安田女子大学で面接の準備が必要な総合型の選抜は「自己表現型選抜」です。「総合型選抜(専願)」「総合型選抜(併願)」は基礎学力調査と書類による選考で、面接はありません。名称が似ているため、まず受験する選抜を確かめましょう。

自己表現型選抜の面接では、自己推薦書や調査書を参考に質疑応答が行われます。資格やコンテスト、探究等の実績を、取り組んだ目的、本人の工夫、大学で学びたいことにつなげる準備が大切です。8学部18学科の質問例と回答例をまとめました。

以下は独自の架空の練習用の質問・回答例です。過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には、本人が実際に経験し、調べ、考えたことを入れてください。

自己表現型選抜と総合型選抜の評価方法

選抜面接の有無・内容他の主な評価
自己表現型選抜・専願12分程度の個人面接100点。学科の学びに関連する基礎的な素養、思考力、表現力等を問うこともある自己推薦書50点、調査書50点。書道学科は作品提出あり
総合型選抜・専願面接なし基礎学力調査200点、自己推薦書50点、調査書50点。書道学科は作品提出あり
総合型選抜・併願面接なし基礎学力調査200点、自己推薦書50点、調査書50点

自己表現型選抜では、書道・英語英米文学・公共経営・造形デザイン・生物科学・建築の6学科で、面接時間内に3分以内の「自由表現」を行うこともできます。実施するかどうかによる有利・不利はなく、面接の配点内で評価されます。

自由表現に取り組む場合は、志望学科の方針に沿って、創作物、企画や技能等の何を伝えたいかを絞りましょう。資料等は自分で準備する必要があります。全学科共通の必須プレゼンテーションとして準備しないよう、学科ごとの条件を確認してください。

面接対策が必要な自己表現型選抜と、基礎学力調査を行う総合型選抜を分けて、受験する方式に合う準備を進めましょう。

自己推薦書の実績を、自分の言葉で説明する

自己推薦書に記入した資格や受賞実績は、調査書への記載が必要です。結果を正確に整理した上で、学習や活動の過程を説明できるようにしましょう。書道学科は、提出作品の扱いも公式要項で確認してください。

例えば、検定の学習で苦手な分野をどう克服したか、探究で何を比べたか、制作でどこを改善したかを振り返ると、本人の取り組みが伝わります。共同作業の場合は、自分の担当と、他の人が担当した部分を区別することも大切です。

以下の資格や活動は、経験を振り返るための例です。特定の資格を取れば面接で所定の点数が加わると説明しているわけではありません。本人が経験した内容だけを、自分の回答に取り入れてください。

8学部18学科の質問例と回答例

文学部・日本文学科:作品や言葉を、どのように読み解きましたか

……(本人の読書や言葉への関心)……から、……(実際に作品や資料を比較した探究)……に取り組みました。……(漢字検定等の学習や発表)……も振り返り、……(言葉の背景や解釈に残った疑問)……があります。大学では日本の文学と言語を学び、根拠を示して文章を読む力を深めたいです。

文学部・書道学科:制作では何を意識して改善しましたか

……(本人が書に関心を持ったきっかけ)……から、……(実際の制作やコンクールへの挑戦)……を続けました。私は……(古典や表現を調べたこと)……を参考に、……(試作を比べて修正した点)……に取り組みました。大学では書の表現と背景を学び、自分の制作を深めたいです。

文学部・英語英米文学科:英語を学んで見方が変わった経験はありますか

……(本人の読書、交流や調査)……で、……(英語の資料と別の資料を比較した経験)……があります。……(英語資格等の実際の学習)……を生かす一方、……(表現の背景を理解する難しさ)……も感じました。大学では英語と文学・文化を学び、内容を丁寧に読み、自分の考えを伝える力を深めたいです。

教育学部・児童教育学科:子どもの学びを支えた経験を教えてください

……(本人の学習支援や地域活動)……で、……(実際に担当したこと)……に取り組みました。……(伝わりにくかった場面)……を振り返り、……(相手の様子に合わせた工夫)……を試しました。大学では教育を専門的に学び、子どもの考え方や状況を踏まえて学びを支える力を身につけたいです。

教育学部・幼児教育学科:子どもの姿から何を考えましたか

……(本人の子どもとの関わりや探究)……では、……(実際に観察し、記録したこと)……があります。私は……(相手の興味に合わせて変えた関わり方)……に取り組みました。大学では発達と保育を学び、遊びや生活を通した子どもの育ちを理解したいです。

心理学部・現代心理学科:人の行動をどう確かめましたか

……(本人が人の行動に関心を持ったきっかけ)……から、……(実際に調べた文献や資料)……を整理しました。……(統計検定等の実際の学習)……も参考にしましたが、……(自分の印象では説明できなかった点)……が残りました。大学では心理学と研究方法を学び、根拠を確かめて人の行動を考えたいです。

心理学部・ビジネス心理学科:人の選択と情報の伝え方をどう考えましたか

……(本人の販売、広報や企画活動)……で、……(実際に比較した伝え方や記録)……があります。……(自分が工夫した点)……を試しましたが、……(結果だけでは分からなかった理由)……も残りました。大学では心理学を学び、人の判断や行動を理解して、情報の伝え方を考えたいです。

現代ビジネス学部・現代ビジネス学科:企画でどのような判断をしましたか

……(本人の企画や販売活動)……では、……(実際に担当した役割)……に取り組みました。……(簿記等の実際の学習や記録の整理)……を参考に、……(条件を比較して決めたこと)……があります。大学ではビジネスを学び、人や資源を生かして活動を続ける方法を考えたいです。

