大学の研究室で学んだ方法を、自分の問いを確かめる力へつなげたい。麻布大学の「いのちと共生の研究プログラム」は、高校生が大学教員と研究に取り組む高大接続の学びです。実験や解析の結果と、本人がどう考え直したかを示すことが、理系推薦の準備につながります。
2026年夏は、6校41人が3日間の研究を体験
大学の公式報告では、2026年8月1〜3日に、桐蔭学園中等教育学校のアカデミックキャンプと連携した学習を実施しています。接続校を含む6校から41人の高校生が参加しました。全国の高校生に向けた自由応募講座ではありません。
1日目に研究テーマを学び、2日目に実験や解析、3日目に考察や発表資料づくりに取り組む構成です。乳牛の疾病、細胞や受精、動物行動、環境衛生などの5テーマから、関心に応じて選択しています。
例えば動物行動のチームには、AIを使ってイヌの行動を解析する活動がありました。実験結果を比べ、仮説を確かめ、得られたデータから考える経験です。大学で教わった方法と、生徒自身が判断した内容を分けて残すことが大切です。
夏の発表から、翌春の研究成果発表へ
3日目には各チームが発表し、質問に答えています。公式報告は、助言を踏まえて内容を深め、2027年3月の研究成果発表会と修了式を予定しています。これは今後の予定で、修了済みの実績ではありません。
一方、2026年3月20日には、前年度に取り組んだ高校生の成果発表と修了証授与が行われています。修了証に記載された単位は、麻布大学入学後に履修単位として認定されると案内されています。前年度の修了と、2026年夏の参加者の進行状況は分けて読む必要があります。
生物・化学・統計の資格を、研究で使う知識へ
生物検定や化学検定の学習を、生命現象や物質の性質を調べ直す準備へ使えます。統計検定も、測定値のばらつきや、比較できる条件を考える学習と組み合わせられます。
本人が扱えるデータをPythonで整理し、図表にまとめる方法も一例です。出典、記録の条件、自分が分析した範囲を示し、結論を強く言いすぎないよう確かめましょう。資格、研究者の助言、本人の分析と考察を結びつけることが目標です。
生命科学の成果を生かして考えたい大学3校
| 大学・方式 | 活動の生かし方と主な条件 |
|---|---|
| 千葉大学・園芸学部応用生命化学科/総合型選抜 | 理科研究や科学技術関連活動の参加を証明。高校卒業等の資格、共通テスト、入学確約が必要 |
| 東京農業大学・生命科学部等/総合型選抜全学部 | 自己推薦書と学科別事前課題で研究への関心を説明。2027年卒業見込み・2026年卒業等、第一志望・合格時入学が前提 |
| 日本大学・生物資源科学部バイオサイエンス学科等/総合型選抜 | 志望理由書、小論文、実験・実習と発表・口述試問で評価。高校卒業等、第一志望・入学確約が必要 |
千葉大学園芸学部の2027年度要項3ページには「セミナー・社会活動等に参加した者」とあります。理科研究や科学技術に関わる活動を示す資料に加え、本人の研究目的、助言、修正後の考察を整理する準備が考えられます。
応用生命化学科は、書類・面接に加えて指定共通テストの受験が必要です。5教科7科目の段階表示合計45以上、かつ化学・生物・外国語各7以上が最終合格の基準です。研究実績と基礎学力を並行して準備しましょう。
出典:千葉大学・2027年度園芸学部総合型選抜要項3・7〜8ページ
東京農業大学は、全体評定の数値要件を設けていません。調査書・自己推薦書・学科別事前課題と、口頭試問を含む面接で評価します。第一志望とし、一次合格後は二次を受験し、二次合格時に入学することが条件です。
出典:東京農業大学・2027年度総合型選抜全学部要項4・6〜8ページ
日本大学生物資源科学部では、一次の書類選考後、学科に関連する実験・実習・演習と発表・口述試問があります。バイオサイエンス学科等は1日の選考です。小論文も学科別なので、研究の関心と出願学科の内容を結びつけて準備します。
出典:日本大学・2027年度生物資源科学部総合型選抜要項1ページ
2027年度要項は今後の準備の比較例です。参加や資格に一律加点が付くという説明ではありません。2027年3月の発表・修了成果は2026年秋の出願へ遡って提出できません。夏までの活動も実際の提出期限に間に合う資料に限り、翌年度以降も見据えて研究を続けましょう。
高校1・2年から、名門理系大学へ
2026年度の京都工芸繊維大学工芸科学部応用生物学課程の学校推薦型選抜・一般プログラムは、受験者30人・合格者15人で実質倍率2.00倍でした。高校生企画の選考とは別の実績です。資格、本人の探究成果、教科学力を早めに育てることで、理系推薦にも進路の選択肢が広がります。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで研究への助言を推薦の実績へ育てる
スキルパスは、資格対策と実績の組み合わせ方、大学別の評価資料を熟知しています。参加できる企画の検討から、関連する生物・化学・統計・英語の学習、研究者へ聞きたい問いの整理まで支援を受けられます。
活動後は、本人の実験記録と助言を見直し、資料の比較、データの分析、考察を含む報告へ発展させます。志望理由書では残った研究課題と大学の学びを結びつけ、発表や口頭試問では、根拠や方法の変更を自分の言葉で伝えられるように準備します。
オンラインの個別指導で、資格、探究、大学別の書類・発表・面接まで徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


