文星芸術大学では、美術学部美術学科のデザイン・マンガ・総合造形の各専攻に応じて、制作や学修計画を説明する準備が必要です。総合型の探究活動型・体験授業型・オンラインと、公募型の学校推薦は、選考内容が異なります。
作品の完成度に加え、何を考え、どのように試して表現したかを説明しましょう。 好きな作品や将来像を挙げるだけでなく、本人の制作過程と大学で深めたい学びをつなげることが大切です。
この記事は2027年度の総合型と、公募型の学校推薦を紹介します。以下の質問・回答例は独自に作成した架空の練習用で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。
総合型の探究活動型・体験授業型
探究活動型は、参加した活動と作品を説明
探究活動型は、所定の国内の高校等の卒業・卒業見込み等の資格に加え、全体の学習成績の状況3.0以上、大学指定の探究授業・講習会への参加またはコンクールへの応募、専願・合格後の入学確約が条件です。
選考は、探究活動で制作した作品と探究活動シート40%、面接40%、調査書・提出書類20%です。面接には口頭試問を含みます。何に取り組み、どの部分を工夫し、参加後にどのような疑問が生まれたかを整理しましょう。
講習会やコンクールの作品には加筆できるものもあります。活動ごとに持参する作品・レポート等が異なるため、自分が参加した区分の指定を確認してください。2027年度の探究活動型は2026年9月26日に実施された日程です。
体験授業型は、制作・レポートと振り返り講評
体験授業型は、所定の国内の高校等の卒業・卒業見込み等の資格と、全体の学習成績の状況3.0以上が条件で、併願できます。体験授業の成果60%、振り返り講評30%、調査書・提出書類10%で評価します。
デザインと総合造形は、実技またはレポートを選びます。マンガは実技です。実技は課題説明30分・制作150分、レポートは課題説明60分・作成120分で、午後に振り返り講評があります。これを通常の面接だけの試験と混同しないでください。
Ⅱ期の出願は2026年11月9日から11月27日必着、試験は12月12日です。専攻・期によって課題内容が異なるため、当日の課題に合う用具と準備を確認しましょう。
総合型のオンライン|作品データと口頭試問
接続確認と作品提出も含む選抜
オンラインは専願で、合格後の入学確約と所定の国内の高校等の卒業・卒業見込み等の資格が必要です。作品データ50%、口頭試問を含むオンライン面接40%、調査書・志望理由書10%で評価します。2027年度は2026年10月17日に実施された日程です。
大学はMicrosoft Teamsを使用し、事前接続確認を行うとしています。自宅または在籍校で、試験中は本人だけが在室します。機器・カメラ・マイクに加え、イヤフォンまたはヘッドフォンが必要で、スピーカーは使えません。
専攻によって作品点数や内容が異なる
デザインは作品3点以上、または所定の地域に関するレポート、総合造形は点数自由の作品、または所定の地域文化に関するレポートで、両方の提出も可能です。マンガは完成作品20点以上で、マンガは1ページを1点として扱えます。
作品は本人が高校入学後に制作したものです。マンガ専攻には、二次創作やAIを使った作品を入れないこと、イラストの着色・背景等の条件もあります。専攻別の形式・内容・提出期限まで確認してください。
作品を選んだ理由と、修正の前後で何が変わったかも説明できるようにしましょう。 人に言われた感想と、自分が判断して直した点を分けると、本人の制作過程を振り返りやすくなります。
公募型推薦|学修計画書に基づく発表と質疑
対象は地域表現デザイン・地域文化創生の2分野
公募型は、デザイン専攻の地域表現デザイン分野、または総合造形専攻の地域文化創生分野を志望する人が対象です。全専攻・全分野の共通推薦ではありません。
2027年3月高校卒業見込みで、出身高校長の推薦、専願・合格後の入学確約、全体の学習成績の状況3.2以上、欠席日数20日以内が条件です。欠席には診断書がある場合の例外があるため、正式要項を確認してください。
