育英館大学の情報メディア学部では、総合型のAO・自己推薦と、公募の学校推薦型選抜で面接があります。いずれも学力を確認するための口頭試問を含むため、志望理由や活動実績だけでなく、学んできた内容を説明する準備も大切です。
制作や資格の名前に加え、本人が何を考え、どう取り組んだかを具体的に伝えましょう。 情報技術への関心を、実際の学習・制作と大学で深めたいことにつなげてください。
この記事は2027年度の総合型と公募推薦を扱います。以下の質問・回答例は独自に作成した架空の練習用で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。
総合型|AOと自己推薦の違い
AOは、講座・面接・課題レポートを経て出願
AOは、エントリー後にAO講座を受講し、面接と課題レポートの作成・提出を経て、出願許可後に正式な出願へ進む方式です。AO講座の受講は必須です。面接終了後に課題レポートを作成する流れも確認しておきましょう。
配点は調査書50点、活動報告書50点、課題レポート100点、面接・口頭試問100点の合計300点です。エントリーした人には担当教員による個別指導があります。
面接だけで評価が決まるわけではありません。講座や課題で学んだこと、自分で考えたこと、指導を受けて見直したことを区別して整理してください。
自己推薦は、活動報告書と面接・口頭試問
自己推薦は、活動報告書100点、面接・口頭試問100点の合計200点です。公式Q&Aでは、個人面接で行う予定と案内されています。
2027年3月31日までに卒業見込みで、課外活動等で顕著に活躍した人、または大学の教育内容を理解し、入学後も目的達成のために努力を続けられる人等が対象です。出願資格の各条件を要項で確認してください。
活動報告書の比重がAOと異なります。本人が取り組んだ内容と、そこから分かったことを説明できるようにしましょう。
公募推薦|面接・口頭試問と小論文
評定の条件と、選考の配点
公募推薦の推薦基準は、全体の学習成績の状況3.2以上で、人物・成績ともに優れていることです。高校の推薦や、卒業・卒業見込み等の出願資格も確認してください。
選考は、調査書50点、活動報告書50点、小論文100点、面接・口頭試問100点の合計300点です。公式Q&Aでは、個人面接とテーマ型の小論文を予定していると案内されています。
2027年度の試験日は、Ⅰ期が2026年11月15日、Ⅱ期が12月20日です。会場は稚内本校と京都キャンパスです。総合型・公募推薦には専願の条件もあるため、出願前に要項の記載を確認してください。
口頭試問に向けた学習の振り返り
要項には、面接に学力を確認する口頭試問を含むと記載されています。ただし、ここで確認した資料では具体的な出題内容や個人あたりの面接時間は明示されていません。「必ずこの問題が出る」と考えず、基礎学習を説明する練習を重ねましょう。
大学の入学者受入方針では、情報、数学、英語、国語等の基礎的な学習が求められています。授業や探究で使った考え方を、結論だけでなく理由や手順も含めて説明してください。
情報系の実績を伝える準備
作品の仕組みと、本人の担当
プログラム、Webサイト、ゲーム、映像等を取り上げる場合は、作品の目的と本人の担当を明確にしましょう。既存の素材やコードを使った部分と、自分で工夫した部分を分けてください。
動く作品を見せるだけでなく、仕組み、検証した結果、改善した点を説明する準備が大切です。 実測したことと予想を区別し、不具合や未完成の部分も把握しておきましょう。
資格・コンテストは、学びの説明と一緒に
活動報告書では、競技・コンクール・展覧会・資格取得等を多面的に評価します。公式Q&Aでも、取得した資格・検定等を活動報告書へ記載するよう案内されています。
ITパスポート、基本情報技術者、情報オリンピック予選Bランク等は、本人が実際に取得・達成した場合の経験例です。特定の資格や成績が全員に必須、または一つで活動報告書の満点が保証されるという意味ではありません。
何を学び、どんな問題を解き、どこで考え方を変えたかを整理してください。提出作品に個人情報を含めず、引用元や素材の利用条件にも気を配りましょう。
情報メディア学部の質問例と回答の組み立て方
質問1|育英館大学で学びたい理由は何ですか
…(本人が情報やメディアに関心を持った経験)…をきっかけに、…(実際に学習・制作したこと)…に取り組みました。…(試して分かったこと)…がある一方で、…(自分だけでは解決できなかった課題)…も残りました。大学で…(深めたい情報・メディアの学び)…を学び、…(本人が考える活用先)…について考えたいです。
大学名を入れ替えても同じになる志望理由ではなく、公式の教育内容を確認し、自分の関心との関係を具体的にしてください。
質問2|制作物の仕組みと担当を説明してください
…(作品の目的)…のために、…(制作したもの)…を作りました。私は…(本人が担当した部分)…を担当し、…(入力から処理・出力までの仕組み)…を工夫しました。…(実際のテスト)…では…(結果)…が分かりました。…(残った不具合や改善点)…は今後の課題です。
共同制作では、他の人の担当や既存の仕組みを自分の成果として説明しないでください。使った技術名だけでなく、どこで何のために使ったかを答える練習が役立ちます。
質問3|資格・競技の学習で考え方が変わった経験はありますか
…(本人が取り組んだ資格・コンテスト)…の学習で、…(難しかった問題や内容)…がありました。私は…(試した解法や調べ方)…を見直し、…(理解したこと)…を学びました。結果は…(実際の取得資格・成績)…です。この経験を、大学での学習や制作にも生かしたいです。
情報オリンピック等を話す場合も、成績名だけで終わらず、解法や改善の過程を説明しましょう。未取得・未達成の実績は加えないでください。
質問4|地域の課題に情報技術をどう生かしたいですか
…(本人が気付いた地域の困り事)…について、…(実際に調べた資料や観察)…から、…(分かったこと)…を知りました。…(本人の提案)…を考えていますが、…(利用者・費用・情報の扱い等の課題)…もあります。大学で技術と社会の両方を学び、使う人に合う方法を考えたいです。
技術を使えば解決できると決め付けず、誰がどのような場面で使うかを考えてください。調べた人数が少ない場合は、地域全体の意見とは分けて伝えましょう。
質問5|授業で学んだ内容を説明してください
…(本人が授業で学んだ内容)…は、…(自分の言葉で説明した意味や考え方)…です。…(実際に解いた問題や試した例)…では、…(考えた手順)…を使いました。…(理解が不十分な点)…については、…(復習している内容)…を確認しています。
これは口頭で学習内容を説明するための独自の練習例です。実際にこの質問が出ると示すものではありません。暗記した結論だけでなく、なぜそう考えたかを答える練習に使ってください。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスの面接準備|実績から、説明できる理解へ
スキルパスでは、資格・探究・制作等の実績づくりから、活動報告書や面接の準備までを一人ひとりに合わせて支援します。本人が行った工夫を振り返り、追加の質問にも答える練習を重ねます。
育英館大学では、受験方式ごとの配点と手続きを確認し、活動実績と基礎学習の両方を説明する準備が大切です。 AOは講座と課題レポート、自己推薦は活動報告書、公募推薦は小論文も含めて対策しましょう。
公式資料
出願前に、最新の公式情報で出願資格、受験方式、エントリーと正式出願の区別、提出書類、会場、当日の指示を確認してください。


