結論:神戸市外国語大学を第一志望にすれば、併願を認める私立大学の総合型選抜・推薦入試と併願できます。
神戸市外国語大学の総合型選抜・学校推薦型選抜は、英語資格や国際交流の経験を、外国語・国際関係の学びにつなげられる入試です。総合型では体験授業をもとにレポートを作成し、推薦では日本語の小論文と面接に取り組みます。英語力と探究の実績を早めに準備し、私立の併願可能な方式も組み合わせると、第一志望を目指しながら進学先の選択肢を増やせます。
対象:2027年度学部入試/情報確認日:2026年10月2日/執筆・編集:スキルパス
神戸市外国語大学の総合型・推薦は併願できる?
できる:併願を認める私立大学の総合型選抜・公募推薦への出願。
できない:学校推薦型選抜で他の国公立大学の学校推薦型選抜へ重複出願すること、全国枠と神戸市内枠の併願、他大学への入学を確約する専願方式との併願。
注意:神戸市外国語大学に合格したら入学し、他大学の受験・手続は辞退する必要があります。学校推薦型選抜では共通テストへの出願と、合格後の指定科目の受験も必要です。
総合型・推薦ともに、合格した場合の入学確約が求められます。私立側が併願を認めていても、神戸市外国語大学への合格後に私立へ進学先を変更する計画にはできません。学校推薦型選抜の国公立大学への出願は、一つの大学・学部に限られます。

神戸市外国語大学|各方式の条件とスキルパス戦略
総合型選抜:語学・国際交流の実績と体験授業レポート
- 募集人員は合計30名。英米7、ロシア4、中国3、イスパニア3、国際関係11、第2部英米2名です。
- 2024年4月1日〜2027年3月31日の高校卒業・卒業見込みなどが対象。入学確約と、指定の英語外部検定試験の有効な4技能スコアが必要です。
- 志望理由書は800字程度。活動実績報告書と、その裏付け資料を提出します。活動の添付資料は全体で3点まで、1点につきA4片面1枚です。
- 二次選考は体験授業約50分、レポート作成120分、翌日の面接。レポート150点・面接150点・英語資格100点・その他の出願書類100点、計500点です。
スキルパス戦略:語学学習、交流、探究で「自分が何をしたか」を記録し、なぜその言語・地域を大学で学びたいのかまで説明できることが重要です。例えば、多言語の案内を比較し、表現の違いと利用者への伝わり方を調べる経験は、語学への関心と社会の課題を結び付ける材料になります。活動実績報告書は件数を増やすより、成果と自分の役割が伝わる資料を3点以内で選びましょう。
体験授業対策では、講義の主張と具体例を分けてメモし、根拠を踏まえて自分の考えをまとめる練習が欠かせません。120分のレポートは、授業の感想だけで終わらせず、問われた課題に答える構成を考えます。面接では志望理由と活動の過程を掘り下げ、問いに応じて説明する練習を重ねます。
2027年度総合型の出願は9月7日で終了しています。出願済みの人は10月24日・25日の二次選考に向けて準備しましょう。今から出願先を検討する人は、11月の学校推薦型選抜の要件を確認する必要があります。
学校推薦型選抜・全国枠:評定3.8と英語4技能を生かす
- 全国枠は合計26名。英米13、ロシア3、中国3、イスパニア2、国際関係5名で、第2部英米は対象外です。
- 2026年度中の高校卒業・卒業見込み、全体の学習成績の状況3.8以上、学校長推薦、入学確約が必要です。全国枠の校内推薦人数に制限はありません。
- 英語外部検定試験はCEFR B1以上が必要。英検は4技能CSE1950以上が参考基準で、受験級の合否ではなくスコアを用います。
- 提出できる英語スコアは2025年4月以降の受験分。大学入学共通テストへの出願も必須です。
- 日本語小論文は60分。英米・国際関係・第2部英米の面接は一部英語で実施します。
