崇城大学の面接対策は、志望学科と選抜方式に合わせて考える必要があります。探究活動の発表、芸術系の制作、薬学部のグループ面接では、求められる説明が異なります。本人の実績から、試した方法、分かったこと、大学で深めたい課題を整理しましょう。

工学部、情報学部、生物生命学部、芸術学部、薬学部を対象に、方式の違いと学科別の練習例を紹介します。質問・回答例は独自の架空の練習用で、過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には本人の実際の経験を入れてください。学校推薦型は一般公募制推薦を扱います。

方式ごとの面接・口頭試問・発表を比較

方式面接・発表等併せて確認する内容
探究活動プログレス選抜研究成果の発表10分、関連する口頭試問20分大学教員の研究支援を受けた人が対象。活動実績報告書による一次選考あり
探究活動アピール選抜研究成果の発表10分、関連する口頭試問20分探究や課題研究等の経験が対象。活動実績報告書・志望理由書による一次選考あり
専願志選抜面接15分程度・50点小論文60分・100点、数学・英語各30分・各25点。対象の体験プログラムへの参加等が条件
芸術学部AO選抜面接15分程度・50点英語30分・50点。対象の学科・コースの体験プログラム参加等が条件
芸術学部実技選抜面接10分程度デッサン300分・100点、出願書類等。事前にデッサン課題を公開
パイロット特別選抜二次選考の適性検査に面接を含む小論文、操縦適性検査、一次選考結果等。英語・身体検査の出願要件あり
一般公募制推薦:薬学部以外面接10分程度学科で指定された選択科目から1科目・60分・100点、出願書類等
一般公募制推薦:薬学部グループ面接10分程度・20点数学70分・100点、化学80分・150点、出願書類等

プログレス選抜は、工学部の航空整備学専攻・航空操縦学専攻と薬学部が対象外です。アピール選抜・専願志選抜も航空操縦学専攻は対象外で、薬学部には実施されません。芸術学部のAO・実技選抜とともに、志望学科で利用できる方式を確認してください。

薬学部の公募推薦では、面接の得点が50%以下の場合は不合格の対象とされています。筆記科目と面接の両方に準備が必要です。薬学部の離島枠も同じ科目・時間で、在学歴や卒業後の意思等の追加条件があります。

出典:崇城大学公式2027年度入学者選抜の実施要領一覧掲載の各方式の資料、学部・学科一覧。

探究型は10分の発表と20分の口頭試問、薬学部の公募推薦はグループ面接です。方式に合った練習が必要です。

探究発表では、成果と本人の役割を説明する

プログレス選抜では、大学教員の研究支援を受けた経験と、その研究を大学でも続けたい意思を整理しましょう。アピール選抜は、授業、探究、日常の疑問等から課題に取り組んだ経験を活用できます。研究発表の経験や、コンテストの規模の大きさは問われません。

発表練習では、課題を選んだ理由、方法、結果、考察、残った課題をまとめましょう。グループ研究なら、全体の成果と自分の担当を分けて説明する必要があります。発表内容に関連する20分の口頭試問を想定し、方法の理由や結果の限界にも答える練習が役立ちます。

物理・化学・生物の学習、数学・統計の検定、情報系コンテストや制作等も、本人の経験なら説明の材料になります。例えば情報オリンピックでの取り組みは、成績の名称に加え、自分が解けなかった問題をどう考え直したのかを振り返ってください。資格や大会の名称だけで出願条件・加点を判断せず、公式要項と照合しましょう。

学科・専攻別の質問例と回答例

機械工学科:作ったものを、どのように改良しましたか

……(本人の工作・設計・実験等)……では、……(思うように動かなかった部分)……がありました。……(物理や数学の学習を生かして変えた条件)……を確かめ、……(結果と残った課題)……が分かりました。大学では機械の仕組みや設計を学び、根拠を持って改良できる力を伸ばしたいです。

ナノサイエンス学科:材料の性質に、なぜ関心を持ちましたか

……(本人が素材や身近な現象に持った疑問)……から、……(化学・物理の学習や比較実験等)……に取り組みました。……(条件の違いで結果が変わったこと)……を通じ、見た目だけでは分からない構造や性質を学びたいと考えました。大学では材料を科学的に理解し、用途に合った性質を考えたいです。

建築学科:使う人の立場を、どのように確かめましたか

……(本人が建物や地域の空間に関心を持った経験)……について、……(観察・模型制作・聞き取り等)……を行いました。……(使う人によって違った意見)……から、形だけでなく、動線や安全、周辺環境まで考える必要を感じました。大学では建築を体系的に学び、人の暮らしに合った空間を考えたいです。

宇宙航空システム専攻:飛ぶ仕組みを、どう調べましたか

……(本人が航空や宇宙に関心を持ったきっかけ)……から、……(物理の学習・模型・資料調査等)……に取り組みました。……(予想と異なる結果を検討した経験)……を通じ、条件をそろえて確かめる大切さを学びました。大学では宇宙航空の仕組みを専門的に学び、設計やシステムへの理解を深めたいです。

