横浜国立大学の面接対策は、教育・経済・理工・都市科学の総合型と、経営・理工の公募推薦で分けて準備する必要があります。志望理由の質疑だけでなく、数学・理科の考え方、課題の発表、グループ面接などを課す方式があります。

実績の名称を伝えるだけでなく、取り組みの理由・方法・結果と、大学で深めたいことを説明しましょう。 提出書類と面接の内容をつなげ、本人が理解していることを自分の言葉で示すことが大切です。

以下は練習用の架空の質問・回答例です。実際の過去問や合格者の回答ではありません。学校推薦型は公募の方式を扱います。

総合型選抜|教育学部・経済学部

教育学部は、高大接続活動と教員を目指す理由

教育学部の総合型には地域教員希望枠と専門領域枠があります。第一次選抜では書類、高大接続活動、小論文を評価し、第二次選抜で提出書類に基づく個人面接を行います。共通テストは課しません。

教職セミナー等の高大接続活動について、参加したという事実だけでなく、何に疑問を持ち、考えがどう変わったかを整理してください。地域教員希望枠の条件や、専門領域ごとの出願要件も確認が必要です。

専門領域枠の英語では面接の一部を英語で行います。社会では指定文献に関する質疑、数学では子どもたちが学ぶ算数・数学に関する質疑が加わります。音楽では聴音の実技、保健体育では提出した競技等の成果も評価の対象です。

経済学部は、面接の後にも最終選抜がある

経済学部の一般プログラムの総合型は、第一次選抜、第二次選抜、最終選抜の段階があります。志願者が募集人員の2倍を超えた場合、第一次選抜を英語資格・検定試験のスコアで行います。

第二次選抜は、自己推薦書などに基づく個人面接です。その後、第二次選抜の成績と共通テストの成績で最終選抜を行います。面接を通過すれば、それだけで最終合格になるわけではありません。

経済に関心を持った経験について、調べた資料、比較した対象、自分の考えとその限界を整理しましょう。身近な社会問題を、印象だけで説明しない練習が役立ちます。

総合型選抜|理工学部の口頭試問

材料工学と海洋空間のシステムデザイン

理工学部の総合型は、機械・材料・海洋系学科の材料工学教育プログラムと海洋空間のシステムデザイン教育プログラムが対象です。理工学部のすべての教育プログラムで実施するわけではありません。

書類審査を経て、複数の面接員による個人面接・口頭試問を行います。自己推薦書の説明、志望動機、学ぶ意欲等に加え、理工学的な考え方や、知識を他者に説明する力も評価します。最終合格者の決定には共通テストも用います。

実験・制作の説明と、高校の数学・理科を結びつける

材料工学では、数学や物理・化学等を使った考え方が問われます。海洋空間のシステムデザインでは、数学や物理等を使い、課題を広く捉えて説明する力が求められます。

例えば材料の比較実験なら、なぜその条件をそろえたか、測定結果をどう解釈したかまで説明しましょう。理科検定の物理・化学などの学習も復習の題材になりますが、資格取得だけで口頭試問に対応できるわけではありません。

総合型選抜|都市科学部の4学科

都市社会共生学科・環境リスク共生学科

都市社会共生学科は、自己推薦書と課題作文に基づく面接・口頭試問で、課題を考える力、論理的思考力、表現力等を確認します。環境リスク共生学科は、環境に関する社会的課題と志望動機等の質疑があります。いずれも最終選抜には共通テストを用います。

調査や実験の経験があれば、事実として確認できたこと、自分が考えたこと、他の立場からの疑問を分けて整理してください。結論を一つ覚えるより、追加の質問に応じて理由を説明する練習が大切です。

建築学科は、実技とグループ面接もある

建築学科は、第一次選抜に書類審査と造形に関する実技試験があります。第二次選抜には口頭試問による面接と、発表を含むグループ面接があります。共通テストは課しません。

建築学科を、志望理由を話す個人面接だけの方式として準備しないでください。 制作や観察の経験を説明する練習に加え、形や空間について考えを表す準備が必要です。

都市基盤学科は、課題の発表と質疑応答

都市基盤学科は、志望動機等の質疑に加え、物理的・社会的現象を対象にした課題の発表と、それに関する質疑があります。最終合格者の決定には共通テストも用います。

身近な道路、河川、防災等を題材にする場合も、現象の説明と、社会にとって望ましいと考える対策を区別しましょう。数値や図の意味を説明し、他の方法と比較する練習が役立ちます。

