福祉、教育、保育、心理に関心があり、大学でどんな学びを深めたいか確かめたい。田園調布学園大学の「夏期キャリアデザイン講座」は、夏休みに35時間の集中した学びを行う制度です。講義で知ったことと、演習・実習で本人が考えたことを結びつけることが、推薦入試の準備になります。
夏休みに、講義・演習・実習を組み合わせる
大学の現行高大連携ページでは、神奈川県内・東京都内の高校との連携事業を紹介しています。夏期キャリアデザイン講座は、その柱の一つとして、大学の専門領域を基礎から幅広く学ぶ35時間の集中講座と案内されています。
講義を聞くだけでなく、演習や実習を組み合わせる構成です。参加を考える高校生は、対象となる学校や学年、開催日、費用、手続きを在籍校と大学で確認しましょう。
制度案内には個別年度の日程が示されていないため、2027年の開催日を決めつけて出願計画を組むことはできません。学校の募集案内と、本人が参加できる時期を照らすことが出発点です。
修了証と入学時の単位認定を、学びの記録へ
講座修了者には修了証を発行し、田園調布学園大学へ入学した際は単位として認定すると案内されています。修了した事実と、何を学んだかが分かる記録を一緒に残すと、進路を考える材料になります。
同じページには、通常授業の科目等履修や、高校への出前授業も紹介されています。これらの仕組みと夏期講座は分けて確認し、単日の授業参加を35時間の講座修了として扱わないようにしましょう。
例えば、実習で疑問に感じたことを、講義の資料や別の文献と照らし、最初の考えがどう変わったかを短い報告にまとめる方法があります。教わった内容、本人の観察、考察を区別することが大切です。
資格の知識を、福祉や教育の問いへ使う
ニュース時事能力検定の学習を、地域の福祉課題の背景へ、統計検定を公開調査の割合やグラフの理解へ使う準備が考えられます。英語は、外国語の資料を調べる学習にもつながります。
情報技術に関心が広がれば、ITパスポートやPythonを、データの整理・可視化に生かす探究も一例です。資料の調査年や対象を確かめ、資格、講座で生まれた問い、本人が調べた成果を結びつけましょう。 これらは本人が発展させる学習例です。
学びを生かす総合型選抜、大学3校の比較例
| 大学・方式 | 成果の生かし方と主な条件 |
|---|---|
| 日本社会事業大学・社会福祉学部/総合型選抜 | 高校卒業等の資格が必要。本人が別に取り組んだ継続的社会活動を活動報告書へ整理し、書類、小論文・面接で評価 |
| ICU・教養学部/総合型英語外部試験利用 | 全体4.1以上、所定の英語公式スコア、第一志望・入学確約などが必要。自己活動歴と小論文で関心を説明 |
| 慶應義塾大学・総合政策学部/環境情報学部AO入試 | 本人の調査と学習計画を資料へ。高校卒業等、日本語または英語の学習能力、第一志望・入学確約が必要 |
日本社会事業大学の2027年度要項4ページは「多様なボランティア活動等を継続的に行ってきた者」を対象に挙げています。講義を聞くだけでなく、本人が取り組んだ社会活動と、そこから何を考えたかを整理することが対応します。
活動報告書は、福祉・環境・災害・国際協力等のボランティアや類似の社会的活動、学校内外の生徒会・部活動・地域活動等が対象です。介護福祉士養成校の介護実習は除かれます。一次は書類、二次は60分の小論文と面接です。共生社会デザイン学科とソーシャルワーク学科の両方へ出願できます。
ICUの英語外部試験利用は、2024年4月1日〜2027年3月31日の高校卒業・修了等が対象で、過去にICU総合型へ出願していないことも条件です。2024年10月1日以降の所定の英語公式スコア、推薦状2通、小論文等を提出し、書類選考後に日本語の対面面接があります。自己活動歴は少なくとも2・3週間以上の教科外活動が対象なので、単日の体験だけで満たすとはいえません。
出典:ICU・2027年度総合型要項3〜8・22〜23ページ
慶應SFCは、志望理由・学習計画や本人の活動資料などの書類選考後に面接があります。志願者を客観的に知る2人の評価者が必要で、2親等内の親族は評価者になれません。
出典:慶應義塾大学・2026夏秋AO要項(2027年入学)8・10・18〜20ページ
以上は2027年度要項による比較例です。受講に一律加点が付くという説明ではありません。本人の受験年度と提出期限を確認し、実際の提出期限までに得た成果を整理しましょう。出願後に受けた助言や調査結果を遡って提出することはできません。
データを使う学びへ広がった場合の推薦例
2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質倍率2.00倍でした。社会・心理・教育系の倍率とは別の結果です。探究の問いをデータや情報技術で考えたい場合は、資格、分析・制作、数学や英語を早くから学び、名門理系大学を目指す選択肢もあります。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで探究を推薦の実績へ育てる
スキルパスは、資格対策と実績の組み合わせ方、大学別の評価資料を熟知しています。高校1・2年から、参加できる企画や学ぶ目的、必要な資格・基礎学力を整理し、継続できる活動計画を考えます。
受講前の関心や資料を整理し、その後は課題、本人の調査、比較、考察を報告へ発展させます。授業で学んだ内容と本人の工夫を区別し、志望理由書や面接で、問いが深まった過程と大学で学ぶ必要性を説明できるように支えます。
オンラインの個別指導で、資格、探究、大学別の書類・面接まで徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