航空整備学専攻:正確さと確認を、どのように意識しましたか

……(本人の制作・点検・共同作業等)……では、……(確認が必要になった場面)……がありました。……(手順や記録を見直した工夫)……から、小さな見落としを防ぐには個人の注意に加え、確認の仕組みが必要だと学びました。大学では航空機の構造や整備を学び、根拠を確かめて安全を支える力を身に付けたいです。

航空操縦学専攻:チームで正確に伝えるため、何を工夫しましたか

……(本人の部活動・共同活動等)……では、……(情報が十分に伝わらなかった経験)……がありました。……(報告や確認の方法を変えたこと)……を通じ、状況を短く正確に共有する大切さを学びました。大学では操縦に必要な知識と技能を学び、英語も継続して鍛え、安全を優先して判断できる人を目指したいです。

情報学科:制作や分析で、どんな課題を解決しましたか

……(本人が情報技術で改善したいと思ったこと)……から、……(資格学習・プログラミング・データ分析等)……に取り組みました。……(本人が実装し、試し直した部分)……を通じ、動作だけでなく、使う人やデータの扱いも考える必要を感じました。大学では情報の基礎から学び、課題に合った仕組みを考える力を伸ばしたいです。

生物生命学科:生物の働きを、どんな方法で確かめましたか

……(本人が生命現象に持った疑問)……について、……(生物・化学の学習や観察・実験等)……を行いました。……(比較の条件を見直したこと)……から、印象だけで結論を出さず、記録と根拠を確かめる大切さを学びました。大学では生物や生命の仕組みを学び、実験を通じて理解を深めたいです。

美術学科:表現を変えた理由を説明できますか

……(本人の作品の主題や制作のきっかけ)……を表すため、……(素材・構図・技法等で試したこと)……に取り組みました。……(鑑賞者の反応や自分の違和感)……から、……(修正した部分)……があります。大学では選んだコースの表現を学び、作品の意図と方法を深めたいです。

デザイン学科:誰に何を伝えるためのデザインですか

……(本人が伝わりにくいと感じた案内や仕組み)……について、……(観察・試作・反応の確認等)……を行いました。……(見やすさや使いやすさを改善した部分)……を通じ、自分の好みだけで判断しない大切さを学びました。大学ではデザインの基礎と表現を学び、利用する人の課題に応える方法を考えたいです。

薬学科:科学の学習を、人の健康にどうつなげたいですか

……(本人が薬や健康に関心を持った経験)……から、……(化学・生物の学習や探究等)……に取り組みました。……(資料や実験を通じて理解が変わったこと)……から、正しい情報を確かめ、相手に分かりやすく伝える必要を感じました。大学では薬学の基礎と専門を学び、根拠を持って人の健康を支えたいです。

本人の役割、試した方法、結果、残った課題を説明すると、実績と大学で学びたいことのつながりが伝わります。

芸術系・薬学部・航空系に合わせた練習

芸術系は、作品の完成形に加え、主題、素材や技法を選んだ理由、制作途中の修正を振り返りましょう。作品を持参・提示できるかは方式の案内に従い、練習では画像がなくても制作の意図を説明できるようにしてください。美術学科は日本画、洋画、アート・イラストレーション、3Dアートの志望コースに合わせた整理が必要です。

薬学部のグループ面接では、相手の話を聞き、自分の意見を簡潔に伝える練習が役立ちます。これは練習上の提案で、グループ討論の実施を示すものではありません。化学と数学の準備を並行し、志望理由を本人の経験から説明できるようにしましょう。

航空操縦学専攻のパイロット特別選抜は、操縦適性検査や面接を含む適性検査があります。一般の面接練習だけで対応できると考えず、公式に示された検査内容と出願要件を確認してください。

スキルパスでは、本人の資格学習・探究・制作を振り返り、志望理由、発表、面接まで一貫して支援します。大学ごとの方式と専門分野に合わせ、本人が実際に取り組んだことを説明できる準備を進めます。

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
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2027年度の日程と、現在準備できる方式

一般公募制推薦は、2026年10月28日~11月4日消印有効、試験11月15日、合格発表12月1日13時の予定です。薬学部以外と薬学部で科目・面接形式が異なるため、学科の要項を確認してください。すでに合格した人が利用するミライクチャレンジは、面接免除等の別の扱いがあります。

探究活動プログレス・アピール、専願志、芸術学部AOは、2026年10月17日実施の日程です。これらのエントリー・本出願は終了しているため、新規に出願できる日程と混同しないようにしましょう。パイロット特別選抜は、一次選考合格者に指定された11月1日~3日のいずれか1日に二次選考を受ける日程です。

芸術学部実技選抜の後期は、出願2027年1月7日~26日消印有効、試験2月8日、合格発表2月22日13時の予定です。公開課題と必要なデッサン用具を確認し、実技と面接を並行して準備してください。

薬学部の公募推薦は面接の得点が50%以下の場合、不合格の対象となります。筆記対策に加え、面接でも本人の考えを伝える準備が必要です。

志望理由を整理する際には、次の記事も参考になります。

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