日本女子体育大学の面接は、スポーツ科学・ダンス・健康スポーツ・子ども運動の各学科で内容が異なります。発表がある学科と、実技・口頭説明を組み合わせる学科を分けて準備しましょう。
競技成績や活動名だけでなく、自分の経験をどう分析し、大学で何を学びたいかを説明する準備が大切です。この記事は2027年度の総合型Ⅰ期・Ⅲ期の公式情報と、学校推薦型の現行募集要項に基づくガイドです。後半の回答例は独自の架空練習で、公式過去問や合格者の回答ではありません。
総合型は発表・個人面接・実技を学科別に確認
総合型Ⅰ期は、次の試験を組み合わせて選考します。時間はいずれも要項の目安です。
| 学科・方式 | 口頭で行う試験と実技 |
|---|---|
| スポーツ科学科・総合型Ⅰ期 | エントリーシートに基づく口頭発表3分程度、個人面接10分程度 |
| 健康スポーツ学科・総合型Ⅰ期 | エントリーシートに基づく口頭発表3分程度、個人面接10分程度 |
| 子ども運動学科・総合型Ⅰ期 | 口頭試問を含む個人面接10分程度 |
| ダンス学科・総合型Ⅰ期 | ダンス創作力テスト1分、その表現に関する口頭説明1分、個人面接5分程度 |
| スポーツ科学科・アスリート選抜Ⅰ期 | エントリーシートに基づく口頭発表3分程度、個人面接10分程度 |
総合型Ⅰ期のスポーツ科学科・健康スポーツ学科は書類50点と発表・面接50点、子ども運動学科は書類40点と面接60点です。ダンス学科は書類10点・創作力テスト50点・口頭説明10点・面接30点です。スポーツ科学科のアスリート選抜Ⅰ期は、書類80点と発表・面接20点となっています。
Ⅲ期の公式概要では、スポーツ科学・健康スポーツ・子ども運動の3学科に、上記Ⅰ期と同じ発表・面接の時間と配点が示されています。ダンス学科はⅢ期の募集対象ではありません。Ⅱ期を受験する場合は、Ⅱ期の要項で対象学科・書類・試験内容を確認してください。
発表は資料に頼らず、口頭で行う
スポーツ科学科の総合型は、エントリーシートで選んだアスリート型、コーチング・教員志望型、スポーツ支援型、スポーツ探究型に応じた発表です。競技力向上だけでなく、指導・支援・科学的な探究への関心も整理できます。
健康スポーツ学科では、スポーツ教育・健康運動指導・スポーツマネジメントのテーマを選びます。発表はホワイトボード・タブレット・資料等を使わず口頭で行うため、スライドの読み上げとは異なる練習が必要です。
公募の学校推薦型は学科と推薦区分を分ける
ここでは、公募で出願する一般推薦・スポーツ推薦・ダンス推薦を扱います。学校長の推薦や第一志望等の出願条件に加え、学業成績や競技・舞踊実績の基準を確認しましょう。
| 学科 | 現行の学校推薦型募集要項にある試験 |
|---|---|
| スポーツ科学科 | 一般・スポーツ推薦とも、スポーツ歴の口頭発表3分程度と個人面接10分程度 |
| 健康スポーツ学科 | 一般・スポーツ推薦とも、スポーツ歴の口頭発表3分程度と個人面接10分程度 |
| 子ども運動学科 | 一般・スポーツ推薦とも、口頭試問を含む個人面接15分程度 |
| ダンス学科・一般推薦 | 口頭試問を含む個人面接5分程度、ソロによる自由演技 |
| ダンス学科・ダンス推薦 | 口頭試問を含む面接5分程度、書類審査 |
健康スポーツ学科の面接は、公式概要ページと募集要項に分数の違いがあります。本記事では、現在の学校推薦型募集要項にある10分程度を記載しています。受験前には最新の案内も確認してください。
ダンス学科の一般推薦の実技は、大学が用意した音楽を最初の約30秒間聴き、その後約3分間踊ります。総合型Ⅰ期の「創作課題を踏まえた1分間の実技」とは異なります。
一般推薦の評定平均は3.0以上です。ダンス学科はダンス経験も必要です。スポーツ・ダンス推薦には別途実績条件があるため、一般推薦と同じ基準だと考えないようにしましょう。該当する実績か判断できない場合は、要項に従い大学へ確認してください。
活動の成果と、自分が考えた過程を整理する