スキルパス戦略:英語資格の得点を伸ばしながら、日本語で根拠を示して論じる力を鍛えます。志望理由書800字程度には、関心を持ったきっかけ、取り組んだ経験、調べて残った問い、志望学科で深めたい内容をまとめましょう。英語面接の対象学科では、自己紹介の暗記だけでなく、活動について短く説明し、追加の質問に答える練習が必要です。
学校推薦型選抜・神戸市内枠:地域条件と校内選考を確認
神戸市内枠は25名で、英米9、ロシア2、中国3、イスパニア2、国際関係5、第2部英米4名です。全国枠の学力・英語・入学確約の条件に加え、神戸市内の高校の卒業・卒業見込み、または本人・保護者が2026年4月1日以前から継続して神戸市内に住所を有することが必要です。
高校からの推薦は、昼間の外国語学部が5名以内・1学科1名以内、第2部英米学科が2名以内です。全国枠と神戸市内枠は併願できないため、地域条件だけでなく校内推薦の状況も含め、早めに先生へ相談しましょう。
スキルパス戦略:神戸での多文化交流や外国語に接した経験を、地域紹介で終わらせず、言語・文化・社会について学びたい問いにつなげます。市内枠でも選考科目と学科別配点は全国枠と共通です。地域条件に該当することと、試験で示す内容の準備を並行して進めることが大切です。
学科別の配点に合わせた対策
- 英米・第2部英米:英語外部検定200点、小論文100点、面接100点、出願書類100点。英語資格の比重が大きく、英語での応答練習も重要です。
- ロシア・中国・イスパニア:英語外部検定100点、小論文100点、面接200点、出願書類100点。なぜその地域と言語を学ぶのか、調べた内容を具体的に伝えましょう。
- 国際関係:英語外部検定150点、小論文100点、面接200点、出願書類50点。国際的な課題を一つ選び、複数の立場と根拠を整理して、英語でも要点を説明できるように準備します。
学校推薦型はどの学科も合計500点です。英語が得意でも小論文と面接を後回しにせず、学科ごとの配点から準備の時間を考えましょう。
神戸市外国語大学を軸にした推薦併願校の選び方
外国語・国際系の学びが近い私立大学3校を比較し、関心のある言語や国際課題に合う大学をもう1校検討するとよいでしょう。英語の学習は共通して生かせますが、志望理由は各大学の教育内容に合わせて作り分ける必要があります。
総合型×理系×併願
複数大学を狙う最適戦略
- STRENGTH 01総合型選抜に特化
志望理由書・面接・小論文・実績作りまで、専門講師が一貫してサポートします。
- STRENGTH 02理系志望に最適化
プログラミング・データサイエンス・IT資格など、理系大学が評価する実績作りに直結します。
- STRENGTH 03複数大学を効果的に併願
出願時期・選考方式・必要書類を踏まえて、最適な併願プランを設計します。
第一志望を軸に、実績を生かせる大学を併願。大学ごとの出願条件・日程・評価内容を踏まえ、受験校と対策を一緒に決めます。
無料受験相談で戦略を相談する比較したい外国語・国際系私立大学3校
京都外国語大学:公募制推薦・併願
公募制推薦は併願方式です。英語70分100点とリスニング約10分20点の適性検査方式に加え、評定50点を加える評定plus方式があります。2026年11月20日・21日試験、12月1日発表、第一次手続12月14日、第二次手続2027年1月15日です。神戸市外国語大学の11月28日試験と重ならず、12月7日の結果を待って手続を判断できます。
龍谷大学:国際学部などの公募推薦・総合評価型
外国語や国際文化への関心がある人は、国際学部などの公募推薦・総合評価型が比較候補です。文系型は英語と国語で、英語資格を活用できる方式もあります。試験は2026年11月23日・28日・29日、発表は12月11日です。11月28日は神戸市外国語大学の推薦と重なるため、23日か29日の受験を検討しましょう。入学手続Ⅱの延納には申請条件があり、手続Ⅰまで不要になる制度ではありません。
神奈川大学:外国語学部の総合型・適性検査型
