獨協医科大学は、医学部の公募推薦がMMI方式、総合型が複数回の個人面接とプレゼンテーションです。看護学部の公募推薦も、書類や適性試験に加え、面接があります。学部・方式・出願対象を確かめ、本人の経験と医療職を目指す理由をつなげて準備しましょう。
以下は独自に作成した架空の練習用の質問・回答例です。大学の過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には、本人の実際の経験を入れてください。学校推薦型は公募制を扱います。医学部の総合型は大学での学修歴や研究経験等を条件とする方式で、高校卒業見込みだけで出願できる方式ではありません。
医学部のMMI・複数回面接と、看護学部の公募推薦
| 学部・方式 | 面接等 | 併せて確認する選抜内容 |
|---|---|---|
| 医学部・公募推薦(地域特別枠) | 2次でMMI。1室5分の独立した面接を5回 | 1次は書類審査、小論文、基礎適性の英語・数学 |
| 医学部・総合型 | 2次で15分の個人面接を4回、事前・当日課題のプレゼンテーション | 1次は適性試験、小論文、書類審査 |
| 看護学部・公募推薦 | 動機・意欲、態度、発言内容、コミュニケーション等を評価する面接 | 書類審査、英語・数学・国語の基礎学力を見る適性試験 |
医学部の総合型では、本人が作成した事前課題のスライドを使って5分間発表し、5分間の質疑応答があります。当日課題も別にあり、実施方法の詳細は1次合格発表時に案内されます。事前課題の形式だけで、当日課題の準備を済ませないよう注意してください。
出典:大学公式医学部公募推薦要項6~7ページ、医学部総合型要項12ページ、看護学部公募推薦。
医学部の公募推薦はMMI、総合型は個人面接4回と発表です。同じ面接として準備せず、方式ごとの形式に合わせましょう。
出願対象と、医療を学ぶ目的を確認する
医学部の公募推薦は地域特別枠です。卒業後に所定地域で医療に従事する意思、対象地域の高校や本人・保護者の居住歴、現役の卒業見込み、評定、学校長の推薦等の条件があります。入学後は地域医療に関する所定科目の履修も必要です。
医学部の総合型は、4年制以上の大学の卒業・卒業見込み、または大学在籍中で2年次までの課程を修了していること等が条件です。2027年4月1日現在で25歳以下、教育・研究機関等での研究経験などの条件もあるため、要項の出願資格をすべて確認してください。
| 準備する内容 | 本人が振り返ること |
|---|---|
| 医療職を目指す理由 | どの経験から、何を知りたい・学びたいと考えたか |
| 実際の学習・活動 | 本人の役割、方法、成果、うまくいかなかった点 |
| 他者との関わり | 異なる意見や相手の状況を受け、どう行動を見直したか |
| 大学で学ぶ必要性 | 今の経験だけでは分からないこと、専門的に深めたい問い |
出典:大学公式医学部公募推薦要項4~5ページ、医学部総合型要項9ページ。
医学部・看護学部の質問例と回答の組み立て方
医学部・公募推薦:地域の医療について、どんな疑問を調べましたか
……(本人が地域の暮らしや医療に関心を持った経験)……から、……(授業、資料調査、探究、地域活動等)……を進めました。当初は……(自分の捉え方)……でしたが、……(異なる立場の話や資料)……を知り、……(考えを見直した点)……がありました。大学で身体や医療の基礎を学び、地域で生活する人の状況を理解しながら医療に貢献する力を身に付けたいです。
生物検定、化学検定、統計検定や探究発表等の経験があれば、何を調べ、どこまで分かったかを説明しましょう。地域の課題を一つの原因で決めつけず、調べた対象や時期が限られている点も整理してください。
医学部・総合型:研究で身に付けた考え方を、どう医学につなげたいですか
……(本人が大学等で取り組んだ研究や学習のテーマ)……について、……(疑問と方法)……を考えました。……(本人が担当した分析や検証)……の結果、……(当初の予想を見直した点)……がありました。……(現在の専門だけでは十分に理解できない問い)……から医学を学ぶ必要性を感じ、これまでに培った考え方を生かして、研究と医療への理解を深めたいです。
論文や研究発表、資格学習等の実績は、研究全体の成果と本人の役割を分けて説明してください。結果に至る方法と限界を整理し、現在の専門から医学に進む理由を、実際の学修・研究経験に基づいて話す練習が大切です。
看護学部:相手を理解し、周囲と協力するために何を工夫しましたか
……(本人が看護や人の健康に関心を持った経験)……から、……(読書、授業、探究、学校や地域での活動等)……に取り組みました。……(相手の反応や周囲の意見)……を受け、……(本人が変えた関わり方)……がありました。大学で身体と看護の基礎を学び、一人ひとりの状況を理解し、周囲と協力して支えられる力を身に付けたいです。
生物検定、探究発表、委員会や地域活動等の経験がある場合は、本人が考えて行動した過程まで振り返ってください。手助けしたい気持ちと、相手が実際に必要としていることが同じかも考えてみましょう。
実績の結果に加え、本人の役割、根拠、見直した過程を説明すると、医学・看護を学びたい理由が具体的になります。
MMIとプレゼンテーションに合わせた練習
MMIに向けては、短い時間で状況を整理し、考えと理由を説明する練習が役立ちます。本人、家族、支援する人など、立場によって事情が異なる場面では、誰に何を確認する必要があるかも考えてみましょう。これは練習上の助言であり、実際の出題内容を示すものではありません。
医学部の総合型は、研究や活動の成果を発表する練習に加え、方法を選んだ理由や結果の限界について質問を重ねてください。スライドを読むだけで時間を使わず、要点と根拠を説明し、質問に応じて補う練習が大切です。
看護学部は、志望動機を長く暗記することに偏らず、質問を聞いて考えを返す練習を重ねましょう。適性試験の基礎学習と、本人の経験を説明する練習を並行して進めてください。
本文の資格やコンテスト等は実績の例であり、一律の加点対象という意味ではありません。医学部公募の英語資格・検定評価にも、所定スコアや有効期限等の条件があります。
スキルパスでは、本人の資格学習、探究、研究、学校や地域での活動を振り返り、書類と面接の準備を支援します。成果に至る過程を整理し、本人の言葉で説明する練習を重ねます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
2027年度の公募推薦の日程と出願条件
| 学部・方式 | 出願期間 | 試験日・合格発表日 |
|---|---|---|
| 医学部・公募推薦(地域特別枠) | 2026年11月2~9日、書類必着 | 1次11月14日、2次11月20日、最終合格発表12月1日 |
| 看護学部・公募推薦 | 2026年11月2~9日、必着 | 試験11月14日、合格発表12月1日 |
医学部公募は、現役の卒業見込みで全体の学習成績4.0以上等、看護学部公募は、現役の卒業見込みで3.5以上等が条件です。どちらも学校長の推薦と、合格した場合の入学に関する条件があります。医学部は地域条件も含めて要項を確認してください。
医学部公募の書類は、締切日17時以降には受理できないと案内されています。看護学部は入学願書の請求方法や提出書類を、公式ページで早めに確認しましょう。
2027年度の医学部総合型は、2026年9月5日に1次、9月18日に2次を実施済みです。これから出願する公募推薦の日程と混同しないよう注意してください。
学部と方式、出願対象、提出書類を確かめましょう。医学部の地域条件と、大学での学修歴を求める総合型は、別の条件です。
最新のお知らせは大学公式の医学部入試情報と看護学部公募推薦で確認してください。志望理由の整理は関連記事でも紹介しています。


