日本体育大学の面接は、総合型の方式・学部によって個人面接、集団面接、プレゼンテーションに分かれます。学校推薦型のスポーツ推薦では、小論文と集団面接があります。
競技歴だけでなく、学習や活動を振り返り、志望学部で学ぶ理由を本人の言葉で説明できるようにしましょう。この記事は2027年度の公式募集要項に基づくガイドです。総合型は学部別選考・実技・基礎学力・全学併願基礎学力方式を中心に、学校推薦型はスポーツ推薦を扱います。後半の回答例は独自の架空練習で、公式過去問や合格者の回答ではありません。
学部別選考方式は面接の形式から確認する
| 学部 | 学部別選考方式の主な試験 |
|---|---|
| 体育学部 | 資料分析型の小論文60分、集団面接10分目安〈原則3人〉、書類審査 |
| スポーツ文化学部 | 個人面接10分目安、書類審査。武道教育学科は実技試験動画も提出 |
| スポーツマネジメント学部 | 一次は書類審査。二次はプレゼンテーション7分と質疑応答4分 |
| 児童スポーツ教育学部 | 小論文60分、集団面接10分目安〈原則3人〉、書類審査 |
| 保健医療学部 | 小論文60分、個人面接10分目安、書類審査 |
集団面接の人数は試験当日に変更される場合があります。また「集団面接10分目安」は、一人が10分ずつ話すという意味ではありません。実際の指示を聞き、質問に対応する練習を進めましょう。
エントリーシートは面接等の参考資料になります。学科の志望理由、入学後の計画、高校時代の活動を、書類と口頭で矛盾なく説明する準備が必要です。学歴・評定・入学確約等の出願条件も、希望する学科の要項で確認してください。
スポーツマネジメント学部は実践・研究を発表する
過去の取り組みと、その成果を具体的に
発表課題では、これまでに取り組んだマネジメントの実践または研究を扱います。実践なら直面した問題と改善のための行動、研究なら論点とデータを整理し、入学後に学びたいことや将来の関心につなげます。
対象となる経験には、学校の部活動・授業・行事・課外活動での企画運営や研究、地域のイベントやクラブ運営等があります。「マネージャーという役職だったか」だけでなく、本人が何を担当し、どう考えたかを振り返ってみましょう。
提出資料と7分の説明を一致させる
発表資料は表紙を含め7〜9枚で、出願時に印刷資料とPowerPointデータを提出します。二次選考では提出した資料を使い、発表7分の後に質疑応答4分があります。動画やアニメーションは使えません。
練習では、スライドに書いた数字の根拠、自分と他の人の担当、うまくいかなかった点を説明してみましょう。数値の見栄えを整えるために、調べていないデータを作ることはできません。
実技・基礎学力方式とスポーツ推薦の違い
| 方式 | 主な面接と併せて必要な準備 |
|---|---|
| 総合型・実技方式〈体育学部〉 | 原則5人の集団面接10分目安、所定の運動能力に関する実技、書類 |
| 総合型・基礎学力方式〈保健医療学部〉 | 個人面接10分目安、国語・数学・英語の筆記試験、書類 |
| 総合型・全学併願基礎学力方式 | 原則5人の集団面接10分目安、国語・英語各45分、事前課題等。武道教育学科は実技動画も提出 |
| 学校推薦型・スポーツ推薦 | 原則3人の集団面接10分目安、小論文60分、調査書・推薦書等 |
保健医療学部で学部別選考方式と基礎学力方式を併願する場合、面接は1回です。全学併願基礎学力方式でも、複数学科・コースを併願した場合の面接は1回です。受験数の分だけ面接を繰り返すとは限りません。
スポーツ推薦は競技実績の条件も確認する
スポーツ推薦には、原則として全体の学習成績の状況3.0以上、合格時の入学確約、入学後の競技継続等の条件があります。所定の期間内の国際・全国規模の大会出場や強化指定等の競技成績に関する基準もあるため、面接対策だけで出願資格を満たすわけではありません。
学習や探究を話す練習として、統計検定で学んだ内容を練習記録の読み取りに使った経験、生物検定の学習から身体や健康への疑問が生まれた経験等を整理することも考えられます。これらは独自の学習例で、競技実績の出願条件に代わる資格や、一律の加点資格ではありません。
書類に記した実績と本人の行動を分け、結果・工夫・残った課題を具体的に説明することが基本です。取得していない資格や経験していない活動を、回答に加えることはできません。
面接・発表の質問例と回答の組み立て方
以下は独自に作成した架空の練習例です。大学の出題予告ではありません。…( )…には本人の事実を入れてください。
質問1|なぜ日本体育大学のこの学部なのですか
…(実際の活動・学習)…を通じて、…(本人の疑問・関心)…が生まれました。貴学の…(志望学部・学科の公式情報で確認した学び)…に関心があり、大学では…(深めたい内容)…に取り組みたいです。
体育・文化・マネジメント・教育・医療のどの学びを志望するかを、本人の経験と結び付ける独自練習です。
質問2|活動で自分が担当したことを教えてください
…(実際の活動)…で、私は…(担当したこと)…を行いました。…(課題)…に対して…(自分の工夫)…を試し、…(確認できた結果)…となりました。活動全体の成果と、私自身の担当は…(具体的な区別)…です。
団体の実績を、そのまま全て自分の成果として話さないための練習です。
質問3|発表で示したデータから、何が分かりますか
…(実際に確認したデータ)…から、…(読み取れること)…を整理しました。ただ、…(比較条件・調査方法の限界)…があるため、…(言い切れないこと)…までは断定できません。さらに…(確かめたい点)…を調べたいです。
図や数値の意味と限界を説明する独自練習です。実際の課題の指示に従ってください。
質問4|学業と活動をどう両立してきましたか
…(本人が経験した忙しい時期)…には、…(時間の使い方・学習の工夫)…を行いました。…(うまくいかなかった点)…もあったため、…(変えたこと)…を試しました。入学後は…(学ぶ内容を踏まえた準備)…を大切にしたいです。
将来の予定だけでなく、これまで実際に工夫したことを説明する練習です。
質問5|取り組みを通じて残った課題は何ですか
…(実際の取り組み)…では、…(十分に解決できなかった点)…が残りました。…(これまでに調べたこと)…を踏まえ、大学では…(専門的に深めたい内容)…を学びたいです。
経験から大学で学ぶ必要性を説明する独自練習です。高校生の経験だけで、指導や医療に関する専門的な判断を言い切る必要はありません。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
今後の日程とスキルパスの準備支援
学部別選考方式の試験は2026年10月17・18日に終了しています。今後の主な日程は次のとおりです。
| 方式 | 出願・試験日程 |
|---|---|
| 学校推薦型・スポーツ推薦 | 出願2026年11月1〜4日〈消印有効〉、試験11月14日 |
| 総合型・全学併願基礎学力方式 | 出願2026年11月27日〜12月2日〈消印有効〉、試験12月12日 |
最新の出願条件・課題・受験会場は、日本体育大学の公式募集要項案内で確認できます。必要な筆記・実技の準備も、面接と並行して進めましょう。
スキルパスでは、本人の学習・活動を整理し、志望理由の説明や面接・発表で考えを伝える練習を支援します。準備の進め方は、下のフォームからご相談ください。


