高田高校では、高田城址公園周辺の自然観察、地域企業の製品開発、大学での先端実験などを探究へ取り入れています。2026年公表の大学合格実績と令和7年度SSH報告から、身近な題材を研究の問いへ深める過程を紹介します。
2026年3月卒業生の四年制大学進学は199人。理数科のSSHでは、自然観察や基礎実験から課題研究、外部指導者を交えた中間発表へ進んでいます。
新潟県立高田高等学校の大学合格実績
対象は令和8年度=2026年度入試の学校全体の大学合格実績(2026年5月1日現在)です。
| 大学 | 現役合格 | 既卒を含む合格 |
|---|---|---|
| 新潟大学 | 24人 | 25人 |
| 金沢大学 | 13人 | 14人 |
| 富山大学 | 10人 | 12人 |
| 筑波大学 | 5人 | 6人 |
| 東北大学 | 5人 | 5人 |
| 東京科学大学 | 1人 | 2人 |
| 芝浦工業大学 | 9人 | 10人 |
| 東京理科大学 | 7人 | 7人 |
出典:新潟県立高田高等学校・令和8年3月卒業生の進路概況・大学合格状況。
合計欄は既卒を含む合格者数です。2026年3月卒業生の四年制大学実進学199人(国公立136・私立63)とは区別しています。
地元・近県の大学に加え、県外の理工系大学への合格も掲載されています。自分の研究をどの専門分野で深めたいかを軸に、大学の授業や研究室を調べてみましょう。
学校の合格実績と、これから出願する総合型・公募推薦の条件は別です。出願資格、提出できる研究資料、学力試験、合格後の入学条件を方式ごとに確かめましょう。
新潟県立高田高等学校のSSH探究・研究発表
以下は、令和7年度SSH報告にある理数科1・2年の実施内容をもとに整理した活動です。
| 活動名 | 対象・時期 | 公式資料で確認できる内容 |
|---|---|---|
| 自然観察と植物採集 | 理数科1年・2025年6月2日 | 上越教育大学の教員を講師に、高田城址公園周辺で自然観察・植物採集・同定と資料作成を実施。 |
| 上越サイエンススタディ・高大連携講座 | 理数科1年等 | 地域企業の製品開発を模擬体験する課題、大学教授の講義、遺伝子導入実験などを報告。 |
| 課題研究S中間発表会 | 理数科2年・2026年1月22日 | 外部指導者や他学年等を前にポスター形式で発表し、指導を受けた。 |
出典:新潟県立高田高等学校・令和7年度SSH研究開発実施報告書、科学技術振興機構・令和8年度SSH指定校一覧(2026年10月1日更新)。
同じ自然観察でも、分類の根拠や調べ方を示すと科学的な説明になります。企業や大学で学んだ方法のうち、課題研究へ実際に使ったものと、見学で知ったものを区別して振り返ってみましょう。
SSHの研究経験を、総合型・公募推薦に生かす
研究テーマの名前だけでなく、自分が考えたこと、確かめた方法、結果から分かったことを説明しましょう。
自然の調査では、観察地点・時期・標本の扱いを残しておきましょう。遺伝子導入などの先端実験を経験した場合も、操作の手順に加え、比較対象や結果を判断する根拠を説明できることが大切です。
グループ研究では、チーム全体の成果と、自分が担当した測定・解析・資料調査を分けておきましょう。結果が予想と違ったときに、どの条件を見直し、何を確かめ直したかも大切な説明材料になります。
志望理由書では、高校で取り組んだ問いから、大学で学びたい理論や研究方法へつなげてみてください。活動名に加え、自分が考え、試し、修正した過程を具体的に伝えることが大切です。
資格・コンテスト・探究を深める活動例
以下は、これからの学習や活動を考えるための例です。この学校の生徒が取得・受賞した実績を示すものではありません。
物理・数理
物理検定や数学・統計の学習に取り組むなら、探究で用いた式の前提や測定誤差との関係まで調べてみましょう。検定の成績と、実験や解析でその知識を使った経験を組み合わせると、学んだ内容が具体的になります。
化学・生命
化学検定・生物検定の学習を、反応の比較や身近な生物の観察へつなげる方法が考えられます。実験条件、安全への配慮、比較できるデータかどうかも記録しておきましょう。
情報・データ
情報オリンピックやデータ分析用のプログラム作りも、今後の活動候補です。処理の仕組み、動作確認、改良の理由まで説明できるようにしてみてください。ここで挙げた資格やコンテストは今後の例であり、学校の取得・受賞実績ではありません。
資格の取得や大会への参加で終わらず、学んだ知識を自分の研究や分析に使った経験まで整理することが大切です。
総合型・公募推薦を目指すための準備
志望する学部・学科の募集要項で、出願資格と評価内容を早めに確認しておきましょう。
| 確認したいこと | 準備のポイント |
|---|---|
| 出願資格 | 学科・課程、卒業年度、評定、履修科目、資格、学校長の推薦など |
| 学力の確認 | 数学・理科・英語、口頭試問・学力試験・共通テストの有無 |
| 研究や活動の資料 | 問い・研究方法・結果・考察、本人の役割、提出できる資料の範囲 |
| 志望理由 | 高校の研究で生まれた関心と、大学で学びたい授業・研究分野とのつながり |
| 日程と入学条件 | 出願期間、試験日、合格後の入学条件、他大学との日程 |
SSHでの活動だけで合否が決まるとは限りません。研究の説明と基礎学力、志望理由書・面接を合わせて準備してください。
次の3大学は、これから志望校を考えるための参考です。この学校の過去の進学先を追加しているものではありません。各大学の記事と募集要項を読み、自分の研究分野や出願条件との相性を確かめてください。
新潟県立高田高等学校のSSH活動と大学進学でよくある質問
大学での実験を経験しただけでも実績になりますか?
参加した事実は記せますが、何を理解し、その後の研究で何を確かめたかも大切です。研修参加と自分で設計した実験を区別して説明してください。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、研究経験を大学進学につなげる
高校で積み重ねた探究・研究を、大学で学ぶ理由と自分の強みとして伝えましょう。
スキルパスでは、理系・情報系の資格・コンテスト・探究などの実績づくりから、志望理由書や面接までをオンラインの個別指導で支援しています。全国どこからでも受講でき、一人ひとりの志望校と活動に合わせて徹底伴走します。
「研究のどこを強みとして伝えるか」「今の活動からどの大学・学部を目指せるか」といった相談は、下の無料受験相談フォームをご利用ください。