記録の変化から、取り組みを説明する
競技や練習を振り返る際は、目標、最初の課題、本人が試した工夫、確認した変化を整理してみましょう。チーム全体の成績と、自分が担当した行動は別の情報です。受賞や大会出場の名称だけでは、取り組みの過程は伝わりません。
学習の例として、統計検定で学んだことを練習記録の読み取りにつなげたり、生物検定の学習から身体への関心を深めたりすることも考えられます。これらは独自の学習例で、大学が指定する必須資格や加点条件ではありません。
指導・支援・子どもの活動も、相手の反応まで
他の人に教えた経験なら、相手の理解や反応をどう確かめ、説明をどう変えたかを振り返る練習が考えられます。子どもの運動への関心を話す場合も、本人が実際に見聞きしたことと、後から資料で学んだ内容を分けましょう。
ダンスでは、表現しようとした内容と、動きや構成を選んだ理由を説明する練習が考えられます。実技に関する専門指導と、面接・書類の準備は区別して進めてください。
エントリーシートや活動・実績記入書と面接の事実をそろえ、本人の役割・工夫・残った課題を説明できるようにしましょう。未経験の活動や、取得していない資格を加えることはできません。
面接・発表の質問例と回答の組み立て方
以下は独自に作成した架空の練習例です。出題予告ではありません。…( )…には本人の事実を入れてください。
質問1|なぜこの学科で学びたいのですか
…(実際の競技・活動・学習)…を通じて、…(本人の関心)…を深めたいと考えました。貴学の…(志望学科の公式情報で確認した学び)…を学び、…(取り組みたい内容)…について考えたいです。
大学名や学科名だけでなく、本人の経験との接点を説明する独自練習です。
質問2|練習や活動で、どんな工夫をしましたか
…(当初の課題)…に対して、私は…(自分で取り組んだ工夫)…を試しました。…(記録や観察で確かめたこと)…から、…(考えたこと)…を整理しました。まだ…(残った課題)…があり、さらに学びたいです。
結果を誇張せず、確かめられた変化と本人の解釈を分ける練習です。
質問3|選んだ発表の型・テーマと経験を結び付けてください
私は…(出願学科で選択した型・テーマ)…に関心があります。…(本人の経験)…で、…(課題)…を感じました。…(これまでの学習・工夫)…を踏まえ、大学では…(深めたいこと)…を学びたいです。
スポーツ科学科と健康スポーツ学科で選択内容を取り違えないための独自練習です。
質問4|相手に合わせて関わり方を変えた経験はありますか
…(実際の場面)…で、…(相手の反応)…に気付きました。私は…(確認したこと)…を踏まえ、…(説明や行動の変更)…を工夫しました。その経験から…(学んだこと)…を考えるようになりました。
指導者の資格や権限があるように装わず、本人が経験した範囲を説明する練習です。
質問5|その表現・方法を選んだ理由を説明してください
…(実際に選んだ表現・方法)…によって、…(伝えたかったこと・狙い)…を表したいと考えました。…(工夫した点)…がある一方、…(改善したい点)…も残りました。
制作や実践の意図を言葉にする独自練習です。実際の試験では、その場の課題と指示に従ってください。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
今後の日程とスキルパスの準備支援
総合型Ⅰ期・アスリート選抜Ⅰ期の試験は2026年10月11日に終了しています。学校推薦型の出願期間は2026年11月1〜9日〈郵送必着〉、試験日は11月15日です。入学検定料の最終支払期限は11月8日14時で、書類の必着期限より前です。
最新の募集要項は、日本女子体育大学の公式Web出願案内で確認できます。Ⅱ期・Ⅲ期を受験する人も、希望する期の最新要項と集合時間を確認しましょう。
スキルパスでは、本人の学習・活動を整理し、志望理由の説明や、口頭で考えを伝える練習を支援します。準備の進め方は、下のフォームからご相談ください。


