法政大学の自己推薦・公募推薦は、学部や方式により筆記試験、面接、発表の内容が異なります。「法政大学の面接」とまとめず、出願する学科と方式を確認しましょう。

本人の経験・学力と、志望学部で学びたい内容を結び付けて説明することが面接準備の基本です。この記事は2027年度の公式募集要項に基づくガイドです。後半の回答例は独自の架空練習で、公式過去問や合格者の回答ではありません。

自己推薦・公募推薦の面接を方式別に確認する

次の表は、各方式の書類選考後に行う主な試験です。出願資格や提出資料は、それぞれの要項で確認してください。

学部・方式主な二次選考等
法学部国際政治学科・英語外部試験利用自己推薦オンライン面接。5分ほどの自己発表あり
文学部哲学科・自己推薦小論文60分、面接
文学部日本文学科・自己推薦国語75分〈古文・漢文・小論文を含む〉、面接
文学部英文学科・英語外部試験利用自己推薦面接。方式・内容は事前公表なし
文学部地理学科・自己推薦地理〈地理総合・地理探究〉の筆記、面接
経営・キャリアデザイン・現代福祉学部のグローバル体験公募推薦小論文60分、面接。対象学科は方式別要項で確認
国際文化学部・SA自己推薦、分野優秀者面接。方式・内容は事前公表なし
人間環境学部・自己推薦小論文・英語各60分、面接。所定の出願区分は英語免除
キャリアデザイン学部・キャリア体験自己推薦小論文、面接
キャリアデザイン学部・商業学科等対象公募推薦面接
GIS・自己推薦〈春入学S・A基準〉書類審査。対象者を指定して英語のオンライン面接を行う場合あり
スポーツ健康学部・自己推薦〈理数系〉スポーツ・健康領域の理数系総合問題60分、面接
スポーツ健康学部・自己推薦〈アスリート・トップアスリート系〉スポーツ・健康領域の小論文60分、面接。競技成績も評価
現代福祉学部福祉コミュニティ学科・まちづくりチャレンジ自己推薦小論文、面接
情報科学部・自己推薦数学90分、面接
理工学部・公募推薦書類選考後に面接。高校段階までの学習内容をその場で説明する場合あり

理工学部の公募推薦は、電気電子工学科・応用情報工学科・経営システム工学科・創生科学科が対象です。機械工学科まで同じ公募推薦を実施するわけではありません。

面接の分数や人数が公表されていない方式について、一律に「個人面接10分」等と断定することはできません。試験開始時刻や待機時間と、一人当たりの面接時間も区別してください。

オンライン面接・発表・非公表の方式を取り違えない

国際政治学科は、5分ほどの自己発表

法学部国際政治学科の面接はオンラインです。自己発表にPowerPoint等の発表ソフトは使えません。発表時の使用言語は日本語・英語の指定がありません。面接は日本語で行いますが、英語で質問され、英語で答える場合もあります。

練習では、本人の経験、国際的な課題への関心、志望する学びを、スライドに頼らず説明してみましょう。接続環境等の準備は、大学から届く案内に従ってください。

GISは面接が全員にあるわけではない

GISのS・A基準は書類に基づく選考で、必要に応じて大学が対象者を指定し、英語のオンライン面接を行います。面接を実施しない人でも合格する場合があると要項に明記されています。「面接の連絡がないから不合格」と判断しないようにしましょう。

非公表の方式を、経験談だけで固定しない

文学部英文学科、国際文化学部のSA自己推薦・分野優秀者は、面接の方式・内容を事前公表しないとしています。練習として書類や活動を説明することはできますが、それを大学の確定した質問や試験形式として紹介することはできません。

理系・活動型は、根拠と本人の役割を説明する

情報科学部は読書と数学の学習も必要

情報科学部の志望理由書は、学びたい内容に関連するISBN付き書籍を1冊以上読み、必要箇所を引用して作成する条件があります。読んでいない本の内容を挙げず、著者の主張と自分の考えを分けて説明する練習が考えられます。

