鎮西学院大学の総合型では、課題レポートと個人面談、提出書類によって評価されます。公募制推薦には個人面接と課題作文があり、同じ準備だけでは十分とはいえません。本人の活動を振り返り、提出した文章の根拠を説明できるようにしましょう。
対象は総合社会学部の社会福祉学科、経済政策学科、多文化コミュニケーション学科です。以下の質問・回答例は独自の架空の練習用で、過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には本人の実際の経験を入れてください。学校推薦型は公募制推薦のみを扱います。
総合型の面談と、公募推薦の面接を比較
| 方式 | 面談・面接 | 評価と提出物 |
|---|---|---|
| 総合型選抜の総合型 | 個人面談1人30分程度 | 課題レポート・個人面談50点、提出書類50点、計100点。エントリー、面談、出願可否通知、本出願の順 |
| 総合型選抜のスポーツ特別 | 個人面談1人30分程度 | 課題レポート・個人面談50点、提出書類50点、計100点。競技実績や大学の出願許可等の条件あり |
| 学校推薦型選抜の公募制推薦前期・後期 | 個人面接1人20分程度 | 課題作文50点、個人面接50点、提出書類50点、計150点 |
総合型は、エントリーと本出願が分かれています。エントリー時には、課題レポート、志望理由書、活動報告書等の必要書類を確認してください。出願可否通知を受けた後、指定期間内の出願手続きが必要です。
公募制推薦の課題作文は、大学指定のテーマ・原稿用紙で作成し、鉛筆は使えません。課題レポートと課題作文では、用紙や提出方法の案内も異なるため、利用する方式の様式を確認しましょう。
出典:鎮西学院大学公式2027年度学生募集要項7~8・12・17~20ページ、出願書類一覧。
総合型は30分程度の面談、公募推薦は20分程度の面接です。提出したレポートや作文の内容を、自分の言葉で説明する準備が必要です。
課題レポートから、学科への関心を深める
総合型の課題レポートは学科別です。2027年度の公開課題では、各学科ともA~Cの3課題から一つを選び、800字以内で述べる案内となっています。希望学科の資料を読み、問いに答える文章を準備してください。
社会福祉学科には、少子化・高齢化を身近な出来事と関連付けて考える課題等があります。経済政策学科には、価格の変動、生成AIと働き方、まちづくり等の課題があります。多文化コミュニケーション学科では、観光、スポーツを通じた国際交流、多文化共生等が扱われています。
練習では、資料に書かれている事実、本人の経験、自分の意見を分けて整理しましょう。面談で理由を尋ねられたとき、文章をそのまま繰り返すだけでなく、具体的な場面や根拠を説明する練習が役立ちます。
手書きは指定用紙、パソコンで作る場合はA4縦用紙への横書き等の案内があります。課題の選択記号、希望学科、氏名も忘れずに確認してください。最新の課題と記入用紙は、公式の出願書類一覧から確認できます。
3学科の質問例と回答例
社会福祉学科:地域の活動から、どんな支援が必要だと考えましたか
……(本人が地域や福祉に関心を持った経験)……から、……(ボランティア・聞き取り・資料調査等)……に取り組みました。……(活動で最初の考えが変わった点)……を通じ、困っている人に何が必要かを本人の立場で考える大切さを学びました。大学では福祉の制度と支援の方法を学び、地域での暮らしを支える力を身に付けたいです。
社会福祉学科:学ぶ人の違いに、どう向き合いましたか
……(本人の学習支援・学校や地域での関わり)……では、……(同じ説明では伝わりにくかった経験)……がありました。……(伝え方や環境を工夫したこと)……から、相手の反応を確かめながら支える必要を感じました。大学では福祉と特別支援教育に関する学びを深め、一人ひとりに合った関わり方を考えたいです。
経済政策学科:地域の課題を、どのような根拠で考えましたか
……(本人が地域の商店・交通・観光等に持った疑問)……について、……(資料やデータの比較・聞き取り等)……を行いました。……(統計や簿記等の学習を通じて見直したこと)……から、便利さだけでなく、費用や継続の条件も考える必要を感じました。大学では経済・経営・地域政策を学び、人々の生活と事業の両面から地域の課題を考えたいです。
多文化コミュニケーション学科:異なる背景を持つ人と、どう協力しましたか
……(本人の外国語学習・交流・地域活動等)……では、……(伝わり方や習慣の違い)……がありました。……(英語等の学習や、相手の考えを確かめた経験)……を通じ、自分の常識を前提にしない大切さを学びました。大学では言語と文化を学び、相手の背景を理解しながら、地域や国際社会の課題に取り組みたいです。
統計検定や簿記、ITパスポート、英語資格等も、本人が実際に学んだ経験なら説明の材料になります。資格名に加え、何を理解し、どのような活動に生かしたのかを整理しましょう。これらの例を、そのまま出願条件や加点の一覧と考えないようにしてください。
本人の経験、課題について考えたこと、大学で学びたい内容をつなげると、志望理由に具体性が生まれます。
活動報告と、面談での説明をそろえる
活動報告には、成果だけでなく、本人の役割と工夫を具体的に残しましょう。共同の活動なら、自分が担当した部分、周囲と相談したこと、うまくいかなかったときの対応を振り返ると、説明しやすくなります。
スポーツ特別では、競技成績と大学での学びの両方を整理してください。対象競技は卓球、バレーボール、男子サッカーで、大学の出願許可や入学後の競技継続等の条件があります。学習成績の状況3.0以上は「望ましい」とされている条件です。大会実績等の要件も含め、公式要項を確認する必要があります。
面談練習では、「なぜその課題を選んだか」「資料から何が分かったか」「自分の考えにはどんな限界があるか」を確かめましょう。学科の名称や資格だけで志望理由を終えず、本人の活動から残った疑問を大学での学びにつなげてください。
スキルパスでは、本人の資格学習・探究・地域活動を振り返り、志望理由、レポート、面談・面接まで一貫して支援します。提出書類と話す内容をそろえ、取り組んだ経験を自分の言葉で説明できる準備を進めます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
2027年度の出願日程と、推薦基準の確認
公募制推薦前期は、出願2026年11月2日~6日必着、試験11月14日、合格発表12月1日の予定です。後期は出願12月1日~7日必着、試験12月11日、合格発表12月23日となっています。
公募制推薦は、学校長の推薦と卒業時期の条件に加え、社会福祉学科・多文化コミュニケーション学科は学習成績の状況3.2以上、経済政策学科は3.3以上の条件があります。面接時間とともに、希望学科の基準を確認してください。
総合型Ⅱ期は、エントリー2026年11月16日~27日必着、面談12月4日です。出願可となった場合の本出願は12月14日~18日必着、合格発表は12月23日の予定です。Ⅲ期・Ⅳ期もあるため、希望する期の日程と最新の受付案内を確認しましょう。
総合型は面談前の課題レポート、公募推薦は課題作文と活動報告を含めて、提出物の内容を説明できるように準備してください。
志望理由を整理する際には、次の記事も参考になります。


