学校推薦型選抜・一般プログラムは、受験者30人・合格者15人で実質倍率2.00倍でした。プログラムの参加選考とは別の、大学入試の実績です。
資格、研究で得た成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。倍率だけで判断せず、本人の分野や評定、発表経験に合う方式を選びましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、プログラム参加を推薦の実績へ
スキルパスでは、受講条件と志望校の要項を整理し、16回の学習と並行して取り組む教科・資格対策を計画します。検査や生活支援で関心を持った問いを絞り、資料を読み、必要に応じて数値を整理して、本人が原理を説明できる活動へつなげます。
志望理由書では、学びたい専門職の名前に加え、授業で理解したことと残った疑問を整理します。基礎力検査の学習、面接での説明、集団討論で他者の意見を聞いて考える練習も組み合わせます。修了条件を満たす準備から、本人の学習と考察を伝える対策まで支援します。
スキルパスは、オンラインの個別指導で、学習計画から活動資料、大学別の志望理由書・発表・口頭試問まで徹底伴走します。受講前の準備や、受講後の成果の生かし方を、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