現代ビジネス学部・国際観光ビジネス学科:地域の魅力と課題をどう調べましたか

……(本人の地域活動や観光への関心)……から、……(実際に調査・比較したこと)……を整理しました。……(語学や検定等の実際の学習)……も生かしましたが、……(訪れる人と暮らす人の見方の違い)……に気づきました。大学では観光とビジネスを学び、地域の生活も踏まえた交流のあり方を考えたいです。

現代ビジネス学部・公共経営学科:地域の問題にどう向き合いましたか

……(本人の地域活動や身近な疑問)……から、……(公開資料や意見を調べた経験)……があります。私は……(実際に比較し、提案したこと)……に取り組みました。大学では公共的な課題と、その解決を支える仕組みを学び、複数の立場を踏まえて考える力を深めたいです。

家政学部・生活デザイン学科:暮らしを見直す中で何を工夫しましたか

……(本人の衣食住への関心)……から、……(実際の観察、調査や制作)……に取り組みました。……(使う人の意見や条件)……を比べ、……(自分が改善した点)……があります。大学では生活を専門的に学び、使いやすさと暮らしの背景を踏まえて考えたいです。

家政学部・管理栄養学科:食と健康の探究で、何を確かめましたか

……(本人が食や健康に関心を持ったきっかけ)……から、……(実際に行った調査や比較)……があります。……(化学検定・生物検定等の実際の学習)……も参考にしましたが、……(条件や資料の限界)……がありました。大学では栄養を体系的に学び、科学的な根拠と生活への理解を深めたいです。

家政学部・造形デザイン学科:作品の意図と修正点を説明してください

……(本人の制作やコンテスト)……では、……(実際に伝えようとしたこと)……を基に作品を作りました。……(試作や他の人の意見)……を踏まえ、……(表現を修正した点)……があります。大学では造形とデザインを学び、意図を伝える方法と、制作を振り返る視点を深めたいです。

薬学部・薬学科:科学の学習から、どんな疑問を深めたいですか

……(本人が薬や健康に関心を持ったきっかけ)……から、……(実際に調べた文献や探究)……に取り組みました。……(化学検定等の実際の学習)……を参考にしましたが、……(仕組みを十分に理解できなかった点)……が残りました。大学では薬学を体系的に学び、科学的な理解と、安全に関わる責任を考える力を深めたいです。

看護学部・看護学科:相手の様子に合わせて関わった経験はありますか

……(本人の地域活動や人を支えた経験)……で、私は……(実際に担当したこと)……に取り組みました。……(相手の話を聞いて気づいたこと)……を踏まえ、……(関わり方を変えた点)……があります。大学では看護を学び、身体と生活を理解して、根拠に基づく支援を考えたいです。

理工学部・生物科学科:観察や比較では何を工夫しましたか

……(本人の生物への関心)……から、……(実際に続けた観察や調査)……に取り組みました。……(生物検定等の実際の学習)……を参考に、……(条件をそろえ、記録を比べた工夫)……があります。大学では生物科学を学び、探究で残った……(具体的な疑問)……を深めたいです。

理工学部・情報科学科:制作や競技で得た学びを、どう生かしたいですか

……(本人のプログラミングや分析)……では、……(実際に作ったものや解決した問題)……があります。……(IT資格、情報オリンピック予選Bランク等の実際の学習・成績)……を振り返り、……(解法や実装を改善した経験)……を整理しました。大学では情報科学を学び、仕組みを理解して技術を使う力を深めたいです。

理工学部・建築学科:建物や空間について、何を調べましたか

……(本人が建築に関心を持ったきっかけ)……から、……(実際の観察、調査や模型制作)……に取り組みました。……(物理検定等の実際の学習)……も参考にしましたが、……(安全性や使いやすさについて残った疑問)……があります。大学では建築を専門的に学び、構造と暮らす人の両方を考えたいです。

質問を聞き、根拠と本人の役割を説明する練習

面接では、自己推薦書に書いた経験について、なぜその方法を選んだのか、具体的に何をしたのかを説明する練習が役立ちます。活動名だけで答えず、目的、行動、結果、残った疑問の順に振り返りましょう。

学科の学びに関連する基礎的な素養等を問われる場合もあります。提出書類の言葉や、自分の探究で使った知識を、意味を理解して説明できるか確かめてください。分からない点まで知っているように話すより、理解している範囲と今後学びたいことを整理することが大切です。

資格や作品の結果に加え、自分が考えたこと、試したこと、学び直したいことまで説明できるようにしましょう。

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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2027年度の日程と、これからの準備

自己表現型選抜の面接は2026年10月3日・4日に終了しており、合格発表日は11月1日です。次年度以降の受験を考える人も、今回の方式の違いを準備の参考にし、出願年度の要項を確認してください。

面接のない総合型選抜の専願・併願は、前期が10月23日~11月7日出願、11月15日試験、11月21日合格発表予定です。後期は12月1日~14日出願、12月20日試験、12月25日合格発表予定です。出願登録は締切日18時まで、書類郵送は消印有効です。

スキルパスでは、資格やコンテスト、探究等の実績づくりから、志望理由書と面接まで支えます。実際の経験を振り返り、志望学科で学ぶ理由を具体的に伝える準備を進めましょう。

安田女子大学の自己表現型選抜は、本人の経験と志望学科の学びを結びつけ、質疑応答で伝える準備が大切です。

出典:安田女子大学公式2027年度選抜要項、入試制度、学部・学科紹介。

安田女子大学の志望理由書例文|総合型・推薦対策【2027年度】スキルパスの理系特化推薦対策

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