数学の筆記もあるため、制作実績だけで準備を終えないことが大切です。英語外部試験の証明書も必要ですが、情報科学部では出願基準となるスコアは設けていません。別の学部の英語基準と混同しないようにしましょう。

理工学部は学んだ内容を、その場で説明する練習

理工学部の公募推薦では、面接中に高校までの学習内容について考えを組み立て、説明する場合があります。公式や結論だけでなく、なぜその方法を選び、どう確かめたかを言葉にする練習が考えられます。

例えば物理検定・化学検定・生物検定の学習や、情報オリンピック予選Bランク等の実績を話す人も、本人が取り組んだ問題・工夫・残った疑問を整理しましょう。これらは独自の学習例で、全学部共通の必須資格や合格を保証する条件ではありません。正式な資格・実績の条件は、出願方式ごとの要項を確認してください。

活動型・人文社会系も、経験を並べるだけで終わらない

留学、地域活動、商業分野の学習、探究や読書の経験は、何を行ったかに加え、本人が考えたことと学びたい内容まで整理できます。団体での成果と自分の担当、直接の経験と後から調べた情報は分けて説明しましょう。

提出書類の事実、活動・学習の根拠、面接で話す内容をそろえ、経験から大学での学びへのつながりを説明しましょう。未取得の資格や参加していない活動を、回答に加えることはできません。

面接・口頭説明の質問例と回答の組み立て方

以下は独自に作成した架空の練習例です。大学の出題予告ではありません。…( )…には本人の事実を入れてください。

質問1|なぜ法政大学のこの学部なのですか

…(本人の経験・学習)…を通じて、…(残った疑問)…に関心を持ちました。貴学の…(志望学部・学科の公式情報で確認した学び)…を学び、…(深めたい内容)…について考えたいです。

大学名だけでなく、学部・学科の学びと本人の関心を結び付ける独自練習です。

質問2|読んだ資料の内容と、自分の考えを説明してください

…(実際に読んだ書籍・資料)…では、…(著者の主張)…が示されていました。私は…(本人の経験・別の資料)…を踏まえ、…(自分の考え)…と考えました。ただ、…(まだ確かめられていない点)…は、さらに調べたいです。

引用・要約と本人の意見を分ける独自練習です。読んでいない本を取り上げることはできません。

質問3|その方法・解き方を選んだ理由は何ですか

…(実際の学習・制作の課題)…に対し、…(考えた方法)…を選びました。理由は…(条件や根拠)…です。…(検算・比較・動作確認等)…で確かめましたが、…(残った課題)…もあります。

答えだけでなく考えた過程を説明する独自練習です。実際の試験では、その場の指示に従ってください。

質問4|活動の中で、自分は何を担当しましたか

…(実際の活動)…で、私は…(担当)…を行いました。…(問題が起きた場面)…では、…(相手に確認したこと)…を踏まえ、…(本人が変えた行動)…を工夫しました。

活動全体の成果を、すべて本人の成果として話さないための練習です。

質問5|経験から、大学でどんな問いを深めたいですか

…(これまでの経験・探究)…では、…(十分に説明・解決できなかった点)…が残りました。大学では…(学びたい専門分野)…を通じて、…(深めたい問い)…を考えたいです。

将来像だけを述べず、過去の取り組みから学ぶ必要性を説明する独自練習です。

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
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受験前の確認とスキルパスの準備支援

試験日・会場は方式ごとに異なります。例えば2027年度の情報科学部自己推薦・理工学部公募推薦の二次選考は2026年11月29日です。GISのA基準で対象者に行うオンライン面接は12月6日となっています。これらの日程を、他の方式にも当てはめないでください。

理工学部の要項は2026年10月14日に集合時刻の記載が修正されています。過去に保存した要項だけで準備せず、受験票と最新の案内で確認しましょう。

最新の要項・必要書類は、法政大学の入試要項案内、自己推薦・公募推薦の公式一覧で確認できます。

法政大学の志望理由書例文も確認するスキルパスの理系特化推薦対策

スキルパスでは、本人の学習・活動を整理し、志望理由や考えた過程を面接で伝える練習を支援します。準備の進め方は、下のフォームからご相談ください。

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