1人約10分のうち、発表は約5分
当日は学修計画書に基づくプレゼンテーション約5分と質疑応答があり、面接全体で1人10分程度です。学修計画書30%、面接・発表と質疑40%、調査書・提出書類30%で評価します。
学修計画書には、高校での活動・経験や実績、志望理由と入学後の学び、卒業後のビジョンを含めます。作文タイプと視覚表現タイプの両方、またはどちらかで作成します。使わない様式も志望専攻分野と氏名を記入して提出する指定があります。
大学は質問内容の例として、志望理由と入学後の学び、卒業後のビジョン、デザインやアートと地域の関係等を示しています。以下の練習回答は、そのまま使う模範解答ではありません。本人の経験と、実際に調べた地域の事例で考えてください。
出願は2026年10月19日から11月13日必着、試験は11月19日です。学修計画書はA3の所定用紙で、提出する書類と当日に持参できる作品・記録を区別して確認しましょう。
質問例と回答例|制作・活動・学びを説明
質問1|文星芸術大学の志望専攻で何を学びたいですか
…(本人が関心を持った経験)…をきっかけに、…(実際の制作や調査)…に取り組みました。そこで…(まだ十分に表現できない点)…を感じ、大学の…(公式情報で確認した学び)…を通して理解を深めたいです。
専攻名と将来像だけでなく、なぜ大学でその学びが必要かを本人の経験で説明する練習です。
質問2|作品では、どのような表現を工夫しましたか
…(本人の作品)…では、…(伝えたい内容)…を表すため、…(構図・色・素材等の実際の工夫)…を試しました。…(修正前の課題)…があり、…(自分で変えた点)…を修正しました。
独自の練習例です。完成品の説明に加え、ラフや試作の段階で考えたことを振り返ってください。他人の作品や担当部分を自分の実績に変える必要はありません。
質問3|体験授業で、何を学びましたか
…(本人が体験授業で取り組んだ課題)…で、…(実際に試した方法)…に取り組みました。…(難しかった点)…があり、…(講評や制作を通して気づいたこと)…を、今後の制作でも確かめたいです。
体験授業型に向けた独自の振り返り練習です。まだ受けていない授業の内容を経験談として作らず、普段の制作でも同じ順序で振り返ってみましょう。
質問4|デザインやアートを地域とどう結びつけたいですか
…(本人が実際に調べた地域の事例)…から、…(自分が関心を持った課題や魅力)…を考えました。…(実際に試した表現や調査)…では…(分かったこと)…があり、大学でさらに学びたいです。
公募型等に向けた独自の練習例です。地域について調べた事実と、まだ実行していない提案を分けてください。地域の関係者が賛同した、といった実績を加える必要はありません。
質問5|コンテストや資格の学習から何を得ましたか
…(本人が実際に参加したコンテストや学習)…で、…(取り組んだ内容)…を学びました。…(講評・結果・学習で気づいた点)…を受けて、…(実際に改善したこと)…に取り組みました。
受賞や資格取得の有無にかかわらず、制作過程を振り返る独自の練習です。情報・色彩等の学習を説明する場合も、実際に理解した内容と作品との関係を話してください。資格による面接加点を一律に保証する例ではありません。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスの面接準備|実際の制作過程を言葉に
スキルパスでは、本人の関心に合う実績づくりから、志望理由書と面接の準備までを個別に支援します。本人が制作・調査した内容を整理し、作品や学修計画に基づく質疑応答を重ねます。
文星芸術大学では、作品・活動と、志望専攻で深めたいことをつなげましょう。 探究活動、体験授業、オンラインの作品データ、公募型の学修計画書を区別し、自分の選抜に合う準備が大切です。
公式資料
出願前に最新の公式要項で、対象専攻・分野、参加条件、評定、推薦・入学確約、必要様式、作品と用具、出願・提出期限を確認してください。


