明治薬科大学の公募制推薦は、英語・数学・化学の適性検査に加えて、面接と書類審査で選考します。薬学科と生命創薬科学科では学ぶ目的が異なるため、どちらの学科を志望するのか、その理由から整理してみましょう。
明治薬科大学の面接は、志望理由書・推薦書と本人の経験を結び付け、薬学を学ぶ意欲を具体的に伝える準備が大切です。この記事は2027年度の公募制推薦を対象としたガイドです。後半の回答例は独自の架空練習で、公式過去問や合格者の回答ではありません。
公募制推薦の面接時間と選考内容
| 方式・学科 | 面接と選考の概要 |
|---|---|
| 専願制・薬学科〈6年制〉 | 適性検査、約15分の面接、書類審査。合格した場合は必ず入学する条件あり |
| 併願制・薬学科〈6年制〉 | 適性検査、約15分の面接、書類審査。他大学との併願が可能 |
| 併願制・生命創薬科学科〈4年制〉 | 適性検査、約15分の面接、書類審査。他大学との併願が可能 |
専願制と併願制の同時出願はできません。また、公募制推薦における両学科への併願はできません。方式名だけでなく、出願する学科まで確認してください。
面接と書類審査を合わせて40点
英語・数学・化学の適性検査は各60分、各100点です。これに面接と書類審査を合わせた40点を加え、合計340点で評価します。面接単独の配点が40点という意味ではありません。
化学の出題範囲は化学基礎・化学で、「高分子化合物」の章の範囲を除きます。一般選抜の科目や範囲を、そのまま公募制推薦に当てはめないよう注意が必要です。
出願資格の確認
対象は、日本国内の高校・中等教育学校を2026年3月に卒業した人、または2027年3月卒業見込みの人で、出身学校長の推薦等が必要です。評定平均値による成績要件は設けていませんが、調査書を評価しないという意味ではありません。条件全体は公式要項で確認しましょう。
薬学科と生命創薬科学科の志望理由
薬学科は医療の担い手としての関心を
6年制の薬学科は、医療の現場で活躍し、研究能力も備える薬剤師の育成を目指しています。薬や医療に関心を持ったきっかけから、何を調べ、どんな疑問が生まれたかを振り返ってみましょう。
薬剤師の仕事について調べた場合は、薬を渡す場面だけに限らず、薬の安全な使用や他職種との関わりなど、実際に学んだ内容を自分の言葉で説明する練習が考えられます。専門家としての診断や治療判断を、高校生の経験として語る必要はありません。
生命創薬科学科は創薬研究への関心を
4年制の生命創薬科学科は、創薬に関わる技術者・研究者等の育成を目指しています。物質や生命に関する疑問を、実験・読書・探究でどこまで考えてきたか、大学で何を深めたいかを整理してみましょう。
両学科の名称を入れ替えただけの志望理由にせず、本人が関心を持つ学びと、その学科の教育内容を確かめてください。
資格・探究・協働経験を面接につなげる
大学の入学者受入方針では、基礎学力に加え、自分で課題を見付けて考える力、他者に伝える力、協働する姿勢等を示しています。面接では志望理由書と推薦書に基づき、学習意欲や表現力、協働性等も確認します。
例えば化学検定・生物検定の学習で理解が深まった分野を、本人が行った探究や実験の考察に結び付けるのは、独自の準備例です。資格の取得を全員の必須条件や、所定の加点制度として案内しているわけではありません。
結果だけでなく、本人の工夫と考察を
実験で条件を変えた理由、資料を比較して疑問が残った点、グループで意見が分かれたときの対応を振り返ってみましょう。探究発表や科学系コンテストの経験があれば、結果に加え、本人の役割を説明する練習も考えられます。
出願書類に記載した事実と面接の説明をそろえ、経験から生まれた疑問を大学での学びにつなげましょう。受賞歴や資格を作ったり、他の人の成果を本人の成果として語ったりすることはできません。
面接の質問例と回答の組み立て方
以下は独自に作成した架空の練習例です。実際の出題予告ではありません。…( )…には本人の事実を入れてください。
質問1|なぜ明治薬科大学のこの学科を志望しますか
…(実際の学習・経験)…から、…(薬学・創薬に関する疑問)…に関心を持ちました。貴学の…(公式情報で確認した学科の学び)…を通じて、…(深めたい内容)…を学びたいと考えています。
学科の教育内容と本人の関心を結び付ける独自練習です。
質問2|これまでに、どんなことを調べてきましたか
…(本人が調べたテーマ)…について、…(実際に読んだ資料・行った実験)…を確かめました。…(確認できた事実)…が分かりましたが、…(残った疑問)…は、さらに考えたいと思っています。
資料の内容と本人の考察を分ける練習です。分からないことまで、分かったように説明しないでください。
質問3|資格の学習や探究で工夫した点を教えてください
…(実際の資格学習・活動)…では、…(難しかったこと)…がありました。…(本人が試した方法)…によって、…(確かめられた変化)…がありました。そこで学んだ…(考え方)…を、今後の学習にも生かしたいです。
化学検定・生物検定等の経験が実際にある場合も、名称だけで終わらせず、理解や行動を説明する独自練習です。
質問4|他の人と協力して取り組んだ経験はありますか
…(実際の活動)…で、私は…(本人の役割)…を担当しました。…(意見の違い・課題)…があったため、…(相手に確認したこと)…を踏まえ、…(自分の行動)…を変えました。この経験から…(学んだこと)…を考えるようになりました。
相手の考えを聞き、本人がどう行動したかを具体的に伝える練習です。
質問5|入学後は、どんなことを学びたいですか
これまでの…(本人の取り組み)…では、…(十分に理解できなかった点)…が残りました。大学では…(公式情報で確認した教育分野・学習内容)…を学び、…(さらに考えたい課題)…への理解を深めたいです。
将来の希望に加え、そのために必要な大学での学びを説明する独自練習です。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
出願日程とスキルパスの面接準備
2027年度の公募制推薦は、Web出願が2026年11月1日10時から11月7日23時まで、郵送書類は11月9日必着です。検定料の支払期限は原則出願から3日後の23時59分で、最終期限は11月7日23時59分です。Web登録の締切時刻と同じではないため、両方を確認してください。
試験日は11月14日です。面接は15時10分から18時の時間帯に、受験番号順で1人15分程度を予定しています。理科の試験後は、係員の面接に関する説明を受けるため、試験室で待機する指示です。
公式資料:明治薬科大学の学校推薦型選抜案内、2027年度入学者選抜試験要項。
スキルパスでは、本人の理科の学習・探究・活動経験を整理し、志望理由書と面接で根拠を伝える準備を支援します。適性検査の学習と面接準備の進め方は、下のフォームからご相談ください。


