日本赤十字九州国際看護大学の面接対策では、赤十字の人道理念への理解と、本人の活動経験を看護の学びにつなげることが大切です。総合型は3分程度の活動紹介を含む個人面接、公募推薦は小論文と個人面接があります。将来像に加え、これまでの経験と入学後の学習計画を具体的に説明しましょう。
対象は看護学部看護学科です。以下は独自の架空の練習用の質問・回答例で、過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には本人の実際の経験を入れてください。学校推薦型は公募推薦型選抜と、その離島枠を扱います。
総合型の口頭発表と、公募推薦の個人面接を確認
| 方式 | 面接・発表の内容 | 合わせて準備すること |
|---|---|---|
| 総合型選抜 | 個人面接15分程度。入退室の移動時間を含み、活動紹介書に基づく口頭発表3分程度を実施 | 面接300点には活動紹介書等の出願書類の評価も含む。活動での役割、学びの計画、進路目標を説明 |
| 公募推薦型選抜 | 個人面接10分程度・100点 | 文献や資料を読み解いて論述する小論文60分・100点。調査書・作文・推薦書も総合して審査 |
| 公募推薦型選抜・離島枠 | 選抜方法は公募推薦型に準じる | 対象地域の高校等に関する条件と、離島医療への貢献意欲などを確認 |
総合型の口頭発表では、パソコン、模造紙、当日持参する資料・メモ等は使えません。面接者は出願書類を手元に持っているため、活動紹介書の中でも特に伝えたい内容を3分程度にまとめましょう。5分を超えると途中で中止される場合があります。
公募推薦では、学習成績3.5以上等の推薦基準と、学校長の推薦が必要です。離島枠は、対象となる高校や卒業時期等の条件も確認してください。各方式の合格した場合の入学条件も、出願前に確認が必要です。
出典:大学公式2027年度総合型選抜学生募集要項1~5ページ、2027年度公募推薦型選抜等の学生募集要項1~6ページ。
日本赤十字九州国際看護大学の面接は、本人の活動経験、人道への理解、大学で学ぶ理由をつなげて準備しましょう。
看護への関心を、本人の学習と活動から伝える
大学は、人間の尊厳と権利への理解、基礎学力、他者との関係、自分の考えを伝える力、国内外の保健・医療・福祉に貢献する意欲を求めています。看護職への憧れに加え、相手の立場を理解しようとした経験を整理しましょう。
総合型の活動紹介書では、中学校卒業以降の活動を扱います。赤十字・医療関連の経験、生徒会やボランティア、探究、クラブ活動、語学、各種資格等の区分があり、紹介できる枠は最大3つです。数を増やすことが、そのまま高評価につながるわけではありません。
生物検定・化学検定の学習、英語資格、健康や防災に関する探究・コンテスト等も、本人が実際に取り組んだ内容に応じて話の材料になります。活動紹介書のどの区分に当てはまるかを確認し、分野名・資格名だけでなく、学んだ内容と残った疑問まで説明してください。これらすべてに資格加点があるという意味ではありません。
看護学科の質問例と回答例
看護への志望理由:学習や経験から、どんな課題に気付きましたか
……(本人が看護や健康に関心を持ったきっかけ)……から、……(生物検定・化学検定の学習や健康に関する探究)……に取り組みました。……(調べたり人と関わったりして分かったこと)……を通じ、身体の知識と生活への理解の両方が必要だと感じました。大学では看護を科学的に学び、人の尊厳と希望を大切にする看護職を目指したいです。
活動紹介と協働:周囲と協力するために、何を工夫しましたか
……(本人の生徒会・部活動・ボランティア等)……では、……(意見や役割の違いによる課題)……がありました。私は……(担当した役割)……として、……(相手の話を聞き、方法を変えたこと)……に取り組みました。……(結果と残った課題)……を振り返り、大学でも異なる立場の人と協力して学ぶ姿勢を大切にしたいです。
国際・地域貢献:看護を通じて、どのように人を支えたいですか
……(本人の語学学習、地域活動、防災や国際課題の探究等)……では、……(文化や生活条件による違い)……を知りました。支援する側の考えだけで進めず、相手が何を必要としているかを理解することが大切だと感じました。大学では看護の基礎と人道の考え方を学び、……(本人が関心を持つ地域や課題)……に貢献するための力を付けたいです。
実績の紹介に加え、活動で担った役割と考えの変化を伝えると、大学で学ぶ理由が具体的になります。
3分の活動紹介と、質問に答える練習
総合型では、活動の目的、本人の役割、工夫、結果、今後の課題を短く整理してください。すべての活動を同じ詳しさで並べず、特に伝えたい経験を中心に3分程度で説明する練習が役立ちます。
提出した活動紹介書や証明資料の内容について、具体的に何をしたか、なぜその方法を選んだかを説明できるようにしましょう。口頭発表の後には、入学後の学びや学生生活、目指す看護職像、合格後から入学までの学習計画等についても質疑応答が予定されています。
公募推薦は、提出する志望動機の作文を自分の言葉で説明できるように準備してください。小論文では、資料の内容を正確に読み、自分の考えを根拠とともに述べる練習も必要です。
スキルパスでは、本人の探究・資格学習・活動の実績から、活動紹介書、志望理由、小論文、面接まで一貫して対策します。本人の経験を確かめながら、看護を学ぶ理由と学習計画を具体的にしていきます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
2027年度の日程と、出願前の確認
公募推薦型選抜と離島枠の出願は、2026年11月1日~6日です。必要書類の郵送は締切日消印有効で、インターネット出願の締切時刻も確認してください。試験は11月14日、合格発表は12月4日の予定です。
総合型の試験は2026年10月17日に実施済みで、合格発表は11月1日です。総合型と公募推薦では、発表の有無と面接時間が異なるため、受験する方式の指示に合わせて準備しましょう。
推薦基準、提出作文・活動紹介書、発表時の持参物の制限、出願期限を確認し、本人の経験から答えられる内容を準備しましょう。
志望理由書の整理には、次の記事も参考になります。