適性検査型は他大学と併願できる方式です。外国語学部では、英語の学習と国語などの基礎学力を生かして受験先を比較できます。2026年11月22日試験、12月1日発表、入学手続期限は12月14日で、神戸市外国語大学の推薦結果を待てます。英語資格を持っているだけで試験対策を省略せず、当日の出題範囲も確認しましょう。
推薦で、国際系の学びから検討したい大学
近畿大学:国際学部の公募推薦
近畿大学の推薦入試・一般公募は他大学との併願が可能です。国際学部の試験は2026年12月5日・6日、出願は11月28日消印有効まで、発表は12月16日、第一次または一括手続は12月24日です。神戸市外国語大学の12月7日発表より前に受験するため、第一志望に合格した場合は私立側の手続を辞退します。語学力を大学でどの分野に生かしたいか、出願時の事前課題にもまとめておきましょう。

2027年度の出願・発表・入学手続
- 総合型:9月1日〜7日17時必着出願、9月24日一次発表、10月24日・25日二次選考、11月4日最終発表、11月16日17時必着入学手続。
- 学校推薦型・全国枠と神戸市内枠:11月4日〜10日17時出願、11月28日試験、12月7日10時発表、12月21日17時必着入学手続。
- 推薦の提出書類は高校側で取りまとめて郵送するため、校内の締切も確認が必要です。
- 推薦では共通テストの出願が必要。合格後も国語・外国語・情報Ⅰに加え、指定された選択科目2科目を受験します。外国語は英米・国際関係・第2部英米では英語が必須です。
総合型の結果が出る11月4日から学校推薦型の出願が始まります。不合格の場合は、現役相当の卒業時期、評定3.8、CEFR B1、学校長推薦などの条件を満たすか確認し、学校推薦型への出願を検討できます。資格証明書や推薦書は直前では間に合わないことがあるため、あらかじめ準備しておくと安心です。
AI時代の推薦併願は、資格と活動実績が重要
英語資格と、自分で取り組んだ探究・交流の実績をそろえることが、書類と面接の説得力につながります。
語学のスコアに加え、何を調べ、誰と話し、自分の考えがどう変わったかを残しましょう。統計や情報の学習を、多言語の情報提供や国際社会の公開データを分析する活動へつなげる方法もあります。AIで文章を整えやすい時代だからこそ、本人の行動と考察が重要です。理系大学院講師が中心のスキルパスでは、実績作りから大学ごとの書類・レポート・小論文・面接まで支援します。
神戸市外国語大学の推薦併願でよくある質問
学校推薦型は、共通テストを受けなくてもよいですか?
いいえ。出願時点で共通テストに出願している必要があり、合格後も指定科目を受験することが条件です。12月に合格したからといって、1月の受験を取りやめることはできません。
英検2級に合格していれば推薦に出願できますか?
級名だけでなく、4技能のスコア、有効な受験時期、証明書の種類を確認する必要があります。推薦はCEFR B1以上が要件で、英検はCSE1950以上が参考基準です。従来型の一次試験だけでは4技能を満たしません。
市内枠と全国枠を両方受けられますか?
受けられません。両枠の併願は禁止されています。市内枠では学科ごとの校内推薦人数にも上限があるため、志望学科と枠を先生に相談しましょう。
公式募集要項・併願方式の確認先
神戸市外国語大学 2027学校推薦型選抜募集要項/2027総合型選抜募集要項
京都外国語大学 公募制推薦/龍谷大学 公募推薦/神奈川大学 適性検査型/近畿大学 推薦入試
推薦の併願対策は、実績作りからスキルパスへ
推薦入試では、大学で学びたい理由を支える実績が重要です。AIで文章を整えやすい時代だからこそ、資格の学習、探究の過程、自分で確かめた結果が面接での説得力につながります。理系大学院講師が中心のスキルパスでは、統計・情報の知識を使った実績作りから、大学ごとの書類・試験対策まで支援します。
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