生物が好きで、実際のデータを調べてみたい高校生に向けて、東京女子大学は「生物実験サマーコース」を実施しました。DNAを調べ、得られた情報をデータベースと照らし合わせる2日間の学習です。実験を体験した後に、自分の問いと考察を残すことが、推薦・総合型選抜に向けた準備につながります。

女子高校生が2日間、生命科学の実験と解析を体験

2026年度は8月25・26日に開催され、生命科学に関心のある女子高校生が参加しました。大学の学長や研究員、情報数理科学科の学生らが講師・TAとして学習を支えています。

初日はキャンパス内の植物や池の水など、3種類のサンプルを用いた実験に取り組みました。電子顕微鏡で観察し、NanoporeシーケンサーによるDNAデータ解析について、英語のマニュアルも読みながら学んでいます。

2日目はDNA配列データの特徴を確認し、データベースと照合して、樹木や水中の生物の特定を試みました。終了時には参加者一人ひとりに修了証が渡されています。2026年度は実施済みのため、次回の募集条件や日程は大学の新しい案内を確認してください。

出典:東京女子大学・2026年度生物実験サマーコース実施報告

「観察した」で終わらず、判断した根拠を残す

例えば、サンプルにどの生物が含まれるかを調べるときは、結果の名前だけでなく、どの特徴を手がかりに照合したかを記録する方法があります。想定と違う結果があれば、何が影響した可能性があるかを、教員の説明や参考文献と照らして考えましょう。

大学の機器で得た結果、教わった説明、自分で考えたことを分けると、実験で理解がどう変わったかを振り返りやすくなります。修了証と一緒に、目的・結果・自分の考察を説明できる記録を残すことが大切です。

生物・化学、統計、英語の学習を重ねる

生物や化学の検定学習は、DNA、細胞、物質の性質などの基礎を確かめる機会になります。統計検定の学習を加えれば、データの偏りやばらつき、比較に使うグラフを考えられます。

情報に関心があれば、公開条件の明確な生物データをPythonで整理し、種類ごとの件数や特徴を可視化することも発展例です。同じデータを別の分類方法で集計し、結果が変わる理由を調べる方法もあります。大学の実験を自宅で再現する必要はありません。

英語の資料を読んだ経験は、英検や技術英語の学習と結びつけられます。資格で学んだ内容を、実験の理解や自分の分析にどう使ったかまで説明しましょう。

生命科学の経験を生かして考えたい大学3校

大学・方式成果の生かし方と主な条件
千葉大学・園芸学部応用生命化学科/総合型選抜理科研究・科学技術に関わる活動参加を証明。高校卒業等の資格、共通テスト、入学確約が必要
東京薬科大学・生命科学部/研究型AO指導下で行った本人の研究へ発展させ、発表対象と照合。2026年3月卒業・2027年3月卒業見込み等、合格時入学確約が必要
東京農業大学・生命科学部等/総合型選抜全学部自己推薦書と学科別の事前課題で関心を具体化。2027年卒業見込み・2026年卒業等、第一志望・合格時入学が前提

千葉大学園芸学部の2027年度要項3ページには「セミナー・社会活動等に参加した者」とあります。大学等が主催する理科研究や科学技術に関わる活動の参加を示す資料と、学習した内容を整理する準備が考えられます。

応用生命化学科は書類・面接に加え、指定共通テスト5教科7科目の段階表示合計45以上、かつ化学・生物・外国語各7以上が最終合格の基準です。実験・探究の実績と基礎学力を並行して準備する必要があります。

出典:千葉大学・2027年度園芸学部総合型選抜要項3・7〜8ページ

東京薬科大学の研究型AOは、科学クラブや高校・大学教員の指導下で行った研究などを発表対象としています。体験で生まれた疑問を、指導を受けながら本人の研究課題へ発展させる道が考えられます。研究発表10〜15分、質疑応答10〜15分に加え、生物基礎か化学基礎の口頭試問があります。

出典:東京薬科大学・2027年度学生募集要項20〜22ページ

東京農業大学は、一次の調査書・自己推薦書・学科別事前課題と、二次の口頭試問を含む面接で評価します。全体評定の数値要件はなく、第一志望とし、一次合格後は二次を受験し、二次合格時に入学することが条件です。実験をきっかけに何を学びたくなったかを、志望学科の内容に合わせて伝えましょう。

出典:東京農業大学・2027年度総合型選抜全学部要項3〜8ページ

2027年度要項は今後の準備の比較例です。修了証や資格に一律加点が付くという説明ではありません。今後の成果は翌年度以降も見据え、実際の出願期限までに取り組んだ範囲で伝えることになります。

理系推薦には落ち着いた倍率の方式も

2026年度の京都工芸繊維大学工芸科学部応用生物学課程の学校推薦型選抜・一般プログラムは、受験者30人・合格者15人で実質倍率2.00倍でした。高校生プログラムの参加選考とは別の大学入試の実績です。資格、実験・探究、基礎学力を高校1・2年からそろえることで、名門理系大学も目標にできます。

出典:京都工芸繊維大学・2026年度入試情報(PDF14頁・印刷12ページ)

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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スキルパスで実験の学びを推薦の実績へ育てる

スキルパスは、資格対策と実績の組み合わせ方、大学ごとの評価資料を熟知しています。関心に合うプログラムへの応募準備から、生物・化学や統計、英語の学習まで、一人ひとりの進路に合わせて支えます。

活動後は、実験記録や本人の疑問を整理し、公開データの分析、図表、考察を含む報告へ発展させます。そこから大学で学ぶ必要性を示す志望理由書、研究発表、基礎事項の口頭試問へつなげる準備が大切です。

オンラインの個別指導で、資格学習から本人の探究、大学別の書類・面接まで徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。

千葉大学の志望理由書対策を読むスキルパスの理系特化推薦対策

東京薬科大学の志望理由書対策を読むスキルパスの理系特化推薦対策

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