九州栄養福祉大学の面接対策では、食・健康・リハビリテーション・教育への関心を、本人の経験から説明することが大切です。総合型は課題と面談、公募推薦は小論文と面接があり、評価の比重も異なります。提出書類に書いた学習・活動と、学科で学びたいことを一緒に整理しましょう。
対象は食物栄養学部、リハビリテーション学部、こども教育学部の5学科です。以下は独自の架空の練習用の質問・回答例で、過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には本人の実際の経験を入れてください。学校推薦型は公募制を扱います。
総合型の面談と、公募推薦の集団面接を確認
| 方式 | 面談・面接の内容 | 合わせて準備すること |
|---|---|---|
| 総合型Ⅰ期 | エントリー・課題提出後に面談。面談50%、課題20%、書類審査30% | エントリーシート、志望理由書、活動報告書、調査書。内定後に本出願が必要 |
| 総合型Ⅱ期・Ⅲ期 | 出願後に課題を受け取り、提出して面談へ。面談50%、課題20%、書類審査30% | 調査書、志望理由書、活動報告書。課題の提出期限を出願期限とは別に確認 |
| 学校推薦型・公募制:前期/後期 | 書類審査50%、小論文40%、面接10% | 小論文60分。2問出題・各400字程度。学校長の推薦と学習成績等の条件を確認 |
公式Q&Aでは、学校推薦型の面接は受験生4~5人に対して面接者3人で行い、提出書類をもとに建学の精神や志望学科への適応性などを質問すると案内されています。公募推薦では、他の受験生と一緒に答える練習も役立ちます。
総合型の課題はレポート形式で、健康に関わること等がテーマです。面談では学習意欲、積極性、表現力等が評価されます。志望理由書と調査書は、面談・面接の基礎資料としても使われます。
出典:九州栄養福祉大学公式2027年度募集要項、総合型選抜要項、選考の配点、入試Q&A。
九州栄養福祉大学の面接・面談は、本人の経験から生まれた疑問と、志望学科で学ぶ理由がつながるように準備しましょう。
5学科の学びに、実績をつなげる
食物栄養学科では、食を通して人の健康や生活を支えることへの関心を整理しましょう。化学検定・生物検定の学習や、食に関する探究に取り組んだ場合は、どの知識を使い、何を確かめたかを説明できます。
食環境データサイエンス学科では、食環境と健康への関心に、情報・数学・統計の学びをつなげてください。統計検定やITの資格学習、情報オリンピックへの挑戦なども、本人が実際に取り組んだ内容に応じて話の材料になります。
理学療法学科・作業療法学科では、人の健康や生活を支える仕事に関心を持ったきっかけと、調べて分かった専門の役割を整理しましょう。こども教育学科では、子どもの反応や学習の違いに気付き、関わり方を工夫した経験を振り返ってください。
資格や大会の例は、出願資格や加点を示す一覧ではありません。本人の学習と活動を、志望分野への関心を説明する材料として使いましょう。
5学科の質問例と回答例
食物栄養学部/食物栄養学科:食と健康の関係を、どう学びましたか
……(本人が食事や栄養に関心を持ったきっかけ)……から、……(化学検定・生物検定の学習や食に関する探究)……に取り組みました。……(資料や記録を比較したこと)……を通じ、食事の選択には栄養の知識と生活への理解の両方が必要だと感じました。大学では栄養を科学的に学び、人の暮らしに合う支援を考えたいです。
食物栄養学部/食環境データサイエンス学科:食に関するデータを、どう読みましたか
……(本人が調べた食生活や食品に関するデータ)……について、……(統計検定の学習など)……を生かして比較しました。……(対象者や集め方による違い)……に気付き、数値だけで原因を決めつけることはできないと考えました。大学では食環境と健康、データサイエンスを学び、根拠と限界を確かめながら分析したいです。
リハビリテーション学部/理学療法学科:身体の動きや回復に、なぜ関心を持ちましたか
……(本人のスポーツや見学等の経験)……から、身体の動きや回復を支える仕事に関心を持ちました。……(物理・生物の学習や調べた内容)……を通じ、同じ動作でも身体の状態や生活によって課題が違うと知りました。大学では身体の仕組みと理学療法を学び、相手の目標を理解して健康な生活を支える力を付けたいです。
リハビリテーション学部/作業療法学科:生活の中で大切な活動を、どう考えましたか
……(本人が生活の不便さや支援について考えた経験)……では、……(本人にとって大切な活動)……に注目しました。……(見学・読書・探究等で理解したこと)……から、動作ができることに加え、本人が望む生活を理解することも大切だと感じました。大学では作業療法を学び、一人ひとりの生活に合う支援を考えたいです。
こども教育学部/こども教育学科:子どもの理解に合わせて、何を工夫しましたか
……(本人の学習支援や読み聞かせ等の経験)……では、……(子どもの理解や反応の違い)……がありました。……(教材や説明を変えたこと)……を試し、相手の反応を確かめながら進める必要を感じました。大学では子どもの発達と教育について学び、一人ひとりの成長を支える関わり方を考えたいです。
資格名や活動歴に加え、本人が調べたこと、工夫したこと、残った課題を伝えると、大学で学ぶ理由が具体的になります。
課題・活動報告書と、質問への回答をそろえる
総合型の活動報告書では、課題研究、生徒会・部活動、ボランティア、資格・検定、各種大会等の経験が活用されます。資格や入賞歴などを説明する資料があれば提出する案内もあるため、本人の実績を確認できるものを整理してください。
課題レポートは、調べた事実、参考にした資料、自分の考えを分けてまとめましょう。面談に向けては、なぜその資料を使ったか、ほかにどんな見方があるかを説明する練習も役立ちます。
公募推薦は、小論文と提出書類の評価も大きいため、面接だけに準備を偏らせないことが大切です。集団面接では、質問に対する自分の答えを先に示し、その理由と経験を簡潔に続ける練習をしましょう。
スキルパスでは、本人の探究・資格学習・活動の実績から、志望理由書、活動報告書、課題、小論文、面接まで一貫して対策します。本人の経験を確かめながら、学科で学ぶ理由を具体的にしていきます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
2027年度の日程と、出願前の確認
総合型Ⅱ期は、2026年11月2日~10日必着で出願します。課題は11月19日17時30分までに郵送必着または窓口持参で提出し、面談は11月21日、合格発表は12月8日の予定です。
総合型Ⅲ期は、12月1日~11日必着で出願します。課題は12月17日17時30分までに提出し、面談は12月19日、合格発表は12月25日の予定です。Ⅰ期の面談は10月3日に実施済みで、内定後の本出願は11月2日~9日です。
公募推薦の前期は、11月2日~13日必着で出願し、試験は11月21日、合格発表は12月8日の予定です。後期は12月1日~11日必着で出願し、試験は12月19日、合格発表は12月25日の予定です。公募推薦は学習成績3.3以上等の条件と学校長の推薦、合格した場合の入学条件を確認してください。
出願期限と課題提出期限を分け、提出書類、推薦の条件、面談・面接で話す経験をそろえて準備しましょう。
志望理由書の整理には、次の記事も参考になります。


