長岡技術科学大学の学部第1学年の学校推薦型選抜では、個人面接で人物・適性に加え、数学などの基礎に関する試問を行います。高校の学科区分と志望分野によって、問われる科目が異なる点に注意が必要です。
制作や探究の説明と、必要な基礎知識を使って考える練習を並行しましょう。 志望動機を話せるだけでは、口頭での試問に十分対応できません。
以下は架空の練習用質問・回答です。実際の過去問や合格者の回答ではありません。本人の経験に置き換えて活用してください。この記事は学部第1学年入学の対策で、編入学試験とは別です。
出身学科・志望分野別の面接内容
学校推薦型選抜|小論文・面接・提出書類で評価
工学部工学課程の公募の学校推薦型選抜では、小論文、面接、推薦書・調査書の結果を総合して選抜します。共通テストは課しません。
小論文では、当日指定される課題について、出題の意図の理解や、文章の論理的な構成などを評価します。面接では、人物・適性とともに、出願区分別の科目の基礎を確認します。
工業等に関する学科・総合学科|分野別の試問
機械工学分野では、数学・物理・英語の基礎が対象です。電気電子情報工学分野では、数学と、電気回路またはプログラミングに関する基礎を確認します。
情報・経営システム工学分野では、数学と、工業・商業・情報に関わる情報技術・情報処理の基礎が対象です。
物質生物工学分野では、数学、出願時に選ぶ物理・化学・生物のいずれか、英語の基礎を確認します。環境社会基盤工学分野では、数学と、出願時に選ぶ物理または化学の基礎が対象です。選択後の科目変更はできません。
出身学科・履修内容によって、出願できる分野も異なります。面接の準備に先立ち、自分が該当する区分と選択科目を確認してください。
普通科・理数科等|数学・英語の基礎
普通科・理数科等の対象者は、数学・英語の基礎に関する試問を行います。この区分では分野を区別せず募集し、所属分野は入学後に決まります。
工業等に関する学科・総合学科向けの分野別試問を、自分にも同じように課される試験だと混同しないことが大切です。
長岡技術科学大学・2027年度第1学年学校推薦型選抜募集要項
実績を面接で説明するための準備
長岡技術科学大学は、技術・科学への関心、基礎学力、考えたことを表現する力、ものづくりや協働への意欲などを求めています。課題研究や制作では、本人が担当した工程と、工夫の理由を説明できるようにしましょう。
物理検定・化学検定・生物検定や情報オリンピックなどの学習経験も、志望分野に応じた説明の題材です。ここで挙げたものは、大学が定める必須資格・加点条件の一覧ではありません。資格名に加え、何を理解し、どのように使ったかを整理してください。
想定質問と回答例
質問1|なぜ長岡技術科学大学で学びたいのですか
…(本人の制作・探究経験)…に取り組み、…という課題に気付きました。改善のために…を試しましたが、…の理由は十分に説明できませんでした。
貴学で…の基礎と応用を学び、…を検討したいです。現在は…を学び、これまでの結果を確かめています。
技術への関心と、自分の経験から生まれた疑問を結び付けてください。
質問2|その計算・解き方を説明してください
…という条件から、まず…を使えると考えました。…と置くと、…という関係になります。
この方法が成り立つのは…の場合です。…が変わる場合には、…を確認する必要があります。現段階では…まで考えました。
数学などの基礎試問に向けた練習例です。公式の名前だけでなく、使える理由や途中の計算を説明しましょう。
質問3|制作・課題研究で、何を改善しましたか
…(本人の制作)…では、私は…を担当しました。最初は…という問題があり、…が原因だと考えて…を変えました。
…という条件で比較したところ、…が改善しました。ただ、…の場合は未確認です。変更した箇所と結果は…に記録しています。
本人の担当、比較した条件、確認できた結果を分けて説明してください。 他のメンバーの貢献まで、自分の実績に含めないようにしましょう。
質問4|使った技術や現象の原理を説明できますか
…には、…という仕組みがあります。私の制作・実験では、…という条件でその仕組みを使いました。
…の点は理解できていますが、…についてはまだ十分に説明できません。…を学び、条件を変えて確かめたいです。
分野別の試問に向けた架空の練習例です。物理、回路、情報処理、化学・生物など、自分の試験対象に合わせて練習してください。
質問5|英語を学習する中で、どのような工夫をしましたか
…(本人の学習経験)…で、…の理解に苦労しました。文の構造と…の用語を確認し、…という方法で読み直しました。
その結果、…まで理解できました。ただ、…はまだ自信がなく、…を復習しています。
英語の試問がある区分に向けた練習例です。資格の成績を伝えるだけでなく、基本的な語句や文の内容を自分で理解する学習が必要です。
本番前の練習と確認
数学などの問題は、考えた過程を声に出して説明する練習が役立ちます。小論文では、問いに答えているか、理由と根拠がつながっているかを確認しましょう。
出願区分・志望分野・選択科目に合った準備になっているかを確認してください。志望調書の内容と、面接で話す経験の整合性も大切です。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスの面接対策は実績づくりから
スキルパスでは、資格・探究・制作などの実績づくりから、出願書類と面接の準備まで一貫して支援しています。本人の取り組みを整理し、志望分野と方式に合わせた説明を練習します。
2026年10月22日時点の大学公式情報を基に作成。最新の募集要項と受験者への通知を確認してください。