学校推薦型選抜|経営学部・理工学部

経営学部は、小論文と個人面接

経営学部の学校推薦型は、共通テストと教科・科目の個別テストを免除し、小論文・面接・書類を総合して評価します。個人面接では、志望動機、企業経営への関心、学問に対する姿勢などを確認します。

探究や活動で、組織の運営、商品・サービス、地域の事業等を調べた場合は、資料の内容と自分の考えを分けて説明しましょう。「経済学部の総合型と同じ選抜段階」とは考えないでください。

理工学部は、対象となる学科・教育プログラムを確認

理工学部の公募推薦は、化学・生命系学科と、数物・電子情報系学科の電子情報システム教育プログラムが対象です。化学・生命系学科は学科単位で募集し、所属する教育プログラムは入学後の履修状況等も踏まえて決定します。

共通テスト、推薦書、調査書、面接を用います。個人面接では、志望動機や分野への関心に加え、数学・理科・英語の基礎知識等も評価の対象です。

情報オリンピックやプログラミングの経験がある場合も、情報工学教育プログラムと電子情報システム教育プログラムを混同しないことが大切です。自分が出願できる区分と、学びたい内容の両方を確認してください。

横浜国立大学の2027年度募集要項一覧

実績を使った想定質問と回答例

質問1|なぜ横浜国立大学のこの学部・学科を志望するのですか

…(関心を持ったきっかけ)…から、…に取り組みました。…という結果を得ましたが、…については十分に説明できませんでした。

貴学の…で…を学び、…を確かめたいです。自分の経験と、…という教育内容がつながると考えています。

質問2|実験や制作では、何を根拠に判断しましたか

…(本人の実験・制作)…では、…をそろえ、…を変えて比較しました。…という結果から、…と考えました。

ただし、…の影響はまだ確かめられていません。理科検定等で学んだ…も復習し、次は…の条件を確かめたいです。

質問3|調べた社会問題について、別の見方はありますか

…(本人の調査・探究)…では、最初は…という対策がよいと考えました。しかし、…の資料から、…という負担があると分かりました。

…の立場と…の立場では重視する点が異なります。今は、…を比べるための情報がさらに必要だと考えています。

質問4|建築や都市の課題を、どのように考えましたか

…(本人が観察・制作した対象)…では、…の人が…しにくいことに気付きました。…を調べ、…という案を考えました。

ただし、…という条件では問題が残ります。見た目だけでなく、…という使われ方も確認する必要があります。

質問5|教職に関わる活動から、何を学びましたか

…(本人の高大接続活動等)…で、…という課題を知りました。私は…と考えていましたが、…という話を聞いて見方が変わりました。

子どもの…を理解するには、…について学ぶ必要があると感じました。貴学で…を学び、実践を振り返る力も身に付けたいです。

本番前の確認とスキルパスの面接対策

志望先の試験形式と、面接の後に共通テスト等の選抜があるかを確認しましょう。 同じ大学の総合型でも、学部・学科によって選抜段階や課題が異なります。

回答例は練習用です。本人が行っていない活動や取得していない資格を、自分の実績として述べないでください。大学の書類作成・AI利用の規定に従い、本人が考えた内容を本人の言葉でまとめることが大切です。

スキルパスでは、資格・探究・制作の実績づくりから、出願書類と面接の準備まで一貫して支援しています。活動の成果だけでなく、本人が考えた過程を振り返り、受験する方式に合わせた質疑応答を練習します。

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横浜国立大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

教育学部総合型選抜募集要項

経済学部総合型選抜募集要項

理工学部総合型選抜募集要項

都市科学部総合型選抜募集要項

経営学部学校推薦型選抜募集要項

理工学部学校推薦型選抜募集要項

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